【2020年11月】シドニーの新型コロナの状況について備忘録

新型コロナウイルス(COVID-19)に関して、11月に入ってかなり落ち着きを見せているシドニー。街は活気に溢れ、ほぼ普段通り(COVIDノーマル)の生活が戻って来ている状況です。このブログでは私の半径100m以内に限定したシドニーの様子を、コロナ関連のニュースを交えながら日記形式でご紹介します。

*これは12月1日(火)12:00am(シドニー時間)の情報です。個人的な備忘録としてゆるくご覧いただければ幸いです。

CONTENTS

11/1(日)オーストラリア全土で市中感染者数「0」を記録

遂にオーストラリア全土で市中感染者数「0」を記録!国レベルで0人はかなりすごい数字で、6月以来5ヶ月ぶりなんだとか。比較的緩めのロックダウンだったNSW州に住む身としては、かなり厳しいロックダウンを強いられていたVIC州の皆さんには「本当にお疲れ様でした」という感じです。(ただNSW州ではすぐ次の日にまた感染者が見つかりました)

シドニー・オペラハウス

2023年の再オープンに向けて、現在メインのコンサートホールを大規模改修工事中のSYDNEY OPERA HOUSE(シドニー・オペラハウス)。この日から「一部オープン再開」ということで外壁クリーニングをしている現場に遭遇しました。

シドニー・オペラハウス

オペラハウスを見学した際、外壁には「雨で洗い流される汚れが付きにくいタイル」を使っているという説明を受けたせいか、こうやって実際に清掃している現場を見るのは初めて。何だかちょっと可愛いです。

11/5(木)再度全土で市中感染者数「0」!

その後NSW州ではちょこちょこ新規感染者を小出しにしつつも、再度オーストラリア全土で「0」を記録します。因みにVIC州では新規感染者数や死者数「0」を記録した日に、同じ「O型」のドーナッツを食べてお祝いするという動きが。SNSにはドーナツの絵文字が並び、お店の棚からドーナツが消えたというニュースも。トイレットペーパーが無くなるより何だか微笑ましいです。

それと同時に毎年行われるLGBTQIのパレード「MRDI GRAS(マルディグラ)」がCOVID-19の影響で中止になり、代わりにシドニー・クリケット場で入場制限をしてのイベントになると発表されました。実は備忘録形式のブログを書き始めたきっかけが2020年のマルディグラだったので、まだまだこの状況は続いているんだなと実感。

確かに不特定多数の大人数が押し合いながら密集しているのを実際に体験しているので、残念ではありますが中止は致し方ないのかなという感じです。

11/11(水)戦没者追悼のRemembrance Day(リメンブランス・デー) 

この日は第一次世界大戦の戦没者を追悼する日「REMEMBRANCE DAY(リメンブランス・デー)」。シドニーの街中では献花の花「赤いポピー」が飾られ、胸にはポピーを付ける人達もいます。各地で式典や黙祷が行われ、オペラハウスには赤いポピーのプロジェクションマッピングが投影されました。

ジャカランダ

シドニーは初夏ということで、暖かく過ごしやすい日が続いています。紫色の花「ジャカランダ」も満開なので、週末のランチがてら、ランニングがてら、シドニー各地にジャカランダ・ハンティングに出掛けています。

11/18(水)SA州で7ヶ月ぶりに陽性者→SA州がロックダウンへ

アデレードのあるSA州で4月以来初めての新規感染者が発覚。当初3人だったのが瞬く間に20人近くまで増加‥‥ということで急遽ロックダウンが始まりました。NSWやVICとは違って(?!)SA州はずっと新規感染者「0」を記録していた優秀な州だったので、ただただビックリです。(その後の感染源発覚のドタバタ騒ぎも違った意味で大ニュースに)

マーティンプレイスのクリスマスツリー

実はこの数日後、取材ツアーでSA州へ行く予定だった私。もちろんそれも延期になりました。出張のための諸々の準備や入州のための書類を揃えていたので残念ですが、行ったところでシドニーに戻ってから隔離とかも嫌なので少しホッとしました。

シドニーの街は徐々にクリスマスモードに突入しています。NSW州で一番大きいと言われているMARTIN PLACEのクリスマスツリーも絶賛設営中です。

11/24(火)カンタス航空、国際線乗客にワクチン接種を義務付け?!

オーストラリア最大の航空会社「カンタス航空」のCEOが、国際線の乗客全員にコロナワクチン接種の義務付けを検討していることをアナウンス。まるでアフリカに渡航する時のイエローカード(黄熱病ワクチンの接種証明書)という感じです。

ボンダイビーチ

他の航空会社もこれに続く気もするので、「自由に海外旅行ができなくなっちゃうかも」とちょっと寂しくなりました。レストランでの食事などにも追跡アプリ登録や証明書が必要になったりすると、さすがにちょっと怖いです。

ボンダイ・マーケット

週末訪れたBONDI MARKET(ボンダイ・マーケット)でもSOCIAL DISTANCEはがっちり遵守、ということでストール間の通路を広げ、心なしか人もまばらな気が。観光客がいないせいもあるかもしれないけれど、活気もなくてちょっと寂しい印象でした。

11/28(土)シドニーでは40℃以上を記録 / オーストラリア博物館が再オープン

熱波の影響でシドニーは週末に熱波に襲われました。シドニー中心部で40℃超え(内陸ではもっと高い所も)ということもあって、外に出ると「暑さという見えない壁」で潰されそうな圧迫感を感じます。

オーストラリア博物館

この日はAUSTRALIAN MUSEUM(オーストラリア博物館)が1年の改装期間を経てこの日からリニューアル・オープン、ということで久々に訪れました。以前は入場は有料でしたが、今だけ期間限定でGeneral Admissionがフリーです。

旧館はに関してはほとんど変わらず、キレイになった新館でNature Photography of the year 2020の展示を見て、ホールで行われる恐竜パフォーマンスを楽しみました。とにかく暑かったので、クーラーが効いていて気持ちよかった〜。

11/30(月)8ヶ月ぶりに海外から留学生が入国

感染が拡大した3月以来8ヶ月ぶりに、アジア各国の留学生63人向けにNT準州の大学が試験的に一部国境を再開することに。ただ一般人に対しては依然国境は閉鎖されたままなので、いつ私が日本に帰れるのは未だわかりません。

ボタニックガーデンからのオペラハウス

ボタニック・ガーデンでは毎年行われるオープンエア・シネマに向け、客席の設置工事がスタート。ニューイヤー花火が終わってからの設営のところ、今年は花火が縮小したことを受けて早めに開始するそう。今年の花火の観覧は森林火災に貢献した消防士さんやコロナに対応した医療従事者など限られた人達のみになります。

シドニーのオープンエア・シネマ

通常1月スタートのオープンエア・シネマも、今年は12/15〜と早めのスタートだとか。ここは「WORLD’S MOST BEAUTIFUL CINEMA(世界で一番美しい映画館)」と言われるほどの眺望を持つ絶景スポット。屋外ということで開放感と安心感もあるし、今から何を観ようか楽しみです♪

以上、11月のシドニーの状況でした。それでは皆さん、引き続きStay Safe, Stay Healthyでお過ごしください。

PLEASE SHARE THIS POST ♡

コメントする

sixteen − 11 =

CONTENTS