シティと海の距離感が近く、都市と自然が共存する街シドニーでは、シティのビル群やサンセット、美しいハーバーを眺めながら食事ができるお店には困りません。
やっぱりシドニーに訪れたら眺めのいいレストランは外せない!ということで、今回はたくさんあるレストランの中でも、私が個人的におすすめしたいシドニーの絶景レストラン10選をご紹介します。
夕日とシティビューを楽しむ「The Butlers Potts Point(バトラー・ポッツポイント)」
シティの東側、Potts Point(ポッツポイント)にある「The Butler(バトラー)」は、崖から迫り出すテラス席からシティビューと夕日が楽しめる絶景レストラン。何を隠そう私の近所でもあるので、友人達と何度も訪れるほど私のお気に入りのお店です。
料理はイベロ・アメリカンをベースにしたモダン・オーストラリアで、食欲をそそるスパイシーなお肉料理やフレッシュなシーフードが楽しめます。バーのみでも利用できるので、人気のオリジナルカクテルを飲みつつ夕日を眺めるのもおすすめ。やっぱりここに訪れるなら断然夕方かな。
シドニーを360°見渡す「Henry Deane(ヘンリー・ディーン)」
シティビューとハーバービューのどちらも楽しみたい時は、Walsh Bay(ウォルシュベイ)にあるレストラン「Henry Deane(ヘンリー・ディーン)」がおすすめ。高台からハーバーブリッジやシドニー湾などの「ザ・シドニー」的な風景が360°楽しめてしまう唯一無二なお店です。
ガラス張りの店内からは、どこに座ってもパノラミックビューが堪能できます。ランチに訪れるのもいいし、サンセットの時間帯も外しがたい、もちろん夜景も素晴らしいので、昼夜問わずどの時間帯でも楽しめるお店です。ここに訪れたら、まずはテラスに出て乾杯ですね。
因みにここのお店は、以前コーディネート協力したANA「Travel and Life」の撮影ロケ地としても使用しました。私も後ろ姿だけ出演しています。
人気ビーチを一望「North Bondi Fish(ノースボンダイ・フィッシュ)」
シドニーの人気No.1のビーチ「Bondi(ボンダイ)」を一望するレストラン「North Bondi Fish(ノースボンダイ・フィッシュ)」。ボンダイビーチ全体を見渡しながら、海風感じる開放的な空間で絶品のシーフード料理が楽しめます。
ランチも気持ちいいけれど、サンセットの時間帯も捨てがたい。残念ながら方向的に夕日は見えないけれど、夕日に照らされてオレンジ色に変わっていく海もなかなか。ボンダイビーチ沿いに建つレストランは意外に少ないため、予約無しで行くと席の争奪戦が繰り広げられるのでご注意を。
フェリーに乗って小旅行「Watsons Bay Beach Club(ワトソンズベイ・ビーチクラブ)」
シティからフェリーで約20分のWatsons Bay(ワトソンズベイ)。桟橋の目の前にあるレストラン&バーが、「Watsona Bay Beach Club(ワトソンズベイ・ビーチクラブ)」です。シティからわずか数十分で、レトロでポップなビーチハウスが満喫できます。
ワトソンズベイ老舗のシーフードレストラン「Doyles(ドイルズ)」もいいけれど、シドニーらしい開放感を味わいたいなら断然ここ。シーフードプラッターに白ワインを飲みながら、海の向こうのシティに沈む夕日が一望できます。
マリーナでモダン中華「China Doll(チャイナドール)」
ロイヤル・ボタニックガーデンや州立美術館のすぐ裏にあるマリーナ「Finger Wharf(フィンガー・ワーフ)」は、実は人気レストランが軒を連ねるグルメスポット。その中にシドニー有数の人気チャイニーズレストラン「China Doll(チャイナドール)」があります。
コースメニューはもちろん、飲茶からアラカルトまで、どの料理もかなり美味しいです。目の前に停泊するクルーザー越しのボタニック・ガーデンの緑や、その向こうに広がるシティの夜景など、都会と自然の融合が楽しめるのもいい感じですね。
名門劇場併設のレストラン&バー「Theatre Bar(シアターバー)」
オーストラリアの名門劇団「Sydney Theatre Company(シドニー・シアター・カンパニー)」の劇場にあるレストラン&バー「The Theatre Bar at the end of the wharf(ザ・シアター・バー・アット・ジ・エンド・オブ・ザ・ワーフ)」。そ名の通り、ウォルシュベイ4/5番埠頭の突端にあります。
お隣のサーキュラーキーの喧騒とは打って変わって落ち着いたリラックス感がありつつも、窓のすぐ外にあるダイナミックなハーバーブリッジが楽しめます。カジュアルながらもメニューも豊富で、観光客も少なく、ゆったりとした時間が過ごせる穴場レストランです。
大人な雰囲気のホテルバー「The Gantry Restaurant(ガントリー・レストラン)」
同じくウォルシュベイの第1埠頭にある「The Gantry Restaurant(ガントリー・レストラン)」は、シドニー初の海上に建つホテル「Pier One(ピア・ワン)」併設のレストラン&バー。落ち着いたシックなインテリアの店内からは、ウォルシュベイの素晴らしい景色が楽しめます。
店内はレストラン・スペースとバー&ラウンジ・スペースがあり、コースメニューから軽めのカクテルまでシーンに合わせて利用可能。外の桟橋に広がるテラス席も開放感あっておすすめです。西向きの窓から水面にキラキラと反射する美しい夕日を眺め、美味しいお食事で1日を締めくくりましょう。
公園からシティを見上げる「Teracce on the Domain(テラス・オン・ザ・ドメイン)」
シドニーCBDのすぐ脇にある大きな公園「The Domain(ザ・ドメイン)」。その一角にカフェ、バー、レストランのある円盤型の建物「Terrace on the Domain(テラス・オン・ザ・ドメイン)」があります。近所に住んでいるので、朝ラン中にカフェでコーヒーを買ったり、夕方のお散歩でバーのハッピーアワーで軽く飲んだり、普段からよく利用しているお店です。
料理はイタリアンで、人気のピザはグルテンフリーも対応可能。ボタニカルなインテリアが可愛い円形の店内もいいけれど、個人的にはやっぱりテラスがおすすめ。都会に居ながらにして、ドメインの木々や、その向こうに見えるビルのスカイラインを眺めるのは最高です。
ローカルビーチの落ち着いた店「Ripples Chowder Bay(リプルズ・チャウダーベイ)」
湾内に大小様々なビーチが点在しているシドニーには、小さなビーチ沿いにも素敵なレストランがたくさんあります。「Ripples Chowser Bay(リプルズ・チャウダーベイ)」もその一つ。人気観光地タロンガ動物園の近くにある、ローカルなビーチChowder Bay(チャウダーベイ)の一角にあります。
観光客はほとんど見ないローカルっぽいゆったりとした空気感の中で、のんびり美味しいお料理が食べられます。シティからは若干離れているし、交通の便も若干悪いけれど、Uberを使ってでも訪れたいおすすめレストランです。
オペラハウスの麓にある「Opera Bar(オペラバー)」
最後にご紹介する「Opera Bar(オペラバー)」は、その名の通り「Sydney Opera House(シドニー・オペラハウス)」の麓にあり、ハーバーブリッジやシドニー湾の眺望が楽しめる超絶好立地にあるレストラン&バー。
「Australia’s Most Iconic Bar(オーストラリアで最も象徴的なバー)」と言われるロケーションは唯一無二で、ベタだけどシドニーの良さを存分に満喫できるお店として、在住者である私自身が何度も訪れる一押し店。食事をしなくても軽く飲んだりお茶したりと使い勝手もいいので、観光に訪れる際の空き時間に是非。
シドニーのレストランで絶景を楽しむ
他にもまだまだ景色のいいレストランはたくさんあるので、10個に絞るのでさえもかなり難しかったです。ただどのお店も「日本から友人が遊びに来たら必ず連れて行くリスト」に入っているお店ばかりなので、「シドニーで景色のいいお店に行きたいな」と思った時は是非参考にしてみてくださいね。