9月に入り一気に春めいて来たシドニーでは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大も徐々に収まりつつある気配さえも感じます。このブログでは私の半径100m以内に限定したシドニーの様子を、コロナ関連のニュースを交え日記形式でご紹介します。
*これは10月1日(木)12:00am(シドニー時間)の情報です。個人的な備忘録としてゆるくご覧いただければ幸いです。
9/1(火)シドニーは春に突入
気象学的に、オーストラリアは9月1日から「春」ということで、一気に街中が浮き足立った状態に。ただ気温的には朝晩はまだ全然涼しいので、プールで泳ぐほどでは無い感じです。9/1からオープンした近所の「ABC POOL」ですが、気温15℃なのに皆朝からガンガン泳いでいます。オージーの体感温度は本当にすごいです。
NSW州の新規感染者は8月末から10人前後を行ったり来たり。3月末の不要不急の外出制限も、現在はSocial Distancingさえ守ればOKなので、ほぼほぼ日常に戻っているような状況です。
9/2(水)スコモ首相、クリスマスまでに州境封鎖解除を示唆
まだ寒いな‥‥なんて思っていると次の日は気温が急上昇するなど、毎日着るものに困るシーズンです。今まで上着を着て出かけていた朝ランも、太陽が昇り始めると強い日差しのせいでTシャツをまくってもまだ暑いという日が増えました。
そんな中、SCOTT MORRISON(通称・スコモ)首相が「メルボルンも落ち着いて来たし、州境封鎖を解除してクリスマスは家族で過ごそう」と言及しますが、どの州の首相からも「まだ時期尚早」と一刀両断されます。
更に政府はGDPが前期より7%後退したことを発表。景気後退したことよりも「30年間で初めて」と言うことの方が逆にすごいですね。オーストラリア、恐るべしです。
9/6(日)メルボルンのロックダウンが延長 / 我が家はベランダでガーデニング
暖かくなって来たのでそろそろベランダガーデニングを、ということでMASCOTにある大きな園芸屋さん「FLOWER POWER GARDEN CENTRE」へ。今まで園芸関係はホームセンターのBUNNINGSで満足してたけど、緑といいお花といい道具といい、比べ物にならないくらいの充実ぶりです。
カンガルーの前足みたいな不思議な形のKangaroo Pawsは、オーストラリア原産の花で発色もキレイ。ベランダが小さいのであんまり大きな木は買えないけど、今はオリーブかレモンに心惹かれています。
メルボルンでは更にロックダウンが2週間延長されるそうで、海外では「オーストラリアは大変」と一括りに報道されているらしく、欧州在住の友人から「大変そうだけど大丈夫?」というメールが。NSW州はほとんど元通りの生活ができていますが、よく考えると完全に元には戻れないので、今となっては何をもって元通りなのかもうよくわかりません。
9/8(火)ロイヤル・ボタニック・ガーデンでカルガモに遭遇
朝ラン中にカルガモの親子の行列発見。日本でも見たことがなかったので、まさかシドニーで遭遇するとは思ってもみませんでした。ヒナがモフモフで想定以上に小さくて可愛い。春が来たなーという感じでちょっとホッコリしました。
因みにNSW州の感染者数は1ケタ代に。バスや電車などの公共交通機関に乗る際はマスクの着用を推奨されていますが、「義務」ではなくあくまで「推奨」。なのでまだまだ私の住むエリアやシティでは、マスクを着用している人は少ない印象です。
9/17(木)ボンダイ・ビーチは既に気温30℃越え
天気が良かったのでボンダイビーチへ。一時期の運動目的以外でのビーチ入場(日焼けや昼寝など)が禁止されていた時に比べたら人はいますが、ちゃんとSocial Distanceは取れている模様。ビーチの入り口には入場者数が書いてあり、因みにボンダイビーチの定員は6,000人だそう。
この日気温はどんどん上がり、今シーズン初の30℃超えを記録します。刺すような日差しとうだるような暑さの中、何故かチェスを講じる人が。気温の上昇と共に人の数も多くなって来た感じです。
9/20(日)シドニー・シティの歩行者天国プラン/我が家はベランピングでBBQ
シドニーCBDのBARRACK STREETなど一部道路を歩行者天国にして、近隣カフェやレストランのテラスにして地域を活性化させようと言う案が出ているとか。この辺りはビルに囲まれたビジネス街で、最近は路面電車のライトレールも通ってせわしないので、かなりいい案だと思います。
我が家では段々暖かくなって来たということで、ロックダウン期間中からハマっている「ベランピング」の一環で、ベランダでBBQが恒例行事に。今まではずっと寒かったので震えながら焼いていましたが、外で焼きながら食べられるようになったのはやっぱり「春が来た」ってことなんでしょうね。
9/27(日)フィットネス大国ならではのダンベル不足が続く
3月にジムがロックダウンでクローズしてから、ダンベルがスポーツ洋品店から消えたシドニー。我が家をジム化してから徐々に筋力が上がったのかいつものダンベルが軽く感じ、「そろそろ在庫もあるだろう」と近くのスポーツ売り場へ向かいましたが、まだまだダンベル不足は続いています。
9/30(水)シドニーの市中感染者数は0 / ニュージーランドからの渡航可能へ
この日までNSW州では市中感染人数は5日連続で0人に。10月中旬からはNSW州とNT(ノーザン・テリトリー)準州でニュージーランドからの観光客を受け入れる予定です。ただこれは一方的にオーストラリアから許可しているだけで、残念ながらニュージーランドにはまだまだ入れそうにありません。
そう言えば「オーストラリアには花粉症がない」という情報を時々に目にしますが、私は超絶花粉にやられています。今日は朝からランニングしたせいか、鼻水と涙が止まらず、ティッシュをほぼ一箱使い切りました。人目が気になるこのご時世、何となく外にいる時にクシャミとかズビズビ鼻水は垂らしたくないですよね。
ビクトリア州の感染者数も落ち着いて来たようだし、オーストラリアは徐々にではありますが元の生活に戻りつつあるのかなという感じです。これから初夏を迎え、花も咲き乱れる美しい季節になります。そんなシドニーの状況はまた来月。
皆さん、Stay Safe, Stay Healthyで。