ダーリングスクエアの鳥の巣ビル THE EXCHANGE(ザ・エクスチェンジ)| DARLING SQUARE

シドニー再開発計画の中の目玉プロジェクトであるDARLING SQUARE(ダーリング・スクエア)に、図書館やレストランなどが入るTHE EXCHANGE(エクスチェンジ)がニューオープン。個性的な外観の建物と有名店が軒を連ねるフードコートを少しだけご紹介します。

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隈研吾氏デザインのDARLING EXCHANGE

ダーリング・ハーバーとチャイナタウンの間に位置するDARLING SQUARE(ダーリング・スクエア)は、ここ数年シドニー・シティが力を入れている再開発エリア。そのプロジェクトの目玉とも言えるのが、日本人建築家・隈研吾氏が設計した複合ビル「THE EXCHANGE(エクスチェンジ)」です。

大きな高層ビルの谷間にひっそり佇む鳥の巣のような建物は、その独特な形から今ではダーリング・スクエアというエリア全体を象徴するアイコニックな存在になっています。

周囲を木の板がグルグルに巻かれたようなスパイラル状の建物は、全部で6フロアで構成されています。GFにはフードコート、1Fにはレストラン、3〜4Fにはダーリング・スクエア図書館、その上にはスタートアップの支援施設や保育所、セミナーやワークショップに使えるイベントスペースなどが入っているそうです。

フードコート「MAKER’S DOZEN(メーカーズ・ダズン)」

GROUND FLOORにあるフードコート「MAKER’S DOZEN(メイカーズ・ダズン)」は、その名の通り全部で12ものレストランやカフェが軒を連ねています。(2020年4月7日現在は11店舗)

入り口右手の「BOQUE by Tapavino(ボケ・バイ・タパヴィーノ)」はスペインのバルセロナにある市場「ラボケリア」にインスパイアされたタパス・バル。左手にはサスティナブルなシーフード料理の「FISH & CO(フィッシュ & コー)」があります。どちらもガラスに囲まれた、日の光が差し込む明るい雰囲気です。

シドニーならではのテラス席もしっかり完備しています。天気が良い日なんかはお昼からワインを飲んで、のんびりランチなんて気持ちよさそうです。

中に入ると上の階にあるレストラン「XOPP」が吹き抜け越しに見えます。そこまで広くはありませんが、狭いながらも高い天井のある開放的な空間です。

バーがあるボトルショップ「BUCKET BOYS(バケット・ボーイズ)」

今回私が気になったのは、ビール好きの旦那オススメのボトルショップ「BUCKET BOYS(バケット・ボーイズ)」。元々はインナーウェストにあるMARRICKVILLEのクラフトビール工場兼バーなんだそうです。

クラフトビールを中心に、冷蔵庫にズラリと並ぶカラフルなビールは圧巻です。ラベルがオシャレなものが多いので、味がわからなくてもお持たせやギフトにジャケ買いしたくなる可愛さです。日本でお馴染みのクラフトビール「COEDO」もありました。

ボトルショップとしての面積は若干狭めですが、バーカウンターもしっかりあって20種類のビールをタップでオーダーすることもできます。このビールは季節ごとに入れ替わるそうなので、訪れる時期によって違うものが飲めるのも楽しみです。

取り扱うワインはオーストラリア産のインディペンデントなワイナリーから取り寄せたもので、サリーヒルズにある人気の蒸留所BRIXのラムを始め様々なスピリッツも扱っているそう。

今回は近くにいあるパブでビールを飲むことを決めていたので訪れませんでしたが、次回は是非カウンターでお薦めのクラフトビールを試してみたいです。

シドニーの新しいグルメスポット「ダーリング・スクエア」

他にもタピオカ屋さん「BUBBLE MINI」やインスタ映えするケーキで有名な「SAGA LITE」などの有名店が軒を連ねています。ただ賃料が高いのか(定かではありませんが)以前あったお店がサラッと無くなっていたりもするので、実力店がしのぎを削っているエリアなんでしょうね。

ダーリング・スクエアにはTHE EXCHANGE以外にも、エリア内にカフェやレストランがたくさんあります。今まではHAY MARKET辺りを訪れた場合、ご飯は中華などアジア系になることがほぼ決定でしたが、今度からは他にも色々選択肢ができいたので楽しみです。

THE EXCHANGE

1 Little Pier St, Haymarket NSW 2000
TEL:07-4493-7738
OPENING HOURS:お店により異なるので、各ホームページ等でご確認ください。



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