自社でコーヒー豆を焙煎する、こだわりロースタリーカフェが多いシドニー。中でも注目エリア「ダーリングスクエア」にある「エディション・ロースターズ(Edition Roasters)」は、和モダンな雰囲気が素敵な人気カフェです。
エディション・ロースターズ(Edition Roasters)
Edition Roasters(エディション・ロースターズ)は、現在絶賛再開発のダーリングスクエア(Darling Square)の一角にあるロースタリーカフェ。シドニーの数多いカフェの中でも、豆を独自にセレクトし自家焙煎を行うロースタリーです。
以前ダーリングハースト(Darlinghurst)にあった一号店は、白と明るい木目を基調にしたジャパンディ(スカンジナビアン&ジャパニーズのフージョン)なインテリアでしたが、対するこちらのヘイマーケット店は、黒やグレーを基調とした、ダークな色合いのシックな雰囲気。
無駄な装飾を一切省いた、ZEN風な凛とした空間の中に、掘りごたつ式のテーブルや座椅子、土壁のような仕上げや杉の柱など、日本人にはホッとするような居心地の良さが。こちらのインテリアもかなり素敵です。
シドニー有数のこだわりのコーヒー
ロースタリーカフェのエディション・ロースターズでは、季節ごとにセレクトしたシングルオリジンの豆を使った、コーヒーの美味しさに定評があります。
と言いつつも、いつも通りエスプレッソベースをオーダーしてしまう私。こだわりの豆の美味しさを楽しむなら、ロングブラックかドリップに挑戦してみるのもいいかもしれません。
まろやかで香り豊かなカプチーノは、ミルクの甘みが引き立ちます。
ラテアートが難しいと言わるソイベースですが、フラットホワイトの表面は見事に美しいです。
まだ涼しい日が続くシドニーですが、コールド・ブリュー(アイス・コーヒー)を飲んでいる人が結構いました。もう少し暖かくなってきたら雑味の無いコールド・ブリューも美味しそう。
因みにシドニーでアイスコーヒーを注文する時に「ICED COFFEE」と言うと、カフェラテにクリームやアイスクリームが乗った甘い飲み物が出て来ることが。「ICED LONG BLACK(エスプレッソの水割り)」または「COLD BREW(水出しコーヒー)」とオーダーするのをお忘れなく。
和を感じる絶品フード・メニュー
コーヒーの美味しさはもちろん、ここでおすすめなのが「和」を感じるフードメニュー。メニューには「味噌バナナブレど」や「ポークカレー・カツ・バーガー」などなど、気になるワードが沢山あります。
店員さんにも激推しされたUDONは、絶妙な「旨み」を醸し出す、控えめなベーコン風味の出汁が何とも言えな美味しさ。つるつるでもっちりしたうどんと相性抜群です。
麺にのった温泉卵とカリカリの海苔のフレークも、更なるコクを引き出します。ただ、ものすごく美味しいのに、量が少なめなのがちょっと残念。あっという間に完食してしまいました。
お店の一番人気メニューのスフレパンケーキ。見た目に和の要素はあまり感じないものの、煎茶風味のクリームや梅を思わせる甘酸っぱいルバーブなど、控えめな甘さと味わいが「和風」な気もします。
濃厚でクリーミーなのに、さっぱりしていてとっても美味しい。こちらもあっという間に完食です。提供まで少々時間はかかりますが、20分待つ価値はありですね。
フードの量は若干少なめなので、更にシナモン・ブレッドをオーダー。シナモンの香り漂う、ふんわりモチモチの甘いパンは、やっぱりコーヒーによく合います。
ダーリングスクエアでコーヒーを飲むならココ
エディション・ロースターズは、現在開発中のダーリングスクエア内の路地Steam Lane沿いにあります。ダーリングスクエアは隈研吾氏設計のビル「The Exchange」や「ダーリングスクエア図書館」などが続々と完成している大注目エリアです。
昼過ぎだと言うのに店内は満席。外には常にコーヒーを求めるお客さんが列が。ダーリングスクエア近辺に遊びに来た時や、チャイナタウンにも近いので、中華を食べに訪れた時などに、是非また訪れたいコーヒースポットです。
60 Darling Drive, Haymarket NSW 2000
OPENING HOURS:
MON – SUN:8:00am – 4:00pm