シドニーで必ず訪れたい人気観光スポット「Sydney Opera House(シドニー・オペラハウス)」。そんなオペラハウスはもちろん、もう一つのシンボル「ハーバーブリッジ」も見渡せる超絶景カフェ&レストラン「House Canteen(ハウス・キャンティーン / 旧オペラ・キッチン)」は、人気店にもかかわらず意外に空いている穴場スポットでもあります。
オペラハウス麓のカフェ&レストラン「ハウス・キャンティーン(旧オペラ・キッチン)」
House Canteen(ハウス・キャンティーン / 旧オペラ・キッチン)はシドニー・オペラハウスの麓にあるカフェ&レストラン。オペラハウスにはオーストラリア版ミシュランのハットを持つスーパーファンシーな「Bennelon(ベネロン)」など計6件のレストランやカフェがありますが、ハウス・キャンティーンはその中でもカジュアル寄りなお店です。
場所はオペラハウス地下にあるチケットカウンターのすぐお隣。地下通路の片側にはキッチンカウンターが並び、通路を挟んで反対の海側に客席があります。因みに他にも有名なOpera Bar(オペラ・バー)がありますが、オペラハウスに近い方がハウス・キャンティーンです。
オペラ・キッチンはどちらかと言うとオペラバーのカジュアル版的な要素が強めでしたが、2022年11月にハウス・キャンティーンとしてリニューアルオープン。メニューには寿司やポキ、ダンプリングなどアジアンな香りがするものが多めなので、全体的な雰囲気は変わっていません。
(この記事ではオペラ・キッチン時代の様子を記載しています)
オペラハウスとハーバーを見渡す超絶景
ハウス・キャンティーンに訪れるべき一番の理由は、まさにこの絶景。ほぼ全席がオープンテラスなので、その開放感はハンパありません。オペラハウス正面広場のレベルよりもよりも一段下がった場所にあり、片側にはオペラハウス、対岸にはダイナミックなハーバーブリッジ、ハーバーを行き交うフェリーやCBDの高層ビルなど、「ザ・シドニー」な眺めが一度に楽しめます。
特に縁のハーバー沿いの席は、ここに座るだけでフォトジェニックな写真が撮影できる絶好の記念撮影スポット。正直背もたれが緩やか過ぎてリラックスしづらいのは否めないけれど、雰囲気だけは最高です。
開放感は抜群ですがパラソルなど日除けがある席が若干少なめなので、日差しの強い日は予想以上に過酷な状況です。たとえ真冬でも刺すようなシドニーの日差しの強さを侮ってはいけません。
ただテラスの気持ち良さは「最高」なんですけどね。
朝食からディナーまで楽しめる
朝7:30から夜11:00までオープンしているオールデイダイニングなので、Single Oのコーヒーとパンで朝食、ランチにはパスタやポケボウル、さらに夜にはお酒を飲みながらディナーまで楽しめます。シドニーのカフェは閉店が早いので、観光の合間や夕食前のちょっと休憩したいタイミングにクローズしていることもしばしば。長時間オープンしていて、しかもロケーションがいい、というのはかなり有難いです。
フードはオペラ・バー同様、シドニーの人気ガーデンレストラン「Chiswick(チズウィック)」もプロデュースするシェフMatt Moran氏がディレクションしています。超ベタな観光地の併設レストランではありつつも、クオリティはバッチリです。
ワインリストに関しては残念ながらオペラ・バーに軍配が上がります。ワインの種類は若干少なめですが、その代わりモヒートなどのカクテルやクラフトビールで乾杯するのもいいですね。
オペラバーより空いていてオススメ!
眺望もよくて、ご飯も美味しい、さらに私がここをオススメするもう一つの理由は「いつも空いている」というところ。実はお隣のオペラ・バーは、夕方や週末になると席を待つ人で行列ができていることも多く、夕陽が沈む最高のタイミングなのに席取りに時間を費やすことも無きにしも非ず。
席取りに躍起になるなら、そんな時は迷わずお隣へ。確実に席が確保できる保証はないですが、私がオペラ・バーに入れずハウス・キャンティーンに向かった際、一度も席に座れなかったことはありません。
観光客はもちろん、シドニー在住の人にとっても「何で今さら?」感はあるかもしれないけれど、何度訪れてもこの気持ちよさは最高です。今では見慣れたはずなのに毎回「最高」と思わずにはいられない景色を見ながら、ご飯を食べて美味しいお酒が楽しめるハウス・キャンティーン。シドニーっぽさを満喫したいならオススメのお店です。
Sydney Opera House, Bennelong Point, Sydney NSW 2000, Australia
TEL:02-9250-7032
OPENING HOURS:
MON – SUN 7:30am – 11:00pm
コメント一覧 (3件)
たびハビでオーストラリア入国の情報を見ました。
オーストラリアへ観光旅行に行けるようになったので、9月初旬にパースのワイルドフラワードライブ旅行(夫婦二人)を計画中です。シドニーは昔々、行ったのですが、オペラハウスの辺りは素敵ですね。
シドニーは入国後すぐに観光ができなさそうなのでメルボルン経由の予定です。
メルボルン空港で帰国前のPCR検査をする予定ですが、陽性だったらどうなるのか?色々調べてもわからりません(悲!)メルボルン領事館にメールで問い合わせました。7日間の隔離となりVQHという隔離施設があるようです。https://www.coronavirus.vic.gov.au/victorian-quarantine-hubというサイトを教えてもらいました。隔離費用が無料と言われたのですが。このサイトを見ても旅行者は無料とは書いてないようです。隔離費用が無料って本当かな?と思ってます。
詳しいことは在京オーストラリア大使館に問い合わせるのが良いとのことでしたが、ホームページを見たら個人の質問は受け付けていませんとのことです。
海外旅行保険の加入予定ですが、どこまで補償されるのかも調べています。
何か情報があれば教えていただけませんでしょうか?
コメント欄にこのような内容を書いても良いのかどうか迷いました。
たびハビを見ても現地で感染した場合にどうなるのかは見つけられませんでしたので、このサイトでコメント欄を使わせていただきました。
海外旅行を計画中の方は皆私みたいな不安を持っているのではないかと思います。
不安に思うなら旅行キャンセルも考えてます(笑)
コメントありがとうございます。
9月にメルボルン経由でパースに旅行し、帰国の際に空港PCR検査で陽性になったら?というお話ですが、
確かに現在ビクトリア州にはVQHという施設があります。
私はNSW州住民ですので詳しいことは分かりかねますが、
この施設が建設された際、当時豪州ではホテル隔離代は自腹だったので
「これで自国民が大金をホテル隔離に使わなくて済む」というアナウンスがされたと記憶しています。
https://www.coronavirus.vic.gov.au/faqs-about-the-vqh
既にご覧になったかもしれませんが、上記のページには「隔離費用は無料」とありますが、
「community membersに対して」とあるので、恐らく「住民、国民」に対してという意味だと思われます。
仰る通り「旅行者」に対しての記述はありませんし、
州政府は莫大な費用を使ってこの施設の建設をしているので、
あくまで個人的な感想ですが「旅行者も無料」ということはないように思われます。
また海外旅行保険についてはご加入される保険によって保証内容が異なります。
私が加入している保険は海外旅行保険とは異なりますため、
makorin様のご契約先に直接ご確認された方が良いかと思います。
上記はサイトを見た限りの私の個人的な見解であり、残念ながらこれ以上は分かりかねます。
お力になれず申し訳ありません。
最後に、9月のオーストラリア旅行がmakorin様にとって素敵なものになりますようお祈りしています。
mayumi
お忙しい所有難うございました。
普通に考えて旅行者は自腹ですよね。
とても参考になりました。
gmailにもお返事をいただいたので、返信しました。
コメント欄の使い方がイマイチ分かりませんが有難うございました。