「メルボルンに訪れたらここのパスタ!」と勧められ訪れたのが、半地下にあるイタリアン「IL SOLITO POSTO(イル・ソリート・ポスト)」。メルボルンCBDのオフィス街にある家庭的なレストランで、自家製パスタや絶品イタリアンを楽しみました。
IL SOLITO POSTO(イル・ソリート・ポスト)
メルボルン旅行1日目。「HIGHER GROUND」でブランチ、BLOCK ARCADE(アロマショップESSENSOIRE)などでウィンドウショッピングをした後、夕方からは遠出するのでその前の早めのディナー(遅めのランチ)の場所として選んだのが、義妹に「パスタがすごく美味しい!」と激推しされたお店「IL SOLITO POSTO(イル・ソリート・ポスト)」です。
IL SOLITO POSTO(イル・ソリート・ポスト)はメルボルンCBDの南、CELINEやBVLGARIなどハイファッションの路面店が軒を連ねるCOLLINS STから少し入った小径にあります。大きな看板も無く、パッと見イタリアンレストランっぽくありませんが、窓から見える店内は何だか雰囲気が良さそうです。
半地下にありいい感じに光が抑えられた店内はランチ時なのにちょっとムーディーな雰囲気。古き良きイタリアンな香りが漂います。ビジネス街なので近隣で働くビジネスマンが多く、遅めのランチ時にもかかわらず私達が訪れた時はほぼ満席でした。
日本にはイタリアンなどパスタが食べられるお店がたくさんありますが、実はオーストラリアでイタリアンに訪れるのは初めて。知らないだけか、日本ほど街にイタリアンレストランが溢れていないので、今までなかなか訪れる機会がありませんでした。
私はアレルギーがあるので普段は全くグルテンを口にしませんが、今回は久しぶりにパスタを楽しみました。
自家製パスタとクラシックなイタリア料理
自家製パスタを始め、伝統的なイタリア料理がメニューに並びます。「パスタが美味しい」と聞いていたので、今回はパスタを中心にチョイス。ラビオリやパッパルデッレ、リガトーニやリングイネなどなど、どれも美味しそうで目移りします。
イタリアンレストランに訪れたらやっぱりイタリアンワインということで、適度な重さと、渋みを押さえた飲みやすさのトスカーナのSANGIOVESEを選びました。今回はグラスでオーダーしましたが、ワインリストがかなり豊富だったので時間があったらボトルで頼んでも良かったかも。
VEAL RAGU($29.50)
仔牛のラグーソースのペンネは、いわゆるミートソースのこと。こってり系かと思いきや、そこまで重くなく意外にサッパリしています。仔牛の旨味とトマトの酸味、チーズのコクのバランスが良く、歯ごたえのあるペンネとの相性も抜群です。
LINGUINE FRUTTI DI MARE($34.50)
こちらは義妹イチオシの海の幸がたっぷり入ったリングイネ。魚介の旨みがギュッと詰まったオイルベースのソースに、モチモチした食感のリングイネがよく絡みます。シーフードは全てオーストラリア産のものを使用しているというこだわりも。食べ応えもある満足の一品です。
RISOTTO N’DUJA & PEA($28.00)
3品目は黒板に書いてあった本日のオススメから、唐辛子と豚肉を熟成させたピリ辛サラミペースト「N’Duja」のリゾットに決定。サラミペーストとグリーンピースという非常にシンプルなリゾットですが、ピリ辛で何とも言えないコクのある味わいはスプーンを持つ手が止まらない美味しさでした。
TIRAMISU($17.00)
お腹はいっぱいでしたがデザートは別腹だし、皆でシェアすればいいよねということでティラミスをオーダー。残念ながら私は食べられませんでしたが、クリーミーでコクがありとても美味しかったみたいです。
今回はランチで訪れましたが、ディナータイムはメニューもガラリと変わって更に雰囲気も良さそう。高級感あるリストランテというよりは、家庭的で温かい雰囲気のカジュアルなトラットリアといった感じです。
お店の名前である「IL SOLITO POSTO」はイタリア語で「いつもの場所」という意味だそう。メルボルンの人達にとって「いつも訪れたい場所」的な存在になっている、地元の人に愛されているレストランでした。
IL SOLITO POSTO
113 Collins St, Melbourne VIC 3000
TEL:03-9654-4466
OPENING HOURS:
MON – SAT:7:30am – 11:00pm