4つのロックプールがあるCOOGEE BEACH(クージービーチ)

クージービーチのロックプール

「Bondi to Coogee Coastal Walk(ボンダイ・トゥ・クージー・コースタル・ウォーク)」のゴール地点にあるクージービーチは、シドニー東海岸のビーチの中でも、広い砂浜やロックプール、ビーチパークや人気のレストランもある、ローカルに愛されるビーチです。

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シドニー東海岸にあるCoogee Beach(クージービーチ)

シティから少し車を走らせるだけで美しいビーチに行けるシドニー。シティからも近い東海岸にも、シドニーを代表するビーチがたくさんあります。中でもBondi Beach(ボンダイ・ビーチ)があまりにも有名ですが、そのボンダイから始まる「Bondi to Coogee Coastal Walk(ボンダイ・トゥ・クージー・コースタル・ウォーク)」の最終ゴール地点がCoogee Beach(クージービーチ)です。

クージービーチ

Bondi to Coogee Coastal Walkはボンダイビーチからクージービーチまで、約6kmの海沿いをお散歩できる絶景コースタルウォーク。ボンダイビーチからスタートして、小さなサーフビーチのTamaramaロックプールのあるBronte細長いClovellyスノーケリングスポットのGordons Bayを通り、ここCoogee Beachでゴールです。

クージービーチの日の出

シティからは電車やバスを乗り継いで約30分程度と、ボンダイよりも若干遠いこともあり観光客は割と少なめ。その代わりシドニーサイダーがこぞって訪れる、ローカルに人気のビーチという印象です。

クージービーチ

因みに「Coogee(クージー)」という面白い響きの名前は、このエリアに住んでいた先住民アボリジナルの人達の言葉で「海藻の乾いた匂い」と言う意味だそう。悪く言えば「悪臭」とか「臭い場所」と言う意味もあるのであまりいいイメージじゃなさそうですが、当たり前だけど今はとても整備された美しいビーチです。

全部で4つあるロックプール

クージービーチと言ってまず思い浮かぶのが、ダイナミックな波が打ちつけるロックプール。しかもクージービーチには自然のものや人工のものを含め、全部で4つのロックプールがあります。因みにオーストラリアにあるロックプールの大半はシドニーやシドニーのあるNSW州にあるそうで、シドニーに訪れたら一度は泳いでおきたいスポットですね。

クージービーチのロックプール
海底の岩のゴツゴツ感までわかる透明度

こちらはビーチの北端にあるロックプール「Giles Baths(ジャイルズ・バス)」は、”文字通り”岩に囲まれた自然のロックプールで、上から見ると下の岩が透けて見えるほどの透明度。プールというよりは「岩に堰き止められた海」という感じなので、深さも一定ではないし足場も悪く自然そのものです。

クージービーチのロックプール

ただ岩に囲まれているおかげで波の影響を受けないので、沖に流されるという心配もありません。ライフガードもちゃんとスタンバイしているし、切り立った岩からダイブも楽しめます。安全に海の荒々しさを楽しみたい時にオススメのプールです。

クージービーチのロックプール

もう一つのおすすめロックプールはビーチの南端にある「Ross Jones Rockpool(ロス・ジョーンズ・ロックプール)」。城壁のような規則的に並ぶコンクリートの出っ張り(名称は不明)が目印です。ここに波が当たって弾ける様子が、何ともダイナミックでフォトジェニックなんですよね。

潮の満ち引きによっては海面とプールの水面が同じ高さになるので、天然のインフィニティプール状態に。プールで泳ぎながらにしてダイナミックな波の強さを感じられます。2つ並んだプールの片方はキッズプールなので、子連れでもロックプールが楽しめますよ。

クージービーチのロックプール

クージービーチは東向きなので、朝日が登る様子を眺めながら早朝水泳もできます。ただシドニーは夏でも朝は気温が上がらず、特に早朝の時間帯は意外に肌寒かったりもするのでご注意を。(因みにこの日も結構肌寒かった!)

他にも女性と子供限定の「McIver Ladies Baths」や50mプールと客席もある「Wylie’s Baths」など合計4つもロックプールがあるのはクージーだけ。他にそんなビーチはありません。

ローカルに人気のワークアウトスポット

クージービーチでワークアウト
朝から海に飛び込む人達やビーチを走る人達で溢れます。

オーストラリアに住む人達は本当にワークアウトが大好き。シティにいてもビーチにいてもそれをまざまざと感じますが、クージービーチに行って特にビックリしたのは早朝のワークアウト人口の多さです。

砂浜を走る人やヨガする人はもちろん、トライアスロンするグループやブートキャンプする人達、ボクササイズする子達やパーゴラで懸垂する人などなど。まだ朝の6時過ぎの早朝にもかかわらず、砂浜やビーチサイドの歩道にまで人が溢れてワークアウト三昧です。

クージービーチでワークアウト
グループでブートキャンプする人達は、公園やビーチでよく見る「シドニーあるある

実はこの時期、NSW州ではコロナ感染者数がほとんどいない状態だったので「こうやって運動しているから、抵抗力とか免疫力が上がってウイルスに強いのか」なんて本気で考えていました。今となっては「」って感じだけど、それ程この景色は壮観で、「私もワークアウト頑張ろう!」って思ったんですよね。体動かすのはいいことですしね。

ビーチ沿いにある人気レストラン「Coogee Pavilion(クージー・パビリオン)」

クージービーチにはビーチ沿いに「Coogee Pavilion(クージー・パビリオン)」という人気レストラン&バーがあります。朝のコーヒーはここで飲もうと思ったけれど、残念ながら7:30amオープンとカフェにしては若干遅めのスタート。この日は帰りにBondiに寄ってThe Depot Bondiでコーヒーを飲みました。

クージーパビリオン

建物の中にはレストランやバーなど全部で5店舗入っていて、一番人気は屋上にあるRooftop Bar。平日の夕方や週末になると外に行列ができるほど大人気のスポットです。早めに訪れてもこの行列だったので残念ながら断念したけれど、生演奏のライブミュージックを聴きながら海を眺めて乾杯なんて最高ですね。

クージービーチのロックプール

ロックプールが有名なクージーですが、シドニー有数の安全なビーチと言われるほど波が穏やかで子連れにもやさしいビーチです。ボンダイよりも観光地化されていないので(クージーパビリオンはパリピで賑やかだけど)、のんびりとファミリーでピクニックにもオススメですよ。

COOGEE BEACH

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