シドニーでビーチと言えばボンダイやマンリーなど波の高いサーフスポットが有名ですが、透明度が高く魚が多いスノーケリングできるビーチもたくさんあります。Coogee Beach(クージー・ビーチ)の隣にあるGordons Bay(ゴードンズ・ベイ)はスノーケリングスポットとして人気のビーチです。
有名スノーケリングスポット「Gordons Bay(ゴードンズ・ベイ)」

Bondi Beach(ボンダイ・ビーチ)をはじめ様々な人気サーフスポットがあるシドニーですが、波も穏やかで透明度も高い。岩場が多くて魚影が濃い、スノーケリングやダイビングにぴったりなビーチもたくさんあります。

今回訪れたGordons Bay(ゴードンズ・ベイ)は「シドニーでスノーケリング」と言えば必ず名前が上がる有名なスノーケリング・スポット。ボンダイ・ビーチからクージー・ビーチを繋ぐハーバーサイドの遊歩道「Bondi to Coogee Coastal Walk(ボンダイ・トゥ・クージー・コースタルウォーク)」の途中にあります。
場所はコンクリートで囲まれた細長いビーチ「Clovelly Beach(クロベリー・ビーチ)」のすぐお隣。クロベリーの駐車場を南に進んでいくと、その先に見えて来ます。ビーチの脇にはダイビング・スポットを記した看板もあって、この時はいなかったけれどダイビング講習やツアーも開催されているそう。

透明度が高くて魚影も濃い

この辺りはかなりの高低差があるので、入江の中に行くためには結構急な階段を上ります。丘の上から見下ろした時の海の美しさに、テンション爆上がりです。みんなプカプカ浮いていて気持ちよさそう!

ゴードンズ・ベイは周りを小高い丘で囲まれた深い入江のビーチ。ただほとんど砂浜部分がないし、浜辺には船がたくさん並んでいるので、ぱっと見はビーチというより漁港のようなイメージしなくもないです。

岩場から海に入ると水深もあるので潜りやすく、さらに魚影も濃く様々な種類の魚に出会えます。上から見ても下の岩や砂の色まで確認できる透明度がすごいです。撮影用の水中ハウジングを持ってこなかったのが悔やまれます。
ローカルしかいない隠れ家ビーチ

波打ち際には若干の砂浜があるものの、海の周辺はゴツゴツした岩場に囲まれています。場所を選べば日陰もあるし、ビーチよりも砂が体に付かなくていいかもしれません。「岩場のビーチ」という点では、熱海感もありつつ、ヨーロッパ感も漂っているようないないような。

近くに駐車場があってアクセスがいい訳でもないし(少し歩くと住宅街があるので路駐は可能)、カフェや売店、シャワーやトイレもありません。ただ、シドニー近郊の観光客のいないローカルなビーチで、スノーケリングを楽しむならココじゃないでしょうか。
GORDONS BAY