シドニー湾に浮かぶ見晴らしのいいプール ABC POOL | CBD

シドニーの海の上に浮かぶ眺望抜群の市民プール「ABC POOL(Andrew Boy Charlton Pool / 通称 ABCプール)」。雑誌の撮影やパーティ会場としても使われる雰囲気のいいカフェも併設していて、おしゃれスポットとしてもシドニーっ子に大人気のプールです。

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 シドニー湾に浮かぶ眺望抜群のABC POOL(ABCプール)

オペラハウス、ハーバー・ブリッジなどを一望できる人気スポットの「MRS. MACQUARIE’S POINT」や「ROYAL BOTANIC GARDEN」の近くにある、屋外市民プールです。

元々オーストラリア先住民アボリジニーの人々の入浴場として使用されていた場所が、その後オーストラリア入植時代に公営浴場になったそう。シドニーにはビーチ脇のロックプール含め、数多くの屋外プールがありますが、最も古く歴史があるのがこのABCプールです。

1846年にはオーストラリアで初めての水泳競技会も行われています。1920年代に活躍したオーストラリア人スイマー「Andrew (Boy) Charlton(アンドリュー・ボーイ・チャールトン)」に因んで今の名前が付けられました。

シドニー・シティの近くにある都市型プール

ロイヤル植物園の脇、WOOLLOOMOOLOO(ウルムル)湾内にあるため、公園の緑、海と空、そしてシティのスカイラインなど素晴らしい眺めが楽しめます。CBDの中心にありシティから程近いにもかかわらず、街の喧騒を感じない静かな場所です。

シドニーには美しいビーチがたくさんありますが、このABCプールはまた違った魅力がある子供から大人まで人気の市民の憩いの場です。向こう岸にはHMAS(オーストラリア海軍)の軍艦もあり、見える景色も壮大です。

8レーンある50mの競泳用プールと子供用のプールがあります。8つあるレーンはFASTからSLOWFREEで分かれているので、思い思いのスタイルで泳げます。本気で黙々と泳いでいるスイマーもいますが、プカプカ浮いたり歩いたりとマイペースに楽しんでいる人もいます。

海水をろ過して使用しているので水は塩辛いですが、とっても澄んでいてキレイです。プールの水は最新の濾過設備によって浄化されたすぐ脇のシドニー・ハーバーの海水を使用しています。

泳ぎを楽しむ人もいる一方、サンベッドや観客席でのんびりと読書やお昼寝、日光浴を楽しんでいる人達もいます。手すりもガラスなので、かなり開放的で浮遊感があって、まさに海の上に浮かぶプールという感じです。

塩水なので目に入ると若干痛いけれど、プールに潜るとキレイな水に太陽がキラキラ反射して本当にキレイ。海で泳ぎたいけれど波に揉まれたり砂で汚れる心配がないという意味では、このプールはちょうどいいです。

夏になると毎週末行われている「FLOATFOT」というサーフボードの上で行うSUPヨガ。気持ち良さそうだし、体幹が鍛えられそうでかなり気になっています。来シーズンは挑戦してみたいです。

ちょうどシー・カヤックを楽しんでいるグループを発見。こちらのOZ PADDLEはABCプールの脇から出発している人気のツアーで、ハーバー・ブリッジやオペラハウス、シティのビル群を見ながらシー・カヤックを楽しむことができます。これもいつか挑戦してみたいアクティビティの1つ。

眺めの良い穴場スポット

プールの水は常に25℃に保たれているので少々肌寒い日でも問題なく入れてしまいます。プールは冬に入る5〜9月まで休業に入ってしまいますが、併設のPOOLSIDE CAFEは5月いっぱい空いています。

ロッカー、更衣室、シャワーももちろん完備。入場料は1回大人$6.50です。

観光スポットでもあるボタニカル・ガーデンやミセス・マッコーリズ・ポイントに近く、ローカルの人が多い穴場的なスポットなので、ぜひこのパノラミック・ビューの中でローカル気分を味わってみてはいかがでしょうか。

*この記事は旅行マガジンtripnoteでも詳しく掲載していますので、是非ご覧ください。

ABC POOL

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