ハーバーを見渡す公園で彫刻イベント SCULPTURE AT BARANGAROO(スカルプチャー・アット・バランガルー)| BARANGAROO

シドニーのサーキュラーキーとダーリングハーバーに挟まれたウォーターフロントの地域「BARANGAROO(バランガルー)」。カジノや駅などが現在絶賛建設中のエリアにある海浜公園「バランガルー・リザーブ)」で行われている彫刻イベント「SCULPTURE AT BARANGAROO(スカルプチャー・アット・バランガルー)」に訪れました。

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彫刻イベント「SCULPTURE AT BARANGAROO(スカルプチャー・アット・バランガルー)」

SCULPTURE AT BARANGAROO(スカルプチャー・アット・バランガルー)とは、BARANGAROOにある海岸沿いの公園、BARANGAROO RESERVEに14のSCULPTURE(彫刻)作品が展示されるイベントです。

毎年10月頃にBONDI BEACHからTAMARAMA BAYまでの距離に彫刻家による100以上の作品が展示されるSCULPTURE BY THE SEAというイベントがあります。彫刻について難しいことはあまりわかりませんが、BONDI BEACHの遊歩道という最高のロケーションの中で潮風に吹かれながら歩き回れるオススメのイベントです。(写真は去年のSCULPTURE BY THE SEA)

今回訪れたSCULPTURE AT BARANGAROOはSCULPTURE BY THE SEAと同じキュレーターが企画したもので、昨年から始まって今年で2年目になるそうです。

バランガルーにある海浜公園「BARANGAROO RESERVE(バランガルー・リザーブ)」

イベントの舞台であるBARANGAROO RESERVEはサーキュラー・キーやロックスの東側にある海浜公園です。砂岩を切り開いて作った6ヘクタールの広大な敷地に、人工的に丘や湾が作られています。

波打ち際に並べられた石は、工事の際に切り出したものを1つ1つナンバリングして、規則的に並べているそうです。それにしても、ものすごい労力です。ただ、この石があるおかげで波打ち際も滑ることなく安心して歩くことが出来ます。

ランニングやサイクリングができるコースもあります。彫刻を見ている間もランニングする人、サイクリングをする人、キックボードをする子供達などがコース上を駆け抜けていきます。

まだ出来上がって間もないので木もまばらですが、これから草花がどんどん育って公園っぽくなっていくんでしょうね。

展示されている彫刻作品

バランガルー側の公園の入り口には「日本の鳥居」をイメージしたというこちらの作品が。鳥居ということで敢えて入り口に設置されているそうで、イベントはこの作品からスタートしました。

こちらはポスターにも使われているRICHARD TIPPINGによる「KANGOOROO」。昨年のBONDI BEACHでとても人気のあった作品だそう。

オーストラリアではお馴染みの「カンガルー注意!」の路面標識からカンガルーが飛び出してしまい、輪郭だけが残っていて「OOROO(See you later)」と書いてあります。この作品の向こう側にはハーバーブリッジが見えるので、今回最もフォトジェニックな作品ですね。

こちらは1788年に11隻の船がイギリスから来たことを11本の頒布で表現しています。その帆布にはそれよりずっと昔から存在するアボリジニ文化を表現する絵が描かれています。

他にもいろいろな作品が。

ハーバーサイドの圧倒的な開放感

BARANGAROO RESERVEはWYNYARD駅からは歩いて15分ほど、TOWN HALLからはバス(311/324/325)で入口脇まで来られるロケーションです。

同じハーバーブリッジを眺めるのであればROYAL BOTANIC GARDENSなどがありますが、ハーバーブリッジからWALSH BAY〜DARLING HARBOURの壮観な広がり感、開放感が半端じゃないです。

広大な芝生エリアやベンチも多いので、是非シートを持って行ってピクニックすることをオススメします。

今回は作品数も少ないということもあって、イベント自体小規模でBONDIに比べてお客さんも少なかったですが、たくさんの子供達が遊びながら身近に彫刻に触れたりして本当に楽しそうに走り回っていました。

今後どんどんイベントの規模も大きくなってくると思います。ただ場所だけを作るだけではなく、地域活性のためにアートなどのイベントを通じてコミュニティを形成していく試みはとても素敵ですよね。

SCULPTURE AT BARANGAROO

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