シドニー知名度No.1のクラフトビール YOUNG HENRYS(ヤング・ヘンリーズ) | NEWTOWN

オーストラリアでは定番のクラフトビール。私が住むシドニーにも個性豊かなブリュワリー(醸造所)がたくさんあります。今回はサブカルの街NEWTOWN(ニュータウン)にある、シドニーNo.1の知名度を誇るクラフトビール「YOUNG HENRYS(ヤング・ヘンリーズ)」をご紹介します。

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ニュータウンにある「YOUNG HENRYS(ヤング・ヘンリーズ)」

シドニーに数あるクラフトビール醸造所の中でも、絶大な知名度を誇るのがNEWTOWN(ニュータウン)にある「YOUNG HENRYS(ヤング・ヘンリーズ)」。醸造所の多いNEWTOWNエリアの中でも代表的なブリュワリーです。

場所はNEWTOWNの駅から徒歩10分。トルコ風アイスクリーム屋さん「HAKIKI(ハキキ」のあるEnmore Roadを通り過ぎ、Wilford Stを右に曲がってすぐです。道を歩いていると、通りの外までブリュワリーの賑わいが聞こえてきます。

他のブリュワリーと同様、醸造所の一角がテイスティングルームなので、天井が高く広々とした大空間です。訪れたのが週末ということもあり、昼過ぎからたくさんの人で賑わっていました。

シドニーで知名度No.1のクラフトビール

オーストラリアでクラフトビールは、普通のビールと同じようにボトルショップ(酒屋さん)に並んでいる超定番商品。小さなブティック・ブリュワリーから誰もが知る有名メーカーまで、今や「クラフトビール業界」は一大産業になっています。

「YOUNG HENRYS」はクラフトビールと言えば必ず名前が上がるほど、シドニーを代表するローカルのブリュワリーです。大抵のボトルショップでも購入できますが、こちらでは定番商品からあまりボトルショップではお目にかかれないものまで、全部で8種類のタップが並んでいました。

一番人気は地元ニュータウンの名前を冠した「Newtowner Australian Pale Ale(ニュータウナー・オーストラリアン・ペールエール)」。YOUNG HENRYSの中でも一番人気で、毎年オーストラリアで行われるクラフトビール・フェス「GABS(Great Australian Beer SpecTAPular)」でも常に上位に食い込む人気ビールです。因みに2020年は9位にランクインしています。

今回は喉が渇いていたのでまず、私は定番のCLOUDY CIDER、夫はポーター(黒ビール)のMOTOR CYCLE OILをSchooner(425 ml)でオーダー。その後、6種類のビールが楽しめるテイスティングセットをオーダーして飲み比べしてみました。

  1. 苦味が少なくキレがあって爽やかな「NATURAL LAGER(4.2%)
  2. それより若干苦味がある人気の「NEWTOWNER(4.8%)
  3. パッションフルーツとグアバの香りがフルーティな「FROM WHERE YOU’D GUAVA BE(4.0%)
  4. スモーキーでまろやかな「THE UNIFIRE(5.4%)
  5. 苦味とスモーク感があってパンチのある「B.R.E.A.M. (7%)
  6. 南国のビールのようなサッパリ感満載の「STAYER(3.5%)

以前、オーストラリアの主要ペールエール飲み比べをした際、私の中の1位はNEWTOWNERだったけれど、今回はTHE UNIFIREが一番バランスが良くて好きだったかな。最近、さっぱり爽やか系よりもモルト感あってじっくり飲める方が好みです。

試飲セットで一通り試飲して気に入ったものをじっくり飲むのもいいし、店員さんに好みを伝えながら、カウンターで色々試飲もできますよ。

子供連れもOK。アットホームなブリュワリー

週末だったのでテイスティングルームは大盛況。今回は小さな子供連れのグループやワンちゃんもいました。今まで色々なブリュワリーに訪れたけれど、子供や犬連れを見たのは初めてかも。それだけ誰でもWELCOMEな明るい雰囲気があります。

週末は建物の外にフードトラックが週替わりで出ているので、小腹が空いた時はここでおつまみもゲットできます。この日はハンバーガー屋さん「Beef’d Up」のフードトラックでした。この辺のシステムはWAYWARDと一緒ですね。

YOUNG HENRYSと言えば、どこかクラシカルな雰囲気漂うクールなパッケージです。Tシャツやキャップなど、ブリュワリーのオリジナルロゴグッズも販売していて、デザインもカッコいいのでメンズのお土産にもいいかも。

またCOVIDの影響で各酒造メーカーが、アルコールの在庫を消毒用エタノールやハンドサニタイザーにして販売していましたが、YOUNG HENRYSでもオリジナルのサニタイザーを販売しています。こちらもクールなパッケージで可愛いです。

因みに2021年5月に発表された来年度予算案では、クラフトビールやジン業界に対する減税が発表されています。「made in Australiaの成長分野」をこれから激推ししたい、という政府の方針がわかりますね。

すぐ裏の工場で作られたばかりの出来立てが飲めるという特別感も含めて、ブリュワリー巡りって本当に楽しい!実は私はそこまでビール党ではないけれど、この賑わいの中で色々お試ししながらビールが楽しめるブリュワリーの雰囲気は大好きです。

ニュータウンと言えばまずはここ」というくらい有名なブリュワリーなので、シドニーでクラフトビールを飲みたい時にはまず訪れて欲しいブリュワリーです。今回はディナー前のアペロ的に訪れましたが、ショッピングなど街歩きの合間に、乾いた喉を潤すためにブリュワリー巡りしてみるのはいかがでしょうか。

YOUNG HENRYS

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