カフェも日本食屋さんもたくさんあるシドニーには、美味しい和風カフェもあります。日本人シェフKENTARO(ケンタロウ)さんによる「CAFE ORATNEK(カフェ・オラトネック)」は、「カツサンド」「ハヤシライス」などが楽しめるランチにぴったりなオシャレなカフェです。
KENTAROさんのカフェ「ORATNEK(オラトネック)」
「CAFE ORATNEK(カフェ・オラトネック)」は日本人シェフのケンタロウ(KENNY TAKAYAMA)さんが2015年にオープンしたカフェ。オーナーシェフのケンタロウさんは元々「世界一の朝食」で有名なbillsのヘッドシェフだった方です。因みに店名の「ORATNEK」はKENTAROのPALINDROME(回文)だそう。
CENTRALからほど近いREDFERNにあるココが1号店で、今ではSULLY HILLSに2号店の「KENTARO」もオープンしています。今回、妹に「美味しいカツサンドを食べに行こう!」と誘われての訪問ですが、billsの元シェフでしかも日本人がオープンしたカフェということで期待大です。
レッドファーンのテラスハウスにあるカフェ
お店はPRINCE ALFRED PARKの近く、住宅街の中にあるテラスハウスにあります。
大きなサインはなく、このフォークの看板が目印です。パッと見カフェだとは気付かないくらいですが、お店の前には列を作る人がいるのですぐわかります。この日はあまり天気も良くない平日にもかかわらず、外の席は満席でした。
店内はラスティックな壁、白いSUBWAYタイル、モルタルの床やユーズドの家具などハード系の要素もありつつ、ランプシェードやエスプレッソマシンなどのアイテムがペールグリーンで揃えられた爽やかなインテリアです。
日本人シェフのお店ですが、いい意味で「和」っぽさは全く感じられません。
懐かしい洋食屋さん系のメニュー
今日一番のお目当てだった「カツサンド」はまず決定。ただメニューのバラエティが豊かすぎて、他がなかなか決まりません。オムライス、ハヤシライス、コロッケサンドなどなど最近なかなか食べられない日本の洋食屋さんではお馴染みのメニューが並びます。色々考えた末、カレーうどんとハヤシライスに決定しました。
CHICKEN CURRY UDON($21.00)
フォークで食べるのが不思議な感じの「カレー皿うどん」は、出汁が効いたお蕎麦屋さん風のカレーうどんの味がして、とても懐かしい味わい。うどんはもっちりとしていて、炭水化物好きにはたまりません。
KOBE HAYASHI RICE($23.00)
こちらのハヤシライスは、トマトの酸味とトロけたチーズの独特のコクでご飯が進む味わいです。
200G PORK FILLET KATSU SANDWICH ($15.00)
ビックリするくらい厚切りのカツは、ジューシーで柔らかいお肉が薄くてカリカリの衣で包まれています。柔らかいパンとキャベツの千切り、甘辛いソースとのバランスが抜群です。厚すぎて食べにくいですが、美味しすぎて途中でキレイに食べるなんてどうでも良くなりました。
薄いカツレツ「SCHNITZEL(シュニッツェル)」を出すカフェがたくさんありますが、このカツサンド一切れでシュニッツェル1枚分くらいありそうなボリューム。人気メニューなのか、隣の席の人もカツサンドをオーダーしていました。
MACHA LATTE($4.00)
抹茶ラテはスタバのようなクリーミーで甘い抹茶ラテを想像していたら、抹茶らしい爽やかな苦さとコクが感じられていい意味でビックリ。とても美味しいラテで、食事の締めとしては最高です。
スイーツもオススメと聞いたのですが、残念ながらお腹がパンパンで泣く泣く諦めました。この「抹茶ラミントン($6.00)」が美味しそうでかなり気になりますが、次回必ずトライします。
サリーヒルズの2号店「CAFE KENTARO(カフェ・ケンタロウ)」
美味しい食事はもちろん、コーヒーだけテイクアウェイする人やスイーツだけ食べに来る人で賑わう人気店。いつか全メニュー制覇したいくらい美味しかったので、また近々訪れたいです。今度はSULLY HILLSにある2号店CAFE KENTAROにも行ってみようかな。
4 Pitt Street, Redfern, NSW 2016
TEL:02-8394-9550
OPENING HOURS:
MON – SAT:7:00am – 4:00pm
SUN:8:00 – 4:00pm