シドニーのサーキュラーキーにある「オーストラリア現代美術館(通称MCA)」。美術鑑賞はもちろんですが、4Fにある併設の「MCAカフェ」はハーバー・ブリッジやオペラハウスを一望できるテラスがあるオススメのカフェです。
MUSEUM OF CONTEMPORARY ART(オーストラリア現代美術館)
MCA(オーストラリア現代美術館)はサーキュラーキー駅から海沿いをハーバーブリッジ方面に歩いて行くと、左側に見えるモノトーンのボックスを重ねたようなモダンな建物です。

毎日10:00〜オープンしていて、サーキュラーキー側と裏のロックス側からもアクセス可能。館内の展示は一部の特別展示を除いて、基本的に全て無料です。館内から外を眺めると室内の暗さと海の青さの対比が、まるでシドニー湾を切り取った絵のような美しさです。


シドニーの現代美術館にある眺めのいい「MCAカフェ」

エレベーターで4Fに上がると右手にお目当のMCAカフェがあります。広々とした店内と外部のルーフトップテラスにも席があり、開放的でとても気持ちがいい空間です。

左側にハーバーブリッジ、右側にオペラハウス、中央にはシドニー湾という、まさに「ザ・シドニー」らしさを満喫できる圧巻の眺望が楽しめます。

オーダーはキャッシュ・オン・デリバリー方式。まずは席を確保して、レジ脇に置いてあるメニューを見ながら注文してお会計します。いつも人で賑わっていますが、店内は広く席数も多いのであまり座れなかったことはありません。

個人的には外のテラス席の日陰(日差しがかなり強いので、寒い日でなければ日陰がマスト)か、店内の窓際の眺めが最高なのでオススメ。コーヒーや紅茶の他にワインやスパークリングなどアルコール・メニューもあるので、天気が良い日にテラス席でお昼からいただくスパークリングに幸せを感じます。
モダン・オーストラリアン中心のカフェメニュー

食事はモダン・オーストラリアン中心。ロースト・チキンとまるでビーフンのようなライスヌードルのサラダは、たっぷり入った野菜やナッツの歯ごたえが美味しいスパイシーなアジアン・テイストです。

グルテンフリー・メニューのマグロのポケ丼は、枝豆やワカメ、海苔などが入っていてどことなく和を感じつつ、味わいは唐辛子ベースのピリ辛ソースが掛かっていて韓国風。絶妙なピリ辛が食欲をそそります。

チキン胸肉のローストは、ハーブ風味のポテトとケールのシーザーサラダ付き。チキンはレモン風味なので意外にサッパリしつつ、パルメザンチーズ風味でコクとボリュームもあり。

メイン・ディッシュや季節ごとのスペシャルメニューなどしっかりとしたお食事系から、マフィンやケーキ(グルテン・フリー、ヴィーガン仕様のケーキまで)などのスイーツ系まで揃っているので、色々なシーンにも対応しています。
サーキュラーキーが一望できる絶景ルーフトップ

ルーフトップは「スカルプチャー・テラス」という名の通り、中央に彫刻が展示してあります。展示してある彫刻はバーに髪の毛を巻かれて繋がれた人(ラプンツェル的な)が一定の時間ごとにグルグル回るものでした。なんともシュールです。

この辺りには素敵な眺めの良いレストランはたくさんありますが、他のどのお店よりも手軽に入れるので、ちょっと喉が渇いた時や一休みしたい時に利用しやすいお店です。

カフェなので少し早めの時間に閉店してしまうのが残念ですが、MCAに訪れた際に立ち寄るのもいいし、サーキュラーキーに来てちょっと一息つきたい時などに行く価値ありのカフェです。
*MCA cafeについては旅行マガジンLINE travel.jp、tripnoteでもご紹介しています。


140 George St, The Rocks, NSW 2000
Tel:02-9250-8443
OPENING HOURS:
MON – TUE / THU – SUN:10:00am – 5:00pm
WED:10:00am – 9:00pm