シドニーCBDからオックスフォード・ストリート沿いに東へ約3kmの、アーティストやデザイナーが集う街「PADDINGTON(パディントン)」。そこにあるスウェディッシュ雑貨屋さん「FUNKIS(フンキス)」の奥にある隠れ家カフェ「KÖKET CAFE(シャーケット・カフェ)」でランチして来ました。
パディントンの北欧雑貨屋さん「FUNKIS(フンキス)」
PADDINGTON(パディントン)はシドニーCBDの東にある、美術学校などもあることからアーティストを中心に発展したエリア。シティからはバスで15分ほどで、ハイドパーク南端のOXFORD STREET(オックスフォード・ストリート)から一本道で繋がっています。
「FUNKIS(フンキス)」はオックスフォード・ストリート沿いにあるスウェーデン雑貨・洋服屋さん。PADDINGTON TOWN HALLのそば、お店の前にある自転車が目印です。
店内にはスカンジナビアンな小物が並び、洋服のセレクションもシックな中に可愛らしさがあってイイ感じ。店員さんが履いているウッドソールのサボがこのお店の看板商品だそうです、それもとても可愛かったです。
雑貨屋さんの裏にあるスウェディッシュ・カフェ「KÖKET(シャーケット)」
「KÖKET CAFE(シャーケット・カフェ)」はFUNKISの奥にある穴場カフェです。昔はこの場所にお花屋さんがあって、その時もその奥が素敵なカフェだったそうですが、今回は義妹がずっと前から気になっていたというので一緒に訪れました。
テラスハウスの中庭にあるオシャレな空間
雑貨屋さんの店内を抜けると壁と塀で囲まれた明るい中庭に、狭いながらも居心地の良い空間が広がっていました。
第一印象はとにかく「カワイイ!」。スカンジナビアン・デザインにありがちな木を基調にしたい独特な「ほっこり感」という雰囲気はイイ意味で無くて、グレーのグラデーションを基調にした温かみがありながらシックな雰囲気です。
レンガが剥がれた荒々しい壁にカラフルなパッケージの食材が並んでいて、それもまた絵になります。
オーガニック・ブレッドのサンドイッチ
ガラスのショーケースに並んだサンドイッチは、その日に作られたフレッシュなもの。カラフルでどれもとても美味しそうです。
SWEDISH OPEN SANDWICH($9.00)
ライ麦パンの上にスカーゲン(サーモンとディルのマヨ和え)が乗っています。カリカリのパンとまろやかなサーモンとディルのほのかな苦みが効いていてフラッシュな美味しさです。サイドのピクルスも酸っぱさが食欲をそそります。
ORGANIC PRETZEL WITH SALMON($10.00)
硬めのプレッツェルにスモークサーモンと野菜をたっぷり挟んだサンドイッチ。プレッツェルに付いたゴマやシーズの香ばしさと、野菜やピクルスのシャキシャキ感でかなり食べ応えあります。美しい見た目と裏腹に、食べる際にボロボロ落としてしまってキレイに食べるのが大変です。でも味はとても美味しかったですよ。
コーヒーの苦味が効いた濃いめのエスプレッソのFLAT WHITEが、私的には大ヒットでした。
バリスタの子と色々話していたら、ORGANIC CINNAMON BUMを頂いてしまいました。シナモンロールのように甘すぎず、カルダモンが効いたビターな大人な味です。何個でも行けそうな美味しさ♡
Thank you, Sophie♡
パディントンにある穴場カフェ
シドニーは秋が深まり徐々に寒くなってきていますが、この日は天気がよく日差しも強めだったので比較的暖か。テラスの空間も壁に囲まれているので、時間が経つにつれ影の表情が変わって行くのも美しいですね。
ものすごくイイ雰囲気のお店なのに、(たぶん平日ということもありますが)お昼時なのにあまりお客さんが居ない穴場カフェです。最近はショッピングというと大きいモールのあるBONDI JUNCTIONに行ってしまう人が多いようで、PADDINGTONでは一部シャッター商店街のようになっていたりもしています。
せっかく教えてもらったこの素敵なCAFE。穴場なのであまり大盛況になって逆に入れなくなってしまうのは残念だけど、是非とも無くならないで欲しいです。
毎週土曜日にPADDINGTON PUBLIC SCHOOLで行われるPADDINGTON MARKETが有名なので、散策がてら行かれることをオススメします。カフェだけでなくオシャレなショップが点在していて、メジャーではない穴場がまだまだあります。是非探索してみて下さい。
202 Oxford Street, Paddington, NSW 2021
TEL:02-9368-7045
OPENING HOURS:
MON – SAT:10:00am – 3:00pm (SUNは夏のみの営業)