倉庫街のホールフーズカフェ COOH Alexandria(クー・アレキサンドリア)| ALEXANDRIA

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

The Grounds(グラウンズ)をはじめ個性的なカフェが点在するエリアでもある、シドニー・シティの南部にある倉庫街「Alexandria(アレキサンドリア)」。今回は数あるカフェの中でも美味しいと評判のCOOH Alexandria(クー・アレキサンドリア)で、厳選した素材をふんだんに使ったランチを楽しみました。

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シドニーの倉庫街にある「COOH Alexandria(クー・アレキサンドリア)」

シティ中心から北へ約5km。シドニー空港からも近く、大小様々な倉庫が並ぶ倉庫街のAlexandria(アレキサンドリア)。最近はスタートアップやシェアオフィス、アパレルのアウトレットやカフェなどが軒を連ね、多くの人が訪れる街です。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

空き地には新しいアパートが急速に建設されている再開発エリアでもあり、フォトジェニックな図書館「Green Square Library(グリーンスクエア図書館)」があるのもこのエリアです。

観光客にも人気のカフェ複合施設「the Grounds Alexandria(グラウンズ・アレキサンドリア)」もあり、MECCAをはじめとるすロースタリー系のカフェなど、個性豊かなカフェも林立しています。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)
看板には「Honest Food Full of Flavour(風味豊かな誠実な食事)」の文字が

今回訪れたのは、有名なGroundsの通りを挟んで目の前にある「COOH Alexandria(クー・アレキサンドリア)」。私の周りでも「ご飯がとにかく美味しい」と評判のカフェで、小雨の降る肌寒い中ランチに訪れました。

食材にこだわったホールフーズカフェ

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

オリジナルの店舗はマンリーの北にあるCurl Curl Beach(カールカール・ビーチ)近くにあって、オーガニックやホールフードにこだわった料理が地元では大人気だったとか。ビーチの近くにナチュラル系のカフェがあるのは想像できるけれど、トラックが行き交う倉庫街にそんなカフェがあるっていうのはちょっと意外ですよね。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

店名の「COOH」は「すべての生命過程の源」という意味から、アミノ酸を形成するカルボキシル基(-COOH)から命名されたそう。「Honest Food Full of Flavour(風味豊かな誠実な食事)」というオリジナル店舗のコンセプトの元、こだわりの食材が使われたメニューがズラリと並びます。ローカルの農家や作り手と提携して新鮮な食材を調達する、という地元をサポートしながら美味しい食事を提供する姿勢はいいですね。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

ホールフーズをうたうだけあって、加工食品や添加物などは一切使用せず、飼料に抗生物質、ステロイド、化学物質を含まない鶏肉やサーモンを使うなど、全ての材料が厳選されて使用されています。熟成魚やクラッカーに至るまで、全てこのキッチン作られているみたいですよ。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

使われている食材も細かく記載されていて、グルテンフリーや乳製品フリー、ヴィーガンの選択肢も豊富です。もしアレルギーや食べれない食材がある場合は、店員さんに相談することもできます。

どのフードもメニューを読んでいるだけでもすごく美味しそう。かなりお腹ぺこぺこだったので、どれにしようか迷いすぎました。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)
ZUCCHINI CORN BUCKWHEAT FRITTERS($22.00)GF, DF menu

グルテンフリーで乳製品フリーのサクサク香ばしいフリッターは、甘酸っぱいトマトのレリッシュに合います。野菜がたっぷりなのでさっぱりしているかと思いきや、気がついたらお腹パンパンで完食も危ういくらい。

メインはスモークサーモンかベーコン、ハロウミチーズの中から選べ、私はサーモンをチョイス。因みにキシキシとした食感のHalloumi Cheese。ハロゥミと発音していますが、日本ではハルミチーズって言うらしいですね。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)
MUSHROOM RISOTTO($26.00)

濃厚クリーミーなパルメザンチーズとご飯のもっちりとした食感がたまらないマッシュルーム・リゾットは、一皿で大満足のコクとボリューム。ヴィーガン仕様にすることもできるそうで、そちらもお味も気になりますね。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)
SOY CAPPUCCINO($5.50)

自家焙煎のコーヒーも美味しかったけれど‥‥レギュラーサイズでこのお値段。結構強気な価格設定です。

広々としたスタジオのようなインテリア

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

天井が高く広々とした店内は、スタジオのような開放感。この日はあいにく雨が降っていて薄暗かったけれど、大きな窓に囲まれているせいか気持ちのいい空間です。インダストリアルな雰囲気の中、所々飾られているグリーンのおかげで温かみもあります。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

今回はランチに訪れたのでオーダーしませんでしたが、オリジナルカクテルやクラフトビール、オーストラリア産ワインなども取り揃えています。

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

全ての材料を厳選して使用する、というお店のコンセプトはすごくいいけれど、当初、何故か他の席は空いているのに入口近くの柱の影の席に案内されたり(後に奥の方に移動)、オーダーしてからなかなか料理が出て来ず結構な時間待たされたりなど、忙しすぎて店内が上手く回ってないのかな?という場面も多々ありました。キャパの割には店員さんが少ないのかな?

シドニー・アレキサンドリアのホールフーズカフェ COOH(クー)

ただ、厳選されたこだわりの食材で作られたお料理は、本当に美味しいです。アレキサンドリアに訪れたら人気のグランウンズに行ってしまいがちだけれど、しっかり美味しいご飯を食べたいならココ一択、と言う程おすすめのカフェですよ。

COOH Bourke Road Alexandria

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