シドニーの北側、キリビリのフェリー乗り場に位置する眺めのいいカフェ「セルシウス・コーヒー(CELSIUS COFFEE CO.)」。桟橋の上にあり、窓から見えるハーバーの絶景と一緒に、美味しいコーヒーとフードが楽しめる人気店です。
キリビリワーフにある「セルシウス・コーヒー Co.」
シドニー最大のフェリーターミナル「サーキュラー・キー(Circular Quay)」から、F5フェリーに乗って10分弱。シドニー有数の人気カフェCELSIUS COFFEE CO.(セルシウス・コーヒー)が位置するのは、ノース・シドニーにあるフェリー乗り場「キリビリ・ワーフ(Kirribilli Wharf)」のすぐお隣です。
フェリー乗り場の横にある桟橋の上。店内の床下からは、波が打ち付けるチャポチャポという音が絶えず聞こえてきます。窓の外に広がる絶景と、美しい盛り付けの美味しいフードが人気のカフェです。
海の上に建つ絶好のロケーション
SNSでも頻繁にフォトジェニックな写真がアップされているせいか、週末はもちろん、平日も朝から行列が。この日も朝食を狙って早めに到着したものの、天気の良い週末だったので店内は既に満席でした。
店内には小屋のようなシャビー感が漂い、インテリアもいい感じに使い古された独特の風合いが。海の上に建っているので、窓の外にはシドニー湾が広がっているという抜群のロケーションです。シティにあるカフェとは、また違った雰囲気が味わえます。
フェリー乗り場のすぐ脇にも席はあるけれど、ここに訪れたら桟橋の先にある、奥側の席に座るのがマスト。店内が混み合っているとかなり待たされるので、この日も30分程度待ちました。それでも、待つだけの価値はあります。
SNSで人気なので、写真撮影する観光客の人達もよく見かけます。とにかくロケーションが良いので、さまざまな角度から料理や絶景をバックに、写真を撮りたくなる気持ちもわからなくもありません。
(かくいう私も撮影しまくり)
フォトジェニックで美味しいフードメニュー
こぢんまりした店内では店員さんが早足で行き交い、奥にある小さなキッチンでは、手の込んだ本格的なカフェメニューが次々に調理されています。
まずは、オーストラリア名物のFlat Whiteでスタートしましょう。
カラフルなフルーツとお花が散りばめられたワッフルは、このお店一番の人気メニュー。見た目のかわいさはもちろん、フレッシュな酸味とピーナッツクリームのまろやかさのバランスが抜群で、最高に美味しいです。
カリカリにトーストしたのサワードゥの上には、ポーチドエッグとトマト、自家製のオニオンジャム(これが超絶美味!)。ブラックソルトがスタイリッシュな見た目だけでなく、スモーキーな風味もプラスしています。
厚切りベーコンと目玉焼き、トマトのレリッシュや青リンゴのチャツネを、フワフワのバンズで挟んだバーガー。ボリューミーな見た目とは異なり甘めな味わいですが、ベーコンのしょっぱさとのコンビネーションがいい感じです。
香ばしくソテーしたケールとアスパラガス、爽やかなライムとアボカドのピューレ、まろやかなポーチド・エッグのコンビネーションが美味しいプレート。トーストは+$2.00でグルテンフリーに変更できます。
オーソドックスなエッグ・ベネディクトと思いきや、上にかかっているオランデーズソースは何と柚子味。挟まれているのもラム肉で珍しいです。ソースの爽やかなの酸味が、ジューシーなラム肉の濃厚さを中和しています。
フード写真が多めなのは、それだけ何度もここでご飯を食べているから。どのメニューも美味しいし、ボリューム満点。大抵食べ過ぎてしまいます。
帰りはノース・シドニーのキリビリを散策
帰りはフェリーに乗ってまたサーキュラー・キーまで戻るのもいいけれど、お腹がいっぱいなったところでキリビリ周辺を散策するのもおすすめ。11月頃なら、ジャカランダの花もキレイに咲いています。
のんびりミルソンズ・ポイント(Milsons Point)のフェリー乗り場までお散歩したり、余力があればハーバー・ブリッジを歩いてシティに戻るのもいいですね。
シドニーに友人が来た際、連れて行くと必ず喜ばれるお店です。キリビリワーフの海の上に浮かぶ小さなカフェへ、フェリーに乗ってブランチしに行きましょう。
Kirribilli Wharf, 1/2 Holbrook Ave, Kirribilli NSW 2061
TEL:02-9922-2245
OPENING HOURS:
MON – FRI:7:30am – 2:00pm
SAT – SUN:8:00am – 2:30pm