絶賛開発中で続々と新しいお店がオープンしているシドニーCBD南西部にある「DARLING SQUARE(ダーリング・スクエア)」。この注目エリアにオープンしたフォトジェニックな美しいフードが人気のカフェ「AUVRES(オーヴェル)」にランチに訪れました。
ダーリングスクエアのカフェ「AUVRES(オーヴェル)」
シドニー湾を望む人気観光スポット「DARLING HARBOUR(ダーリング・ハーバー)」の南に広がる「DARLING SQUARE(ダーリング・スクエア)」は、人気レストランやカフェ、ショップが軒を連ねる大注目のエリアです。DARLING SQUARE LIBRARYや、以前ご紹介したEDITION COFFEE ROASTERSもこのエリアにあります。
今回、ランチに訪れたカフェ「AUVERS(オーヴェル)」は画家のゴッホが人生最後の時間を過ごした、フランスにある小さな村「AUVERS-SUR-OISE(オーヴェル・シュル・オワーズ)」にインスパイアされたカフェです。NORTH SYDNEYのROHDEに本店があり、こちらは2号店だそう。
図書館があるTHE EXCHANGE裏には小さな芝生の広場が広がっています。 そこを囲うように高層の建物が建っていますが、不思議と息苦しさはなく開放的な雰囲気です。カフェはその広場のすぐ脇です。
広場周辺にはベンチやたくさんの席が並んでいるので、ビジネス街という土地柄、ランチ中のビジネスマンの姿も見かけます。天気のいい日でここでランチのはすごく気持ち良くて、写真からもその気持ち良さが伝わってきますね。
COZYで居心地のいいインテリア
「CAFE – ART – INSPIRE」をモットーに、カフェというこの場所から様々な形でアートを共有し、訪れる人達のインスピレーションを刺激しようというコンセプトだそう。不定期でさまざまなワークショップも開催しています。
窓が開け放たれ開放的で明るい店内には、カラフルで印象的な壁画が描かれています。切妻型に組まれたパーゴラの向こうに見える厨房の様子など、思わず写真を撮りたくなるような可愛いらしい仕掛けが散りばめられています。
フレンチとアジアのフュージョン料理
フランスの街の名前が由来のお店ながらオーナーがアジア系ということもあり、フレンチとアジアを融合した個性豊かなモダン・オーストラリアン料理が楽しめます。
ランチスペシャルのお得なポーク・ボウルは、トロトロに煮込んだ豚バラ肉を枝豆や温泉卵と一緒にいただきます。何処となく和を感じさせる組み合わせですが、味は醤油ベースで八角が効いているので東坡肉のような味わい。白いご飯が何杯でも行けそうな美味しさですね。
見た目も美しいお店の看板メニューは、ほんのりとバナナが香るフレンチトースト。「バナナ」と言えば以前ご紹介したPREACH CAFEのパンケーキを思い出しますが、こちらはブリオッシュを使用していて外がカリカリ、中がふんわり。トーストが適度に甘いので、周囲のチョコレートソースが少々甘過ぎな気もしないでもないですが、ピスタチオでコーティングされた甘さ控えめの黒胡麻アイスとの相性は絶妙でした。
他にも人気メニューの抹茶のパンケーキを始めとするスイーツ系から、マッシュルーム・リゾットやインスタ映えするということでお馴染みのイカ墨のパスタなどお食事メニューも充実しています。
この辺りはチャイナタウンが近いので、アジアンレストランはたくさんあります。フュージョン料理なのでアジアっぽさも感じますが、オーストラリアらしいスマッシュ・アボなどの朝食から、パンケーキなどのスイーツ系、ステーキやカクテルなどのディナーまで楽しめる、モダンながらリラックスできる雰囲気のカフェです。
SHOP NE O4, 12 NICOLLE WALK, HAYMARKET NSW 2000
TEL:02-9188-2392
OPENING HOURS:
MON – SUN:8:00am – 2:00pm(TAKE AWAYのみ)