シドニー各地で行われる、週末の恒例行事とも言えるマーケット。今回は毎週土曜日、シティからも近いKINGS CROSS(キングスクロス)で行われている、オーガニックなファーマーズ・マーケット「KINGS CROSS FARMERS MARKET」をご紹介します。
シティ近郊にある「KINGS CROSS MARKET(キングスクロス・マーケット)」
毎週末、シドニー各地の公園や学校など様々な場所で行われているマーケット。作りの手のこだわりが感じられる無農薬、有機栽培の食品に出会うことができるのも、オーガニック先進国と言われているオーストラリアのファーマーズ・マーケットならではです。
中でもシティから近く、オーガニックな食材が揃う「KINGS CROSS FARMERS MARKET(キングスクロス・ファーマーズ・マーケット)」は、地元ローカルにも大人気。毎週エコバッグを持った人達が、お散歩がてら訪れて賑わっています。
オーガニック食材が並ぶファーマーズ・マーケット
棚に並べられた青々とした野菜たちは、まだ泥だらけの根が付いたものもあって新鮮そう。オーストラリアのスーパーではお馴染みのケールやチャード、日本ではあまり見かけないルバーブ、パースニップ、ビートルートなどもあって、不思議とテンションも上がります。
スイーツ関連では、ココナッツとドライフルーツのブリスボール、グルテンフリーのケーキ、ヴィーガンのオーガニックチョコレートなどなど‥‥どれも美味しそう。
私のおすすめは「STUBBORN OLIVE」のアンチョビ入りのオリーブ($12.00)。日本にいる家族に「また買ってきて欲しい!」と言われる美味しさ。自宅用にはもちろん、ワインのおつまみとしてお土産に持って行くと喜ばれます。
ナッツやドライフルーツ、スパイスは、いっぱいありすぎて毎回目移りしてしまうほど。量り売りで好きな分だけ購入できるから、毎回フレッシュなものが食べられるのもいいですね。ヨーグルトに入れるドライフルーツやおやつのナッツもここでまとめ買いしています。
超濃厚なピーナッツバターやアーモンドバターももちろんオーガニック。ナッツそのものの旨味を感じられるものから、コーヒーやシナモン、チリなど珍しいフレーバー付きのものも。試食してから購入できるのも嬉しいです。
お花屋さんで買うと割と高い花も、マーケットだと比較的安く購入できます。チューリップの花束も10本で$15、バラの花束も$10~15と割安なので、我が家のお花は毎週ここです。ただお花屋さんだけは何故か「現金only」なんですよね;
屋台フードのランチも楽しみの1つ
マーケットの楽しみの一つでもある、屋台フード。バーガーやフライドチキン、マーケットの定番「ギョズレメ」などバラエティも豊富です。
毎回何を食べようか色々な屋台を徘徊しつつも、最終的にパエリヤかフォーに落ち着く私達。夫は結局、ピリ辛風味で食欲をそそるSofrito Paellaのシーフードパエリア($12.00)になります。暑かったら、そこにアサイーボウルという選択肢が追加される感じかな。
ランチの後は締めのコーヒーは、今回はたまたまコーヒー豆を切らしていたのでSalvador Cofffee Roastersで一緒に豆も購入。ブロンテビーチのカフェ「Bogey Hole Cafe(ボギーホール・カフェ)」でもここの豆を使っていました。
シドニーでの週末はマーケットへ!
他にもBONDIやGLEBE、PADDINGTONなど、シドニー各地でマーケットが開催されていますが、それぞれファッション雑貨やアクセサリーなど、そのマーケットによって趣も違います。
今回ご紹介したキングスクロスのオーガニックマーケットは食品がメインで、野菜やフルーツ以外にも、フリーレンジのお肉専門店や魚屋さん、チーズ屋さんなどもあります。ヴィーガンフードやグルテンフリーのパンやパスタなどのこだわり食材が手に入るのも、シドニーらしさですかね。
オーガニックにこだわった生鮮食品は、少し汚れていたり不恰好ながらも、決して値段が安いわけではありません。ただ新鮮な野菜やフルーツを、直接生産している人の顔を見ながら購入できるのはとても貴重な機会かなと。
カフェやレストランでの朝食やランチよりもふらりと気軽に立ち寄れるので、天気の良い週末にはランチをしに、ピクニック気分で訪れてみるのもおすすめです。
El Alamein Fountain, Fitzroy Gardens, Macleay Street, 2011 NSW
Every Saturday 9:00am – 2:00pm