リスボン・ロシオ広場にある巨大店舗「ZARA Rossio」1階のカフェでは、名店Castroのパステル・デ・ナタとコーヒーを、ショッピングの合間に楽しめます。観光地の中心でありながら、意外なほど静かで快適な穴場カフェです。
Inditexグループの店舗が多いリスボン
言わずと知れた、スペイン発の人気アパレルブランド、ZARA(ザラ)。

お隣がスペインという土地柄もあってか、リスボンにはZARAをはじめ、Bershka、Oysho、Massimo Duttiなど、Inditexグループの店舗がとにかく多いです。

若向けでカジュアルな印象のBershkaやStradivarius、くすみカラーが可愛いワークアウトウェアが揃うOysho。大人っぽさで言えば、やっぱり私のお気に入りのMassimo Duttiが一歩リードですかね。

とはいえ、円安真っ只中の今、「これは安い!」と手放しで喜びにくいのが正直なところ。
ロシオ広場にある巨大ZARA ドン・ペドロ4世広場店

リスボンに数あるZARAの中でも、ひときわ存在感を放っているのが、ロシオ広場脇にあるZARA Praça Dom Pedro IV(ドン・ペドロ4世広場店)、通称ZARA Rossio(ザラ・ロシオ)です。

18世紀のポンバル様式による歴史的建造物で、築200年以上の4階建て。売り場面積は約5,000㎡あり、ヨーロッパでは2番目の大きさなんだそう(最大はスペインのマドリード店)。

0Fはメンズ、1〜2Fがレディース、3FにはキッズとZARA HOMEが。
ランジェリーや靴、バッグ、コスメまで揃い、商品数は圧倒的。ただし売り場があまりに広いので、正直、隅から隅まで見るのはかなり大変です。
ZARAの1階にあるZARAカフェ
そんな巨大ZARAで、私が密かに重宝しているのが、1階の片隅にあるZARAカフェ。

「カフェなんてどこにでもあるでしょ」と思いがちだけれど、観光客でごった返すロシオ広場周辺にあって、静かに座れる場所はかなり貴重です。

クラシックでありながらも、ラスティックで温かみのあるインテリアも素敵。


ZARAロゴ入りの箱やグラス、カップ&ソーサーが整然と並び、別に欲しいわけじゃないけれど、可愛くてついつい眺めてしまいます。

ZARAの世界観なのか、カフェ側の世界観を尊重したのかは謎だけれど、「ファッションブランドがカフェを作るとこうなるのか」と素直に感心してしまう空間です。
ZARAカフェで食べられるパステル・デ・ナタ
そして何より、このZARAカフェで食べられるのが、私イチオシのCastro(カストロ)のパステル・デ・ナタ。

正直、パステル・デ・ナタは鮮度が命。焼きたてが一番美味しく、時間が経つとどうしても油っぽく、そして固くなってしまいます。

ここでは併設キッチンで焼いているわけではないので、生地のサクサク感やクリームのなめらかさは、直営店の焼き立てには及びません。それでも味はしっかりCastroなので、コーヒーと一緒に楽しむには十分満足な味わいです。

何より、ここは意外なほどいつも空いていて、落ち着いて座れることが多いのが魅力。席数は多くないものの、タイミングが合えばかなり快適です。

コーヒーの量も、心なしか少し多めな気がするし、ショッピング途中の休憩にもちょうどいいですね。
Castro直営店とZARAカフェ、どっちで食べる?

焼き立てのサクサク感や、クリームのトロッとしたなめらかさを重視するなら、Castroの直営店に行くのがベスト。焼きたてのパステル・デ・ナタは、やっぱり別格です。

一方で、直営店は店舗が狭く、席もかなり少なめ。行列はなくても、席に着いてのんびりできなかったりもします。

並ばずに座って食べたい、ショッピングの合間にさっと甘いものとコーヒーで一息つきたい、という場合はZARAカフェが現実的なんじゃないかな。
ロシオ周辺で休憩するならZARAカフェがおすすめ
「最高の一個」か、「ちょうどいい一息」か、かなり迷うところではあるけれど、その日の気分と時間次第で決めてみてください。

出来立ての「最高のナタ」を求めるなら、Castro直営店。
「買い物の合間に、ナタとコーヒーで一息つきたい」なら、ZARAカフェを選びます。

ファストファッションの巨大店舗の中で、リスボンの定番菓子が頬張れる。ロシオ広場のZARAという少し意外な場所には、そんな穴場カフェがあります。
Praça da Figueira V 3C, 1100-202 Lisboa, Portugal
OPENING HOURS : MON - SAT 10:00 - 21:00 / SUN 11:00 - 21:00
