明治神宮と言えば、毎年300万人以上が初詣に訪れる日本を代表する神社の一つです。都会のど真ん中にありながら、緑が鬱蒼と茂って静まり返った、荘厳な佇まいを見せる不思議な空間です。そんな明治神宮に今回日本を訪れた際、かなり遅めの初詣に行って来ました。
都会の中心にあるパワースポット
明治神宮はJR原宿駅と代々木駅の間にある神社で、脇には代々木公園や乗馬場などを併設した「都会の中心にある大きな緑の森」です。日本に住んでいた頃この辺りに住んでいたので散歩がてらよく訪れていたのですが、大鳥居をくぐる度、不思議と気持ちがシャンとします。
鳥居を一歩入るとシーンと荘厳な静けさが広がっていて、空気感さえ違うような気がします。まるで邪念が洗われるような。富士山からの皇居へと流れる二つの気流の合流地点だという噂も聞きます。大自然のパワーがみなぎっているというのも何となくわかります。
パッと見雑多に植えられているような鬱蒼とした森に見えますが、在来種にこだわり、350種類以上もの木々が計画的に植えられているそうです。国を挙げての100年計画だったとか。
話題だったパワースポット「清正井(清正の井戸)」
10年ほど前にTVでパワースポットだと紹介された、明治神宮にある清正井(清正の井戸)。携帯の待ち受けにすると願いが叶うと一斉を風靡したのを覚えています。その当時は門の外まで行列ができていました。
今はもう誰も行列なんて作っていないので、今回初めて中に入ってみることにしました。入口は大鳥居を抜けて左側にあります。ここからは入場料(¥500)が掛かります。中に入ると井戸までが意外に遠くてびっくりしました。距離的には本堂(神楽殿)の脇辺りまで歩く感じです。
こちらが清正井。井戸の下からは水が湧き出ていて、溜まった水は透き通っていてとてもキレイ!ちょうど日が落ち始める前だったのですが、中の石が青緑に輝いていて不思議なパワー(!?)を感じたような気がします。一応お祈りをして清正井を後にしました。
気持ちが引き締まる荘厳な雰囲気
井戸を出てからいよいよ本殿に向かいました。東京に帰って来て色々な場所に行って思いましたが、ここでも外国人観光客の多さにビックリです。私達もここに訪れるのはかなり久しぶりなので、完全なるお上りさんではありますが。。。
神社仏閣でお参りすると、そういう年になったせいか、外国に住んでいるせいか、厳かで心が洗われる気がします。多分本人の気の持ちようですけど、取り敢えず今の周りの人に支えられている恵まれている状況に感謝しました。かなり遅くなってしまった2019年の明治神宮での初詣ですが、今年も引き続き頑張って行きます!
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