パリにあるSAINT-GERMAIN-DES-PRÉS(サンジェルマン・デ・プレ)は文化の中心とも言われ、美味しいレストランやカフェなども軒を連ねるエリア。牡蠣を食べようということになり、シーフードが美味しいL’ATLAS(ラトラス)に訪れました。
文化の中心「SAINT-GERMAIN-DES-PRÉS(サンジェルマン・デ・プレ)」
セーヌ川の左岸、6区にある「SAINT-GERMAIN-DES-PRÉS(サン・ジェルマン・デ・プレ)」は、第二次世界大戦後に文化活動の中心となった場所。多くの文豪やアーティスト、監督や俳優などが連日ナイトクラブやブラッスリーに集まった街だそう。ウディ・アレンの映画「MIDNIGHT IN PARIS」のような雰囲気が漂います。
今では高級ブランドのブティックやオシャレなショップ、有名なレストランやカフェが軒を連ねるとても洗練されたエリアです。有名カフェ「LES DEUX MAGOTS(ドゥ・マゴ)」や「CAFE DE FLORE(カフェ・ド・フロール)」があるサンジェルマン大通りの一本裏手BUCI(ビュッシ)通りは、テラス席がズラリと並びいつも人で賑わい活気に溢れています。
シーフードが美味しい「L’ATLAS(ラトラス)」
「L’ATLAS(ラトラス)」は、ビュッシ通りとレストラン街と言われる小径GRÉGOIRE DE TOURS(グレゴワール・ドゥ・トゥール)通りの交差点にある、美味しいシーフードとお酒が楽しめるブラッスリーです(ビストロとの境界線が曖昧で実ははっきりとはわかりません)。
赤いオーニングと通りに並んだテーブルと籐の椅子、キビキビ働くギャルソン達が何ともパリらしい雰囲気満載です。旅行者が多いエリアなのでツーリストのお客さんもいますが、ローカルにも人気のお店です。
シーフード中心のビストロ・メニュー
店内はカジュアルな雰囲気で、店員さんもとてもフレンドリー。こちらのお店の売りはシーフードなので、冷えた白ワインやスパークリングと一緒にいただきたいメニューばかりです。ドライでエレガントなサンセールのボトルをオーダーしました。
まずはほとんどのお客さんがオーダーしている牡蠣(huître)をオーダーすることに。フランスの牡蠣のことは何もわからないので店員さんにオススメを聞き、一番人気だというジラルドーをチョイスしました。身は小さめですが塩気が強く、味が濃厚でとても美味しいです。シドニーでも牡蠣を食べる機会は多いですが、また違った味わいな気がします。
フレンチの前菜の定番「サーモンタルタル」は、甘みと塩味のバランスが絶妙です。バケツに入ったムール貝にもかなり惹かれましたが、あまりお腹が空いていなかったので断念しました。
観光地にあるのでツーリスト専用のお店かと思いきや、カジュアルな雰囲気もいいし料理も美味しいので、ちょっと一杯飲みたい時にも使えそうです。通りを行き交う人々を眺めながら、パリの夜が更けて行く様子を満喫できるブラッスリーです。
11 Rue de Buci, 75006 Paris, France
TEL:+33-1 -0-51-26-30
OPENING HOURS:
MON – SUN:8:00am – 2:00am