パリの中心を流れるセーヌ川は、エッフェル塔や凱旋門と並び「パリ」らしいお馴染みの景色の1つです。世界遺産でもあるセーヌ河岸に停泊する船上のカフェ「LA BALLE AU BOND(ラ・バル・オウ・ボン)」で、クルーズ気分を味わいました。
パリの中心をながれるセーヌ川
パリ市内を南北に分けるように流れるセーヌ川は、川沿いに歴史的な建物が並ぶ様子がパリらしさを感じさせます。ユネスコ世界遺産にも指定されている河岸には広い遊歩道もあり、家族連れや恋人達などが集まるパリ市民の憩いの場になっています。
南京錠で有名な「PONT DE ARTS(ポンデザール)」
「CAFE LATIN」でランチをした後、SAINT-GERMAIN-DES-PRÉS(サンジェルマン・デ・プレ)周辺を通り、1区と6区を繋ぐ橋「PONT DE ARTS(ポンデザール)」に到着しました。
ポンデザールは恋人達が愛を誓い欄干に南京錠を付けることで有名で、数年前に南京錠の重さに耐えきれず欄干の一部が崩壊してしまった橋です。今では全ての南京錠が取り払われかなりスッキリ。一部の手すりにはその名残がまだ残っていました。
セーヌ川を眺めるカフェ「LA BALLE AU BOND(ラ・バル・オウ・ボン)」
喉が渇いて来たのでお茶でもしようと立ち寄ったのが、ポンデザール橋の脇にあるカフェ「LA BALLE AU BOND(ラ・バル・オウ・ボン)」。セーヌ川の上に停泊する船の上にあるカフェです。
注文は1Fのカウンターでオーダーするキャッシュ・オン・デリバリー方式。フランスのクラフトビールやオーガニック・ワインなどを揃えていますが、真夏のパリ散策でとにかく喉が渇いていたのでレモネードをオーダーしました。
船っぽさ満載の1Fもいいですが、やっぱり気持ちの良い2F(屋上)のデッキ席がオススメ。
船上のデッキ席は遮るものが何も無く、360°のパリの絶景が楽しめます。日差しの強い夏でも空気は乾燥しているので、パラソルの下に入れば風が心地良くてとても気持ちいいです。
対岸に広がる荘厳なルーブル宮殿も見渡せ、優雅に流れるセーヌ川や行き交う船を眺めながらのんびりとした時間が過ごせます。ワインボトルを開けてしまったら、いつまでもボーッとしていられそう。
構図なんて考えずどこを切り取っても絵になる、とてもフォトジェニックな風景です。今回は飲み物しかオーダーしませんでしたが、オーガニック食材を使用したフュージョン料理なども楽しめるそう。週末はブランチも楽しめるみたいで、ここで食べる朝ご飯なんて想像しただけで最高です。
冬場は週末のみのオープンになりますが、春からは通常営業が始まります。夏場もいいですが、春や秋など過ごしやすい季節も素敵そうですね。パリらしい風景とパリっぽい雰囲気が一度に楽しめる眺めのいいカフェです。
75006 Port des Saints-Pères, 75006 Paris, France
TEL:33-9-53-62-54-00
OPENING HOURS:
(APR – OCT)
MON – TUE:3:00pm – 10:00pm
WED – FRI:11:30am – 12:00am
SAT:11:30am – 2:30pm(brunch)/ – 24:00(drink)
SUN:11:30am – 2:30(brunch)/ – 9:00(drink)
(NOV – MAR)
SAT – SUN:11:30am – 5:00pm