アデレード一の高層ホテル CROWNE PLAZA ADELAIDE(クラウンプラザ・アデレード)| ADELAIDE

南オーストラリアの州都「ADELAIDE(アデレード)」は、「スクエア・マイル」と呼ばれる小さなエリアに主要なスポットがぎゅっと凝縮されたコンパクトな街。そんなアデレードCBDにある数あるホテルの中で一番高層のホテルが「CROWNE PLAZA ADELAIDE(クラウンプラザ・アデレード)」です。

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アデレードで一番の高層ホテル「CROWNE PLAZA ADELAIDE(クラウンプラザ・アデレード)」

今回の南オーストラリア旅行1日目に滞在したのは、アデレードCBDのイーストエンドに位置する「CROWNE PLAZA ADELAIDE(クラウンプラザ・アデレード)」。CROWNE PLAZA HOTEL & RESORTSグループが運営するホテルで、2020年の11月にオープンしたばかりです。

右に見える高い建物がCROWNE PLAZA ADELAIDE

アデレード大学や美術館などがあるCULTURE PRECINCT(文化地域)のすぐ南、ショッピング街のRUNDLE STREET(ランドル・ストリート)、レストランやパブが並ぶエリアにも近いので、ビジネスにも観光にもとても便利なロケーションにあります。

オープンしたばかりということで施設が新しいのはもちろんですが、このホテルの売りは建物の高さとそこからの眺望。2021年3月現在、アデレードで一番高層のホテルだそう。エレベーターで10Fにあるチェックインカウンターに上がると、フロア全体から見渡せるパノラミック・ビューに思わず声が出てしまいます。

プールサイドにあるバー「Luna 10

「アーリー・チェックイン」をお願いしていたにもかかわらず、アデレードはこの時期フェスティバル・シーズンということでホテルも大忙し。残念ながら部屋の準備はまだできていないということだったので、とりあえずランチをすることにしました。

今回ランチをした「Luna 10」は、チェックインカウンターと同じフロア、プール脇のラウンジにあるバーです。軽食やコーヒー、カクテルが眺望抜群のラウンジで楽しめます。アデレードで一番高層のバーだそうなので、夜景を見ながらプールサイドでカクテルなんていいですね。

外にあるプールは一応「インフィニティ・プール」をうたっていますが、現在プールを挟んだお隣に高層ビルが建設中。なので残念ながら谷の狭間感は拭えませんが、気温がもう少し高ければ夕方や夜のスイミングも気持ち良さそうです。

この時は3月で若干肌寒さを感じる季節だったにもかかわらず、外のプールには泳いでいる人がちらほらいます。温水プールではありますが、さすがオージーです。因みに同じフロアには24時間営業のジムも併設しています。

圧倒的な食べ応えがあるビーフ・バーガーと、海藻や焼き豆腐、柚子ドレッシングに和を感じるヴィーガン・ボウル。全く違ったメニューですが、どちらもボリューム満点で味も美味しいです。リラックス感あるソファ席などもあるので、チェックイン前の時間潰しにはぴったりですね。

ビジネスステイにも嬉しい快適なワークスペース

CROWNE PLAZAはどちらかというとビジネスステイに特化したホテルなので、ワークスペースも充実しています。Luna 10の脇にあるスペースには無料のWiFiや充電ポートが設置されたテーブルが点在しているので、明るい開放的な雰囲気の中でお仕事ができます。

長テーブルのあるこちらでは、コーヒーを飲みながらZoom会議をしている人達がいました。景色が良くて明るいスペースで会議なんて、モニターの向こう側にいる人は絶対羨ましいんでしょうね。因みにビジネスに特化したホテルなので、下の階には大きな会議室やイベントスペースなどもあります。

もちろんカクテルやビールを飲みながらの夜景を眺めてミーティング‥‥なんてこともできますが、そんな状況の中で仕事をするのはかなりの気合と根性が必要ですね。私は間違いなくできません。

アデレード・ヒルズが見渡せる客室

昼過ぎにやっとチェックインができて、案内された部屋は最上階20Fにある「King Premium Room」。客室に入るとまず驚いたのが床から天井いっぱいの高さまである窓と、その奥に見えるアデレード・ヒルズの絶景です。

部屋は28㎡とそこまで広くはないけれど、一人のステイには十分すぎる広さ。とにかく窓が大きくて気持ちが良いので、デスクには座らず、部屋にいる時は窓の前にあるシェーズロングにずっと座ってました。

ビジネスとリラクゼーションの両立」をうたっているだけあって、「ビジネスホテル」と言ったら申し訳ないほど快適な空間でした。適度にCOZYなスペースは居心地が良くて、1日の疲れをしっかりリフレッシュしつつも、次の日のパフォーマンスを最大限に上げてくれそうです。

固すぎず柔らかすぎず快適なベッドやアロマテラピーなど、クラウンプラザホテル独自のSleep Advatageプログラムを採用しているそう。今回は時間がなかったので試してないですが、クロームキャストで室内のTVでストリーミング放送も楽しめるみたいです。

私の宿泊した部屋はちょうど真東だったので、部屋の窓からアデレード・ヒルズの丘に登る朝日が見えたのがとにかく最高でした。この日は朝早く出発ということもあったので、まさに日の出とともに目覚め、陽の光を浴びながら朝の支度ができました。

気になるホテルのアメニティブランド

ホテルに宿泊する際、客室の雰囲気やレストラン、接客やサービスなどと一緒にいつも気になるのがアメニティ。シャンプーやコンディショナー、コーヒーや紅茶など、普段使ったことや味わったことのないブランドのものだと自然と気分も上がります。

今回のトイレタリーはニュージーランド発祥のオーガニックコスメブランド「ANTIPODES(アンティポディース)」のもの。このブランドのリップやハンドクリームは使ったことがありますが、シャンプーやコンディショナーは初体験です。ポンプタイプなのでお持ち帰り不可でしたが、香りも良くて「買ってもいいかも」と思わせる使用感でした。

ただ補充がちゃんとされていなくて、コンディショナーがほぼ空だったのが本当に残念でした。裸でびしょ濡れだったから、電話して持ってきてもらうわけにもいかないし‥‥。

ネスプレッソも付いていましたが、朝食がついていたし今回は残念ながら使用せず。ギフトとして、テーブルの上にはウェルカムワインならぬ「ウェルカム梅酒」が。南オーストラリア州は柚子の栽培に力を入れているらしく、見た目もカワイイ柚子&梅酒は嬉しくて家にお持ち帰りしました。

朝日を浴びながらレストラン「KOOMO(クーモ)」で朝食

朝食はロビーと同じフロアにあるレストラン「KOOMO(クーモ)」で。10Fにあるレストランなんてシドニーではあまり珍しくないけれど、アデレードでは一番の高層レストランなんだそう。それだけアデレードの街に高層ビルが少ないってことなんでしょうね。

通常ブッフェ形式の朝食はCOVIDの懸念があるということで、ゲートの外から係りの人にリクエストしてお皿に盛ってもらうシステムでした。パンやチーズ、フルーツにヨーグルト、シリアルなどの冷たいメニューから、スクランブルエッグやベーコン、ソーセージなどの温かいメニューも取り揃えています。

東から西へ三方向に開いた窓からは眩しいほどの朝日が降り注いでいて、気持ちよく朝食がいただけます。客室同様アデレードヒルズの丘やシティのビル群、アデレードの街並みが見渡せて、とにかく眺めが最高です。

夜はアジアン・フュージョンのレストランとして営業中しているそう。店内のインテリアは日本のデザインにも着想を得ているそうで(屋台っぽい?!)、雲の上にある天上のレストランということで「KOOMO(クーモ)」っていう名前なんだとか。

最高の眺めと便利な立地のラグジュアリーなビジネスホテル

「ミシュラン5つ星」の超高級ホテルという訳ではないけれど、主要スポットから徒歩5分圏内という立地と高層階客室からの最高の眺め、開放的でスマートなデザインのワークスペースと見晴らしのいいプール・バー&レストラン。

今回あまりホテルで時間は取れなかったのが残念だけれども、次回はもう少し早起きしてプールで泳いだり、眺めのいいバーの脇でお仕事なども体験してみたいですね。「ビジネスホテル」というのは申し訳ないくらい、ラグジュアリーな+αがたくさん詰まったホテルでした。

Special Thanks to Tourism Australia, Adelaide Crowne Plaza

ADELAIDE CROWNE PLAZA

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