ポルトガル・リスボンで注目を集めるアパレルブランド「+351」。サーフカルチャーをルーツに、100%ポルトガル製にこだわった上質なアイテムが揃う、リスボン生まれのローカルブランドです。
今回は、サントスの本店を訪れ、リスボンらしい空気感とアイテムの魅力を覗いてきました。
ポルトガル発アパレル「+351」

「ポルトガルのアパレルブランド」と聞いて、すぐにイメージできる人は多くないかもしれません。リスボンにはそんな先入観を心地よく裏切ってくれる存在に出会えます。それが、リスボン生まれの人気ブランド「+351」です。

ブランド名は、ポルトガルの国際電話の国番号「+351」から名付けられたものだそう。ポルトガルのアイデンティティをそのまま掲げる潔さも、このブランドの魅力のひとつです。
サントス地区に漂うサーフカルチャー
本店があるのは、リスボンのサントス(カイス・ド・ソドレ)地区。目抜き通りであるボアヴィスタ通り沿いに、鮮やかなブルーのサンベッドと「+351」のロゴが現れます。

アップダウンの多いリスボンでは珍しく、ここは比較的フラットな通りなので、散歩の途中でも立ち寄りやすい立地です。

リスボン市内にはほかにシアド地区とLXファクトリーにも店舗があり、全3店舗展開です。

店内に一歩足を踏み入れると、インテリアや色使い、並ぶアイテムの一つ一つから、サーフブランドのようなどこか海を思わせる、ゆるい空気感が漂っています。片隅にあるコーヒーカウンターも、肩肘張らないリラックス感があっていい感じです。

オーナー兼デザイナーがサーフィン好きということもあって、その感性がブランドのデザイン・インスピレーションになっているのだとか。大西洋に近く、近郊にビーチタウンもあるリスボンという街の特性も、ここの服に落とし込まれているんでしょうね。
100%ポルトガル製の色と着心地

大きなガラス窓に掲げられた「DESIGNED IN LISBON」の文字。そして、すべてのアイテムは100%ポルトガル製です。Tシャツやスウェット、パンツは、原色を避けた絶妙なくすみカラーが印象的で、潮風にさらされて少し色褪せたビーチの景色を思わせます。

Tシャツを手に取ると、オーガニックコットン特有のしっとりとした触感。気がついたらいつまでも撫でてしまうほどの気持ちよさで、品質の高さが一瞬でわかります。

生産はポルトガル北部で一貫して行われているそうで、CO₂排出削減にも配慮しているそう。大量生産をしないため、在庫は一期一会。気に入ったら迷わず手に取るのがおすすめです。
リスボンブランドを旅の思い出に

「+351」の服に漂う気負わないリラックス感は、ジェンダーに縛られないユニセックスなフィット感ゆえ。洗いざらしのようなほどよいヨレ感と、やさしく肌に馴染む着心地は、ラフに袖を通すだけで自然と“こなれて”見えるから不思議です。

さりげなくロゴ刺繍が入ったキャップも可愛く、日本ではまず人と被らないでしょう。定番なお土産も悪くはないけれど、その街のクリエイティビティや空気感を持ち帰るのは、旅だからこその楽しみの一つです。

リスボンを訪れたら、ぜひ「+351」を覗いてみてください。日常に戻ったあとも、ふと旅を思い出させてくれる一着が、きっと見つかるはずですよ。
Rua da Boavista 81C, 1200-068 Lisboa, Portugal
TEL : +351-21-587-3134
OPENING HOURS : MON - SUN 10:00 - 19:00
