シドニーで毎年大晦日に行われるカウントダウン花火は、ハーバーブリッジを中心に10万発以上の花火が打ち上げられる一大イベント。世界の大都市の中で最も早い年越し花火の1つと言われるカウントダウン花火で2020年を迎えました!
大晦日の恒例行事「SYDNEY NEW YEAR’S EVE FIREWORKS」
シドニーから明けましておめでとうございます!
数々のイベントがあるシドニーで最大のイベントと言えば、間違いなく大晦日に行われるカウントダウンの年越し花火「SYDNEY NEW YEAR’S EVE FIREWORKS(通称SYDNYE)」。この花火を見るために、毎年世界中から100万人以上の観光客が訪れると言われています。
ハーバーブリッジを中心に、シドニー湾の水上7ヶ所から10万発以上の花火が打ち上げられます。観覧スポットである海沿いの公園などは人で埋め尽くされ、夜になるとハーバーにはたくさんの船が停泊します。
観覧スポットで特に人気なのはオペラハウスの対岸にあるMRS.MACQUARIE’S POINT。特に海に突き出した突端部分からの眺めは圧巻で、ハーバーブリッジ、オペラハウスを始め、シドニー・ハーバーが見渡せます。
MRS.MACQUARIE’S POINTの入り口付近にある美術館「ART GALLERY OF NSW」前は前日から人が並び、当日のお昼前には既に入場を締め切るほどの大盛況ぶりでした。
花火は2回行われ、9:00pmからは子供用のFAMILY FIRE WORKS、0:00amから本番のカウントダウン花火が行われます。私は家族や友人達とホームパーティをしながらカウントダウンを迎えました。オーストラリアは夏なので(この日は少し涼しかったですが)年末という厳かな感じは一切なく、音楽をかけて乾杯しながら1年の始まりを華やかにお祝いしました。
BUSH FIRE(山火事)の影響
現在オーストラリアではシドニーのあるNSW州を始め様々なエリアで森林火災が猛威を振るっていて、「未曾有の大惨事」と言われています。私の暮らすシドニーでも街中で焚き火でもしているのかと思うほど煙い日があったり、天気は晴れなのに霧のように靄掛かっていたり、喉が痛くなったり目が痒くなることも多々あります。
火災の勢いが収まらないことから「カウントダウン花火は中止すべき」という論争もあり、他の地域が中止した中で決行したシドニーに対してはかなり辛辣な意見も。森林火災はとても痛ましく、被害に遭われている方々には心よりお見舞い申し上げます。ただハーバー全体を使って打ち上げられる花火も、やっぱり海の街シドニーらしく壮大で美しいです。
2020年もマイペースに超個人的なフィルターを通したシドニー情報を発信しますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。
皆さんにとって素敵な1年でありますように!