リスボンのプリンシペ・レアル地区の中心にある「リスボン国立植物園 (Jardim Botânico de Lisboa)」に、入場料無料の日曜日に訪れました。亜熱帯に迷い込んだかのようなジャングル感あふれる園内と、入口に佇む可愛らしいコーヒートラックが印象的です。
都会にあるジャングル「リスボン国立植物園」
プリンシペ・レアル(Príncipe Real)の中心からほんの数歩。大通りに面する「リスボン国立植物園(Jardim Botânico de Lisboa)」には、外観からは想像できない、鬱蒼とした緑の世界が広がっています。

1878年設立のこの植物園は、もともとリスボン大学の研究機関として始まったものだそう。隣には国立自然史博物館(Museu Nacional de História Natural e da Ciência)もあるせいか、全体的にアカデミックな空気が漂っています。
プリンシペ・レアルの丘を、下っていく庭
日曜日の10:00〜13:00は、入場料無料。入場料は€5.00なのでそこまで高くはないけれど、「無料」と聞くと背中を押されます。最近ずっと雨続きだったので、久々に晴れた日曜日に初訪問しました。

園内に一歩入ると、空気が一変。視界いっぱいに広がる濃い緑の森は、重なり合う木々が光を遮り、ちょっとしたジャングルのようです。

植物園全体の広さは約4ヘクタール。プリンシペ・レアルの丘の斜面に沿って広がっていて、入り口から北東に位置するリベルダーデ大通りに向かって下っていく構造です。

高台から見下ろす景色は気持ちいいけれど、帰りは急な階段や坂が待っています。行きは天国、帰りは修行……みたいな。
11月〜3月のリスボンは雨季
園内はかなりトロピカルな雰囲気。ポルトガルは気候区分的に地中海性だけれど、ここにいるとリスボンは亜熱帯なのかと思うくらい、椰子をはじめとする南国らしい植物がたくさん生えています。

11月から3月にかけてのリスボンは雨季。この日も雨上がりだったので、じめっとした湿気がかなり強烈。天気が良くてもう少しカラッとしていたら、ベンチに座ったり、芝生に腰掛けたりして、のんびりできたのかも。

今日はあまり長居できるような状態ではなかったので、サクッと一周回って、早々に退散。行くなら、やっぱり気候がいい季節を狙うのが正解です。
リスボン国立植物園(Jardim Botânico de Lisboa)
R. da Escola Politécnica 58, 1250-102 Lisboa, Portugal
OPENING HOURS : MON - SUN 10:00 - 17:00
植物園のあとは、Fábrica Coffee Roastersのコーヒー・トラック

正直に言うと、今日のハイライトは植物園よりもこちら。入口ゲート付近にある、Fábrica Coffee Roastersのコーヒートラックです。

トラック脇の木陰にはテラス席もあって、植物園帰りに一息つくには最高のロケーションです。

私は抹茶ラテをオーダー。世界的な抹茶ブームはリスボンも例外ではなく、どこのカフェに行っても抹茶が並んでいます。

クロワッサンやパステル・デ・ナタもあるけれど、ナタなら植物園の斜め前にあるManteigariaで買って、ここでコーヒーと一緒に食べるのもおすすめ。


何よりこのコーヒートラック自体が、とにかくフォトジェニック。シトロエン・タイプHの燻んだグレーと、博物館の古びた外壁。シャビーで少し無骨で、それでいてちゃんとおしゃれ。写真を撮らずには帰れません。

気づけば、植物園内よりもここにいた時間の方が長かったけれど、それくらい心地よかったのかなと。

植物園に入らなくてもお茶は飲めるので、「目的地」というよりも「寄り道スポット」として、天気のいい日のプリンシペ・レアル散策の合間に、ふらりと立ち寄りたい場所です。
Botanic Garden - Museu Nacional de História Natural, R. da Escola Politécnica 56, 1250-102 Lisboa, Portugal
OPENING HOURS : MON - SUN 10:00 - 17:00
