ボンダイビーチでブランチするなら THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

シドニーでも選りすぐりのカフェが林立する、人気のビーチ「Bondi(ボンダイ)」。毎回私が悩んだ末に訪れるカフェの一つが、ノースボンダイの人気店だった「The Depot Bondi(ザ・デポ・ボンダイ)」です。そんなデポが2021年、ボンダイビーチに移転&リニューアルオープンした新店舗の様子をご紹介します。

CONTENTS

ボンダイの人気カフェ「ザ・デポ」

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

ほぼ全ての観光ガイドに掲載される、「シドニーと言えば‥‥」的な存在の人気ビーチタウンBondi(ボンダイ)。観光客にも人気だし、もちろんローカルの私も大好きな場所です。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

「本当のシドニーを知る人は、観光客の多いボンダイではなくノーザンビーチに行く」的なことを言う人はいるけれど、それでも私は断然ボンダイ派。初めてシドニーで空港から直接訪れたのもボンダイだったし、自分がシティ東部Eastern Suburb近郊住民という地元贔屓もあるけれど、時々無性に「ボンダイに行かなきゃ」と私の中のボンダイが枯渇することも多々あります。(まさに今がそう)

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

私のボンダイ愛はどうでもいいとして、私がボンダイに訪れたら行きたいカフェリストの中の一軒が、今回ご紹介する「The Depot Bondi(ザ・デポ・ボンダイ)」です。カフェの宝庫「ボンダイ」には甲乙つけ難い程いいお店がたくさんあるけれど、最後の最後まで毎回候補に上がります。

ノースボンダイの人気店がリニューアルオープン

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

元々North Bondi(ノース・ボンダイ)のバスターミナル脇にあったThe Depot。ビーチ北側に広がるノースボンダイの丘は、ボンダイの中心から少しだけ距離があるせいか、ローカルの人が多めな印象です。フレンドリーな接客とシャビーなお店の雰囲気、適度な緩さが心地いいお店でした。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI
15年続いたノースボンダイのお店は2020年9月に閉店

そんなザ・デポが閉店して店内が空っぽになっていたのは、ちょうどコロナ真っ只中の時。「ここも閉店しちゃったのか‥‥残念」と思っていたら、インスタでお店が移転したことを知りました。お気に入りのお店だっただけに、すごくホッとしたのを覚えています。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI
ロケーションは最高だけど、店内が狭いため通りは人で溢れていました。

2020年9月にリニューアルオープンしたのが、ボンダイビーチ目の前のこちらの店舗。人気店「Porch & Parlor(ポーチ&パーラー)」の真向かいというのも、カフェ激戦区・ボンダイならではですね。店員さんによるとここは仮店舗で、工事が完了したら新店舗に移転するとのこと。海の前のロケーションは最高だけれど、確かに店内もキッチンもかなり狭めです。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI
店内は狭いけれど、窓からの眺めはいい感じだった前の店舗

そして満を辞して2021年5月にオープンしたこちらのお店は、今までのお店を知っていただけに面積の広さにまずびっくり。大きな厨房もあるし、店内と店外の両方に客席もあるし、小さな売店のようだったパンのコーナーも、ちゃんとしたカウンターになっています。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

ここは元々シドニーっ子大好きなドレスショップ「Camilla(カミラ)」の店舗でしたが、その昔はシドニー・カフェ文化の先駆者的なお店「Jackie’s Restaurant & Bar」があった場所だそう。The Depotも今後シドニーのカフェ文化を牽引する存在になっていくのでしょうか。目の前にはこちらもボンダイの超人気カフェ「Harry’s Bondi」もあるので、さらなるお客さんの争奪戦が繰り広げられそうです。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

因みにこの建物は、数年前に$9.7 million(約8億9000万円)で売りに出されていました。かなり年季の入った建物なので、シドニーの不動産価格には毎回驚かされます。

バーガーからグルテンフリーのパンケーキまで

リニューアルオープンして最初に訪れた際は、スマッシュアボ(アボカドトースト)とブレッキーバーガーという至ってシンプルなメニューをオーダー。夫は今でも「この時のバーガーがすごく美味しかった!」と言っていて、因みに彼がシドニーで食べたバーガーのうち今でも絶賛しているのは、ここThe Depotのものと、Stockade Breweryで食べた2つだけです。

ちょっとコーヒーを飲むつもりが、ブランチまで食べてしまってついつい長居。お店を出る際には、お店の人からお土産にパンをローフごともらい、「なんて素敵な週末!」なんて思いながら幸せな気持ちで車に戻りました。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

ただその数秒後、レンジャーのおじさんがうちの車の駐禁を切っている場面に遭遇し、何とも言えない泣き笑いの状況だったのをすごく覚えています。因みにこちらがその時のパン。$170のパン‥‥美味しかったからいいですけど。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

そんな天国から地獄の最初の訪問からしばらくして、今度はのんびりブランチで訪れました。座った窓際のカウンターは、窓の向こうの方にボンダイの海が見える最高の席。しかも窓から覗くとオーナーのGuy Turland氏が料理を持ってインスタの撮影中でした。あの爽やかな写真はこうやって撮影されてるんですね。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI

大きな店舗になって店員さんの数も増えたけれど、その分テーブル数も増えて大変になったのか、オーダーはスマホのQRコードからのみになっていました。昔ながらの定番メニューもそのままですが、写真を見ながらオーダーできるのは、初めて行く人にとっては簡単でいいのかも。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI
定番の人気メニュー Depot Pancakes_Gluten Free($26.00)

人気メニュー「Gulten Free Pancake」のクリームは、ヴィーガン仕様のココナッツヨーグルトに変更可能です。ただここで私はオーダーを間違い、ヨーグルトさえも抜きにすると言う痛恨のミスをしてしまいます。直接オーダーできたらこんな間違いはなかったのに‥‥とちょっとだけ悔やまれますが、味は相変わらず美味しいしボリュームもあって大満足です。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI
ピリ辛でスパイシーなHarrisa Eggs($24.00)

夫がオーダーしたのは、サワードゥの上にチョリソーと卵、さらにその上にピリ辛のハリッサをかけた「Harrisa Eggs」。パンの上に肉や野菜を無造作にのせただけのオープンサンドなのに、何でこんなに美味しくて美しいの?このオーストラリアのカフェっぽいボリュームたっぷりのサンドイッチ、実は食べにくいけれど今でも無性に食べたくなります。

ボンダイでブランチならここ

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI
ノリノリの店員さん。パンをありがとう!

キレイな広い店舗にリニューアルオープンしたのはいいけれど、入店待ちの列ができて中に入れなかったり、店員さんが終始忙しなく働いている様子を見ていると、前のお店のような緩いアットホーム感がちょっと懐かしくもあったり。ただ料理の安定の美しさや美味しさ、店員さんのフレンドリーさはもちろんそのままです。

ボンダイビーチでブランチするならココ THE DEPOT BONDI(ザ・デポ・ボンダイ)| BONDI
ワンコがカフェに戯れるのもシドニーカフェあるある

甘いものも食べたいし、ガッツリ系の肉料理も食べたい。ヘルシーを気にかけつつジャンクも楽しめる、この絶妙なバランスがGay Turland率いるDepotらしさなのかも。数あるボンダイのカフェの中でも、私が自信を持ってオススメするカフェの一つです。

THE DEPOT BONDI

PLEASE SHARE THIS POST ♡

コメントする

nineteen − seventeen =

CONTENTS