シドニー北部のノーザン・ビーチズにある、ボンダイと並ぶシドニー有数のビーチタウン「マンリー」。そんなマンリーにある美味しいと評判のパン屋さん「Rollers Bakehouse(ローラーズ・ベイクハウス)」で、グルメサイトでも大人気のクロワッサンをゲットしました。
マンリーの裏路地にあるベーカリー「ローラーズ・ベイクハウス」
「Rollers Balehouse(ローラーズ・ベイクハウス)」はマンリーにあるベーカリー・カフェ。バターたっぷりでサクサク食感の個性的豊かなクロワッサンで有名です。グルメサイトのクロワッサン・ランキングでも常にランキング上位をキープしています。
今回はブッシュ・ウォークでマンリーに行った際、マンリー・ワーフでフェリーを降りてそのままお店に直行。お店があるのは、マンリーの目抜き通り「The Corso(ザ・コルソ)」をマンリービーチ方面に進み、薬局(Manly Starchem Pharmacy)を右折した裏路地「Rialto Lane」沿いです。
裏路地と言っても通りはキレイに舗装されていて、意外にも可愛らしいカフェが点在しています。ローラーズの前には既にクロワッサンを求めるお客さんの列が。ここでブランチしてもいいけれど、今回の目的はブッシュウォーク。まだまだ先は長いので、クロワッサンを買ってノースヘッドで休憩時に食べることにしました。
バターが香ばしいサクサクのクロワッサン
専門店ということもあり、店頭のショーケースには10種類以上のクロワッサンが並びます。ベーシックなものから、クリームやナッツがふんだんにトッピングされたもの、チーズやバジル、ガーリックの入ったものや、スモークサーモンが入ったおかず系のものまでさまざま。
順番が回ってきて「いざオーダー」という場面で、いつもあまり冒険できない私。ビジュアル的にはクリームをふんだんに使った、甘そうでトリッキーなものの方が可愛いし写真映えするのに‥と思いつつ、結局選んだのは無難なチョコレート・クロワッサン。
ただこれが今まで食べたチョコクロの中でも、かなりの高得点を叩き出します。炭が練り込まれた黒い生地は、カリカリというよりはふんわりもっちり。中には甘さは控えめでザクザクした食感のチョコレートフィリングが。食感も楽しめて、嫌味のない甘さが美味しかったです。
夫も無難にシナモンロールをオーダー。外側の幾重にも重なった皮のカリカリ具合と、中の生地のモチモチ感のバランスが絶妙です。甘すぎずボリュームもあるので、ウォーキングで疲れた体に程よく糖分補給できました。
クロワッサンを食べたのは、ノースヘッド手前にある展望スポット「City View」。ここまで持ち歩くことを考えたら、結局クリームなしのものにして良かったのかも。City Viewの近くにはカフェもありますが、美味しいパンを買って展望スポットで休憩、っていうのは結構オススメです。
ピンクの壁が可愛いLA&メキシカンなカフェ
美味しいクロワッサンはもちろんだけれど、お店の雰囲気やインテリアもかなりいい感じ。薄いピンク色の壁と店頭に並べられたサボテンが可愛らしくて、メキシカンな雰囲気もありつつ、淡い色合いでLAっぽい抜け感もあります。逆に裏路地にあるからこそ、このcozyな雰囲気が出せるのかも。
席数はそこまで多くはないけれど、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいる老人やおしゃべりしているママ友など、ローカルらしき人達が思い思いに時間を過ごしています。観光客で溢れるメインストリートと隔てられているから、ゆったりとした緩い空気感が漂っているのかも。
今回は残念ながら店内で食事はしなかったけれど、次回マンリーに来た時は是非中でコーヒーを飲みながらクロワッサンを楽しみたいな。ビーチタウン「マンリー」っぽさを感じる、いい感じに力の抜けた裏路地のカフェです。
19 Rialto Ln, Manly NSW 2095
OPENING HOURS:
MON – SAT 7:00am – 3:00pm
SUN 7:30pm – 2:00pm