シドニーで様々なカルチャーが混ざり合うサブカルの街として人気のNEWTOWN(ニュータウン)。その外れにあるローカルに人気の中華料理店「PAPPA’S STEW CHILLI CUISINE(パッパズ・シチュー・チリ・キュジーン)」でランチして来ました。
PAPPA’S STEW CHILLI CUISINE(パッパズ・シチュー・チリ・キュジーン)
「PAPPA’S STEW CHILLI CUISINE」はNEWTOWNの東側の外れ、SYDNEY大学の近くにあります。KING STREET沿いにあるお店は注意していないと通り過ごしてしまうほど目立たない外観です。
この日は近くにあるCARRIAGEWORKSで行われていた展覧会に訪れた後、義妹の友達オススメの美味しい中華料理があるらしいということで初めて訪れました。
中国で一番辛いと言われる「湖南料理」
「PAPPA’S STEW」は中国で一番辛いと言われている「湖南料理(HUNAN CUISINE)」のレストラン。湖南料理は毛沢東が愛した料理と言われていて、同じ激辛中華料理の四川料理(SICHUAN CUISINE)とは異なり、様々な唐辛子の強烈な辛さと酸味が効いた辛さが特徴だそう。代表的なところでは酸っぱ辛い「酸辣湯」が有名です。
小ぢんまりしたカジュアルなお店ではありますが、店内に並べられた家具や絵画は湖南からわざわざ輸入しているそう。シドニー大学の近くということもあって若い学生さんっぽいお客さんが多い印象です。
シドニーのお店には珍しく、日本のレストランのように食品サンプルがズラッと並んでいます。メニューを見てもどれが美味しいかわからなかったので、店員さんに聞きながらサンプルを見て決定しました。サンプルの横にある棒を持って、レジでオーダーするシステムです。
唐辛子を多用した激辛中華料理
店員さんによるとこのお店のオススメはお鍋(HOT POT)だそうで、確かにお客さんもお鍋をオーダーしている人が多いです。ただこの日のシドニーはかなり暖かかったので、何と無く鍋の気分ではなく炒め物系を二品オーダーしました。
STIR FRIED SPICED DUCK($32.50)
スパイシーなオリジナルソースと絡めた鴨肉は、赤唐辛子や青唐辛子がたっぷり入っていて見た目からかなり辛そうです。コクのある醤油ベースのソースに、様々なスパイスが絡み合った複雑な香りが食欲をそそります。かなり辛いですが、すごく美味しい!想像以上に辛かったので、すぐに白ご飯を追加しました。
TOFU AND PORK MINCE WITH SPECIAL SAUCE($15.80)
定番の麻婆豆腐も山椒のシビれる辛さが効いた四川風とはちょっと違います。色が明るいのでそこまで辛くなさそうですが‥‥相当辛い!ただ箸が止まらない後引く美味しさなので、気付けば完食していました。
食べ終わった後は汗びっしょりですが、美味しいものを食べて大満足です。洗練されたおしゃれなレストランではありませんが、強烈な辛さの本格湖南料理が楽しめる、辛いものが好きな人にはオススメのレストランです。
6 King St, Newtown NSW 2042
TEL:02-9516-4526
OPENING HOURS:
MON – SUN:11:00am – 2:30pm / 5:00pm – 9:30pm