サリーヒルズにある居酒屋風バー GORO’S(ゴローズ)| SURRY HILLS

シドニーでも大人気の日本食。サリーヒルズにある「日本」をテーマにした「GOROS(ゴローズ)」は、日本食と日本のお酒を飲みながらゲームやカラオケが楽しめる、ブレードランナー的な世界観のちょっと不思議なバーです。

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サリーヒルズの居酒屋風バー「GORO’S(ゴローズ)」

GORO’SはCHISWICKやTHE CLOCK HOTELをオーガナイズするSOLOTELグループが2014年にオープンした居酒屋スタイルのジャパニーズ・バーです。

サリーヒルズのMARY STREET沿い、焼き鳥バー「TOKYO BIRD」のすぐそばにあります。まずはセキュリティにIDを見せて入店。薄暗い入り口を入って中へ進んで行ってくと、ネオン・サインが溢れた「ネオ東京」感満載のエリアが広がっています。

映画「ブレードランナー」のような世界観

店内は「古き良き日本を感じる典型的な和風のお店」というよりは、「西洋人が考える日本」を体現したお店。旗や提灯、カラフルなネオンサインで溢れています。

映画「ブレードランナー」で見た猥雑で煌びやかな東京感を感じます。

アーケード・ゲームやビリヤード・テーブル、卓球台まで揃っていて、日本の居酒屋、どぎつい色の看板、ゲームセンターなど、訪日外国人のインスタグラムで見るような世界観が広がっています。

無料のカラオケ・ルームも3部屋あり、予約制で利用可能です。ただ天井は空いているので、音漏れまくりです。20名収容可能のパーティルームもあって、この日は誕生日パーティが行われていました。

TVモニターには「嵐」の出演するバラエティ番組と「風雲たけし城」が流れています。「たけし城」は本当に人気みたいで、オーストラリア人の友人に「小さい頃たけし城を見ていた」と言われたことがあります。恐らくこれがお店が想像する2大ジャパニーズ・カルチャーなんでしょうね。

和と豪をフュージョンした居酒屋メニュー

バー・カウンターでオーダーしてから席で待つキャッシュ・オン・デリバリー方式。ビールやハイボール、日本にインスパイアされたカクテルなども楽しめます。もちろん日本のウィスキーやお酒、オーストラリアンワインも用意しています。

今回は2軒目だったのでご飯は食べませんでしたが、枝豆や焼きおにぎり、焼き鳥や餃子など、ビールに合いそうなメニューばかり。日本の「ザ・居酒屋メニュー」が楽しめそうです。

ヘッドシェフであるMICHAL VANA氏は、日本のレストランで修行経験もあるそうで、日本料理とオーストラリア料理を独自の世界観でフュージョンしたメニューを提案しています。

週末の深夜に訪れたので、席は満席。立ち飲み状態です。DJブースからは大音量で音楽が流れていてダンスフロアでは踊っている人もいます。流れている曲は何故かJポップではなく、R&Bでした。

女子トレイは「GEISHAS」男子トイレは「NINJAS」のナビゲーションがあり、ベタではありますがクスッと笑ってしまう仕掛けも。

サリーヒルズで不思議な居酒屋体験

シドニーではLOCKOUT LAWS(ロックアウト・ロー)という法律があり、10:00pm以降はシドニーの一部地域のボトルショップでアルコールが購入出来なかったり、最終入店やお酒を提供する時間が規制されています。ただGORO’Sのあるエリアはロックアウトの規制区域外なので、時間を気にせず深夜まで楽しめます。

中に入るにはIDチェックがあるので、日本人は若く見えるので免許証かパスポートをご用意を。週末はかなり混み合い全体的にクラブのような雰囲気が漂うので、しっかりご飯を食べて飲みたい場合は平日の夜がオススメ。是非不思議な居酒屋体験をしてみてください。

GOROS

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