シドニーの東海岸にあるBRONTE BEACH(ブロンテビーチ)は、アイコニックなロックプールが地元でも人気のビーチ。そのビーチ脇に並ぶカフェの中でもコーヒーとブランチが美味しくて、私が必ず立ち寄ってしまうお気に入りの「BOGEY HOLE CAFE(ボギー・ホール・カフェ)」をご紹介します。
シドニー東海岸の人気ビーチ「BRONTE(ブロンテ)」
「BONDI TO COOGEE COASTAL WALK(ボンダイ・トゥ・クージー・コースタル・ウォーク)」のほぼ中間地点にある「BRONTE BEACH(ブロンテビーチ)」は、シドニー人気ビーチ「BONDI BEACH(ボンダイビーチ)」の南にあるビーチです。
観光客にも人気のビーチにもかかわらず、ボンダイビーチ程の人の多さや慌ただしさもなく、適度なローカル感もあって力の抜けた独特の雰囲気が流れています。少し早起きして海岸線に昇る朝日を眺めるのも最高に贅沢です。
ブロンテにあるカフェ「BOGEY HOLE CAFE(ボギー・ホール・カフェ)」
レストランやカフェ、アパレルやサーフショップが並ぶボンダイビーチとは異なり、閑静な住宅街にあるブロンテビーチの周辺はビーチの脇にカフェが数件並ぶのみ。その中でもコーヒーとフードが美味しいのが「BOGEY HOLE CAFE(ボギー・ホール・カフェ)」です。
BOGEY HOLE CAFEがあるのはカフェが並ぶBRONTE ROAD沿い、BONDI JUNCTIONから出ている379番のバス停の目の前。洗練されたおしゃれカフェというよりは、可愛いながらも町の食堂感が漂う家庭的な雰囲気のお店です。
元々「BOGEY」はアボリジナルの人々の言葉で「Safe Swimming Hole」という意味で、「BOGEY HOLE」はブロンテビーチにある天然の岩でできたロックプールの名称だそう。地元の人々にとっては子供達が最初に泳ぎを覚える憩いの場で、ゴルフとは関係ないようです。
ここに初めて訪れたのは、妹に「コーヒーが美味しいカフェがある」と連れて来てもらった時。コーヒー豆はSalvador Coffee Roastersの物を使用し、苦みは抑えつつ酸味とのバランスも絶妙。クリーミーなミルクとも相性バッチリです。
ブランチがとにかく美味しい
コーヒーもさることながら、ここのお店の一押しポイントは「フードメニューが美味しい」こと。特にプレート系のランチはどれを取ってもハズレなし、大満足のボリューム感がありつつも、野菜たっぷりでヘルシーです。
豚肉を細かく裂いて甘いソースに絡んだプルドポークと温泉卵、たっぷりの野菜とバーミセリが入ったサラダボウル。濃いめの味付けのポークが食欲をそそり、たくさんの野菜と一緒にさっぱりと食べられます。ご飯にのせてたら絶対美味しいはず。
ハワイアン・ポケ・ボウルのメインは「サーモン」「豆腐」「プルドポーク」から選べ、こちらはサーモン。サーモンサシミと玄米を醤油ベースのソースと一緒に食べると、ちらし寿司のようで何だかホッとします。海苔も付いていて和食要素満載です。
どのフードも美味しいけれど、個人的なオススメは「モロッカンチキン」。本場のモロッカンチキンのようにタジン鍋で作られているかは不明ですが、スパイスの旨みがギュッと詰まった柔らかい鶏肉がとにかく美味しいです。添えられたキヌアサラダもスパイシーなチキンによく合います。書いている側からまた食べたくなる‥‥。
ブロンテビーチのおすすめブランチスポット
他の東海岸にあるビーチに訪れた際、適当なカフェが見付からずわざわざランチのためだけに訪れたほどお気に入りです。フォトジェニックなロックプールが有名なブロンテビーチですが、ブランチやコーヒーだけでも訪れたい程オススメのお店ですよ。
473 Bronte Rd, Bronte NSW 2024
TEL:02-9389-8829
OPENING HOURS:
MON – SUN:7:00am – 4:00pm