シェリービーチにスノーケリングで訪れた際、ランチしようと決めていたのがビーチ脇にある「The Boathouse Shelly Beach(ボートハウス・シェリービーチ)」。マンリーにある人気のシェリービーチを見渡す、ちょっと洗練された海の家のようなカフェです。
ビーチ脇にあるThe Boathouse Shelly Beach(ボートハウス・シェリービーチ)
ビーチを訪れた際、近場にランチやお茶ができるいい感じのお店があるかどうか、というのもかなり重要な要素の一つ。トイレや更衣室があっても、そこまでアウトドア派でない私は「美しく整備されたお店でのんびり過ごしたい」というのが本音です。
今回ランチに訪れたBOATHOUSE(ボートハウス)は、海の近くにいい感じのカフェやレストランをたくさん構える、人気カフェグループのお店。シェリービーチ以外にもPlam BeachやBalmoral Beachにあるお店が人気で、どのお店もいい雰囲気です。
「ボートハウス」と言うだけあって、どのお店も桟橋の上やマリーナの中など海の上にあります。波の音を聞きながら海を行き交う船などを眺めて、美味しいコーヒーやお食事が楽しめる最高のロケーションです。
以前RoseBayのTIDE CAFEがあった場所にも、今年新しくボートハウスがオープンしました。先日お散歩がてら訪れたらしっかりボートハウスらしい雰囲気になっていて、個人的にはTIDE CAFEの時よりもかなりいい感じになった気が。
爽やかな海を感じるインテリア
ボートハウスはどのお店にも「爽やかな海らしさ」がふんだんに盛り込まれていて、お店全体がコースタルな雰囲気に包まれています。所々に置かれたガラスの浮き球をはじめ、緑や木などのさまざまな素材を織り交ぜながらも、ブルーとホワイトを中心にした統一感のあるインテリアです。
ちょっと間違えると安っぽくなりがちな「海っぽい」インテリアも、清涼感もありつつ温かみがあるのはボートハウスならでは。実際「コースタルな雰囲気」に目がない夫も、ボートハウスのインテリアはかなりお気に入りみたい。
テラス席では、シドニーの水辺でお馴染みの「ウォータードラゴン」がゆっくり徘徊。大人しくて何もしないけれど、以前は見るだけで「ひぇ」って恐れ慄いていた私も、今では「あ、いるな」くらいになったのはオージー化した証拠なのかも。
お店のテーマカラーのブルーとホワイト、イカリマークが散りばめられたオリジナル商品、店員さんのエプロンや持ち帰り用のカップ、ソルト&ペッパーに至るまで全て可愛いです。今回はランチの後、この可愛いカップでコーヒーをテイクアウェイ。
見た目も美味しいフードメニュー
営業は午後3時までなのでディナーできないのは残念ですが、朝食からランチまで、カフェながらもしっかりとボリュームのある食事が楽しめます。因みにオーダーはテーブルに置いてあるQRコードから。店内のカウンターでも注文できますよ。
海水に浸かって塩分は足りているはずなのに、海に入った後はなぜか揚げ物が食べたくなる‥‥ということで、今回夫は定番のFish & Chipsを。ストライプのペーパーに包まれた蒸籠に入って出てくると、普通のフィッシュ&チップスでさえも何だかおしゃれに見えるから不思議です。
カラッと揚がった白身魚のフライは一つ一つが小ぶりで食べやすく、香ばしいポテトはホクホク感がたまりません。因みに量が多すぎて全部食べきれず、テイクアウェイして海で残りをつまみました。持ち帰り用のドギーバッグでさえも可愛いですね。
私はカフェの定番、バラマンディのグリルを。適度に脂が乗ってるけれど香ばしくてサッパリした白身魚は、白ワインにすごく合いそう。ただこれから泳ぐし、帰りにブルワリーに寄る予定なのでやめておきました。
お酒も飲めるおしゃれ海の家
この日は平日だったけど、普通にランチパーティをしているグループもいました。ゆったりとした雰囲気でお酒も飲めるから、海帰りでなくてもフラリと立ち寄れますね。早めに閉店してしまうのがちょっと残念だけど、ビーチ沿いのお店ならではののんびりしたリラックス感が満載の「海の家」という感じです。
1 Marine Parade, Manly NSW 2095
TEL:+61-2-9974-5440
OPENING HOURS:MON – SUN 7:00am – 3:00pm