ボンマルシェのグルメ館 LA GRANDE ÉPICERIE DE PARIS(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)| PARIS

パリ在住者に「お土産探しならココ!」と激推しされた老舗デパート「LE BON MARCHE(ル・ボン・マルシェ)」のグルメ館「LA GRANDE ÉPICERIE DE PARIS(ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ)」は、ワインやチーズ、スイーツなどパリグルメ満載の高級食品デパートでした。

CONTENTS

老舗高級デパートの食品館「LA GRANDE ÉPICERIE DE PARIS(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)」

「食の都」と呼ばれる美食の街パリに訪れたら、やっぱりお土産に美味しいフード&ワインを買って帰りたい。パリを発つ前日、ビストロでランチ後にRUE CLER(クレール通り)のチーズ専門店「FROMAGERIE GRIFFON」に訪れ、お土産ショッピング(もちろん自分用も)もいよいよ佳境です。

お約束のGALERIES LAFAYETTE(ギャルリ・ラファイエット)のグルメ館に向かおうとしたところ、食通のパリ在住者にオススメされのが今回訪れた「LA GRANDE ÉPICERIE DE PARIS(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)」です。

LA GRANDE ÉPICERIE DE PARISは世界最古のデパート(1838年創業)と言われる「LE BON MARCHE(ル・ボン・マルシェ)」の隣にある食品専門店。ボンマルシェがアパレルや化粧品、小物を扱っているのに対し、ラ・グランド・エピスリー・ド・パリは食品やスイーツ、ワインなど「食」に特化した品揃えが特徴です。

1923年に開業したこちらの食品館は、大規模改装を経て2013年にリニューアルオープン。地下1F〜地上2Fの3フロア構成の店内は、館内中央にある丸い大きな吹き抜けが印象的です。B1Fにワイン、1Fに食品、2Fではキッチン雑貨を扱っています。売り場面積はパリ一番と言われ、世界中から集めた3万種類以上の食材を取り揃えています。

グルメに特化したバラエティ豊かな品揃え

エントランスロビーでは季節ごとにポップアップイベントが行われていて、朴訥でブサ可愛いシトロエンHトラックがシーズンごとに可愛らしくデコレーションされます。この時期は夏を感じるブルーとイエローの爽やかなポップアップが印象的でした。

B1F:LA CAVE(ワインコーナー)

エスカレーターを1フロア降りたB1Fにはワインカーブがあります。ここのワインのセレクションには定評があるそうで、細かく地域別に分けられたズラリと並んだワインボトルは圧巻です。

「les découvertes de nos sommelie(ソムリエの発見)」なんていうコーナーもあり、ビオディナミ(バイオダイナミック)のワインを紹介していました。ボルドーのワイナリーワイン博物館「CITE DU VIN」でも既にワインは購入済みですが、結構リーズナブルなワインがあったのでこちらでもワインをゲットです。

1F:食品コーナー

店内随一の品揃えと売り場面積を誇るのが、エントランスのある1Fにある食品売り場。お肉やお魚、野菜やフルーツなどの生鮮食品からスパイスや調味料、スイーツ、デリまで、お土産に購入したいほとんどの食材が揃っています。

フランスのマルシェをイメージしたという「野菜売り場」には、毎日採れたての新鮮な野菜や果物が並びます。商品のレイアウトが見惚れるほど美しく、センス良く陳列されていると並んでいる商品も美味しく見えますね。

ミネラルウォーターやスパークリングウォーターなどウォーターボトルが整然と並んでいるこちらの棚は、その種類の多さにびっくり。ブランドや種類ごとに分かれて美しくレイアウトされているので、商品も探しやすくとっても見やすいですね。

美しく洗練されたパッケージと個性的で味わい深い紅茶が人気の「KUSMI TEA(クスミ・ティー)」は、フランスを代表するプレミアムな紅茶ブランド。スーパーモデルも愛飲していることで人気のDETOXシリーズ(€11.50)は、味も美味しいのでお土産に購入しました。

因みに老舗の紅茶ブランド「MARIAGES FRÈRES(マリアージュ・フレール)」や「DAMMANN FRÈRES(ダマン・フレール)」の紅茶もあります。

フランス最古のビスケットメーカー「FOSSIER(フォシエ)」は、薄いピンクのパッケージとピンク色のサブレが可愛いのでジャケ買いです。こちらの「BISCUIT ROSE(ビスキュイ・ロゼ)€2.60〜」は普通コーヒーや紅茶に合わせたくなりますが、何とシャンパンに浸して食べる用のビスケットだそう。ちょっと想像できないけど、意外に合うらしいです。

「コンフィチュールの妖精」と呼ばれるCHRISTINE FERBERさんのジャム(€9.50〜)もフランスらしいお土産の1つ。旬の素材にこだわったジャムは、今でもアルザスの小さな工房で手作業で作られています。こちらのシャルロット苺とフランボワーズのジャムは夏限定の商品。世界の有名シェフやセレブにも絶賛されている優しい味わいのジャムです。

(伊勢丹の食品館でも購入できるみたいですがお値段はそれなりにするので、スーツケースのスペースがあればパリで購入するのがオススメ)

1Fレジ脇にあるショーケースにはカラフルで美味しそうなスイーツが並び、美しいデコレーションに目移りしてしまいます。毎日5回焼かれるバゲットが並ぶブーランジェリーや、地下の厨房で作られたフレッシュなお惣菜が並ぶデリコーナーもあります。時間があれば気になるものを色々購入して、ホテルでいただくって言うのもアリですね。

2F:キッチン雑貨コーナー

2Fでは鍋やフライパンなどの調理機器や、調理家電などのキッチン用品をはじめ、食器やテーブルウェアなどを扱っています。こちらは正確に言うと「ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ」ではなく、「ボン・マルシェ」の拡張店舗的な扱いみたいです。

もちろんフランス生まれの複層ホーロー鍋「LE CREUSET(ル・クルーゼ)」も販売しています。日本より価格も少し安いですが、この重い鍋をスーツケースに入れて持ち帰る勇気はありませんよね。鍋敷きやキッチンタオル類、スパチュラなどの軽いキッチン小物はお土産に喜ばれそうですま。

2Fエレベーター脇の吹き抜けにあるカフェ&レストラン「LA TABLE(ラ・ターブル)」は、ガラスの天窓から日差しが差し込む、開放感溢れる緑豊かな空間です。お買い物に疲れたらカフェでリラックスするのもいいし、しっかりとしたフレンチが楽しめる穴場レストランなのでランチにもいいですね。

パリ土産に定番の「ロゴアイテム」

お土産の定番と言えば、お店オリジナルのロゴアイテムですよね。個性的なカラーリングのジオメトリック柄のバッグやマグカップは、人と被らないお土産として喜ばれそうです。

在住者オススメのお土産購入スポット

日本には無い珍しいものはもちろん、パッケージが可愛いくて思わずジャケ買いしてしまいそうなものまで、バラエティ豊かな品揃えは見ているだけでもあまりにも楽しすぎて、いくら時間があっても全然足りませんでした。フランスのグルメをアミューズメント的に楽しめる高級グロッサリー「ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ」、本当にオススメです。

LA GRANDE ÉPICERIE DE PARIS

38 Rue de Sèvres, 75007 Paris, France
TEL:+33-1-44-39-81-00
OPENING HOURS:
MON – SAT:8:30am – 9:00pm
SUN:10:00am – 8:00pm

PLEASE SHARE THIS POST ♡

コメントする

ten − ten =

CONTENTS