ワインの街「ボルドー」を後にして、いよいよ美食の街「パリ」に到着です。まずは学生街として有名なQUARTIER LATIN(カルチェ・ラタン)で、ローカルな雰囲気満載のビストロ「カフェ・ラタン(CAFE LATIN)」でランチを楽しみました。
パリの学生街「QUARTIER LATIN(カルチェ・ラタン)」
ボルドーからTGVに乗って約2時間、いよいよパリに到着です。今回滞在するホテルがあるのは、5区と6区にまたがる「QUARTIER LATIN(カルチェ・ラタン)」というエリア。昔、多種多様な国の人々が集まり、共通語として「ラテン語」が使われていたことから「ラテン地区」という意味を持つ名が付いています。
世界的に有名なソルボンヌ(パリ第4)大学を始め様々な教育機関が集中する学生街で、本屋さんや小さな映画館、カジュアルでリーズナブルなレストランやカフェなどが軒を連ねています。
カジュアルなビストロ「CAFE LATIN(カフェ・ラタン)」
昼過ぎにパリに到着しホテルをチェックインした後、ランチがてら近くを散策しました。「SAINT-MICHEL NOTRE-DAME(サン・ミッシェル・ノートルダム)」駅界隈からSAINT-GERMAIN-DES-PRÉS(サンジェルマン・デ・プレ)に向かう途中で見付けた小さなカフェに入りました。
「CAFE LATIN(カフェ・ラタン)」はSAINT-ANDRÉ-DES-ARTS(サン・タンドレ・デ・ザール)通りにある小さな映画館「LE SAINT-ANDRÉ DES ARTS(サン・タンドレ・デ・ザール)」のお隣にあるカジュアルなビストロです。
リーズナブルな王道ビストロ・メニュー
メニューは伝統的なフランスの王道ビストロ料理が揃っていますが、お値段は比較的リーズナブル。小腹が空いた程度だったので「軽く飲みながら何か摘もう」と入りましたが、メニューを見ていたら段々お腹が空いてきました。
2016 PETIT CHABLIS WILLIAM FEVRE €38.00(Bottle)
まずはPETIT CHABLIS(プチ・シャブリ)で乾杯。かの有名なシャブリ地区で作られたシャルドネですが、実際には土壌が異なるため「CHABLIS」とは名乗れず「PETIT CHABLIS」と呼ばれています。キリッとした酸味が夏のランチにピッタリです。
SOUPE À L’OIGNON GRATINÉE €8.00
フレンチビストロ料理の王道「フレンチ・オニオン・スープ」は、移動で疲れた体に染み渡ります。
SALAD LATIN €12.00
アボカドやビーツなどが入ったチキン・サラダ。ヨーロッパ旅行ではすごく野菜不足を感じるので、入ったお店では必ずサラダを注文してしまう程野菜を欲していました。
MOULES AU CURRY ET FRITES MAISON €16.00
旨味が詰まったプリプリのムール貝をクリーミーなカレーソースで和えたこちらは、想像以上の美味しさにビックリ。一口食べ始めるとワインとパンがどんどん進んで、なかなか手が止まりません。
EMINCÉ DE POULET ET LÉGUMES AU CURRY ET RIZ €17.00
カレーで胃が刺激されたせいか徐々にお腹が空いて来たので、更にチキンカレーを追加。ここのお店、ムール貝と言い意外にカレーがかなり美味です。
15:00〜19:00はハッピーアワーなので、よりリーズナブルにワインやカクテルが楽しめます。また夜も平日は12:00amまで、週末は2:00amまで空いています。実は次の日もディナー前に軽く一杯飲みに訪れてしまいました。
サン・タンドレ・デ・ザール通りは歩道もない一方通行の狭い道なので、大きく開けられたお店の窓からは外を行き交う人の流れを肌で感じることができます。カルチェ・ラタンにある「困った時に頼れるお店」です。
30 Rue Saint-André des Arts, 75006 Paris, France
TEL:33-1-46-33-02-06
OPENING HOURS:
MON – FRI:11:30am – 12:00am
SAT – SUN:11:30am – 2:00am