カンガルーのいる大自然でグランピング TURON GATES(トゥーロン・ゲーツ) | CAPERTEE VALLEY

シドニー郊外の観光地としても有名なブルーマウンテンズを抜け車で約1時間。6000エーカー以上の広大な敷地内にコテージやロッジが点在する「TURON GATES MOUNTAIN RETREAT(トゥーロン・ゲーツ・マウンテン・リトリート)」は、野生のカンガルーに会える大自然の中のグランピング施設です。

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シドニー近郊の大自然でグランピング

TURON GATES MOUNTAIN RETREAT(トゥーロン・ゲーツ・マウンテン・リトリート)」はシドニーから車で西に約3時半。BLUE MOUNTAINS(ブルーマウンテンズ)国立公園を抜け約1時間の大自然の中にある宿泊施設です。広大な敷地内に、マウンテンコテージやリバーサイドロッジ、グランピング施設などが10数軒、フリーのキャンピングスペースなどを備えたリゾート施設です。

今回私達が宿泊したのはマウンテン・コテージの「KHAYALAN(インドネシア語で”妄想”という意味だそう)」。リビングや各ベッドルームからは大きなテラスにアクセスでき、テラスにはテーブル&チェア、デイベッド、BBQセットなどが完備されています。

コテージからは周囲の建物は全く見えないので、かなりプライバシーが保たれています。丘の起伏やその向こうに見える山々や木々、野鳥やテラスの向こう側にぴょんぴょん跳ねる野生のカンガルーがいるのみです。

キャビンから敷地内を車で10分程の場所には、トゥーロン川沿岸にリバーサイドロッジやグランピングのエリアがあります。その先に続くハイキングコースの岩山を登ったり、石を伝って川を渡ったり、石投げをしたりしながらしばらく散策。石投げなんて久しぶりなので、次の日は右腕が筋肉痛になってしまいました。

基本的にアウトドアが苦手な私なので、テントにベッドやダイニングセットが完備されているグランピングサイトを見て、「これだったらできるかも?」なんて少し思ってはみたものの、四方山に囲まれ薄暗く閉ざされた空間はまるで「ブレアウィッチ(The Blare Witch Project)」。やっぱり開放感がある場所がいいです。

フォトジェニックな夕日を撮影

キャビンの向こうに沈むサンセットを眺めながら撮影大会。

ため息が漏れるほどの美しさですが、残念ながら写真ではその凄さはお伝えしきれません。あまりにも撮影に没頭しすぎて、気が付いたら体の芯まで冷え切っていました。

満点の星を眺めながらワインとチーズ

沈む夕日を眺めた後は、デッキに出てチーズとワインで乾杯です。このためにお気に入りのチーズ、生ハム、サラミやワインをそれぞれ準備して行きました。BBQをしてお腹が膨れた頃には、空は星でいっぱいに。

山間部ということで夜はとにかく寒い!シティではなかなか着る機会のないダウンジャケット、マフラー、グローブ、ビーニーで完全防備です。

カメラの感度やレンズのせいなのか(私の技術が足りないせいなのか)なかなか満足する写真は撮影できませんでしたが、想像を超える美しい星空にウットリ。周りに光を放つもの(LIGHT POLLUTION)が何も無いため、天の川もクッキリ見えてとてもキレイです。流れ星もそこら中でビュンビュン飛び交っています。

霜が降りるほどの朝の寒さ

次の日の朝は日の出を見るために早起き。外は0℃を下回る極寒で、丘一面霜で真っ白でした。カメラの設定をする為に指を出すそばから悴んでいきます。陽が登って来ると段々霜も溶けて暖かくなってきました。

帰る間際に建物の脇にハンモックスペースを発見。試しに乗ってみたら予想外に寝心地が良かったので、もっと早く試してみれば良かったと後悔。

もともと2泊以上で借りるコテージらしいですが、今回はスケジュールの関係上1泊のみ。正直1日では時間が足りず勿体無いような気もしますが、携帯も全く通じずwi-fiもない空間でのんびりリラックスできました。

今回泊まったコテージは8人まで宿泊可能なので、グループで行くのも楽しいと思います。シティから距離もありアクセスも良くないですが、満天の星を見ながら食事したり、暖炉を囲んでお酒を飲んで語り明かしたり、都会の喧騒から一旦離れてしっかりチャージできました。

TURON GATES MOUNTAIN RETREAT

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