シドニーのタウンホール目の前にあるQUEEN VICTORIA BUILDING（クイーン・ビクトリア・ビルディング、通称QVB）は、美しすぎるショッピングアーケード。荘厳な外観と歴史を感じる美しいインテリアは、まさにシティのランドマーク的な存在です。
ショッピング・アーケード「QVB（クイーン・ヴィクトリア・ビルディング）」
QVB / QUEEN VICTORIA BUILDING（クイーン・ビクトリア・ビルディング）は1898年にイギリスのQUEEN VICTORIAの即位50年を記念して建てられたロマネスク建築のショッピングアーケード。南はDRUITT ST、北はMARKET STまでおよそ190mも続く南北に細長い美しい建物です。
タウンホール側の入り口には、今でも大きなQUEEN VICTORIAのブロンズ像が建っています。一時は老朽化により崩壊寸前になり取り壊す話も出たそうですが、大規模な修復プロジェクトにより1986年から今のショッピング・アーケードの形になっています。
歴史を感じる優雅なインテリア
柱や天井のドームやアーチ、階段の手すりなどのディテールが素晴らしく、フォトジェニックな場面がたくさんあります。
エスカレーター・ホールのステンドグラスもとても素敵。よく見ると小さく「QVB」と書いてあってカワイイです。
ため息が出るほど美しい空間
ショッピング・アーケードになる前はコンサートホールとしても使われていたためか、2Fに置いてあるグランドピアノをいつも誰かしら弾いていてピアノの音色が流れています。
テナントに入っている各々のショップは普通のデパートとあまり変わりませんが、建物や内装が素晴らしく、とても優雅な雰囲気でお買い物ができます。因みに各階通路にあるカフェも居心地が良くてオススメです。
地下でシティレールのタウンホールの駅とも直結しているし、MUJIの入っているTHE GALERIESやピットストリート・モールのMYERにも地下で通じているので、雨の日でも濡れずに移動できます。建物自体がアーケードになので、買い物しなくともショッピングの合間に通り抜けるためだけに中に入りたい建物です。
＊QVBについてはtripnoteにも掲載しているので、是非チェックして見てください。
