シドニーのチャイナタウンは中華料理だけではなくアジア各国のレストランが林立する、アジアン・カルチャーが楽しめるスポット。そんな中にある「SPICY JOINT（スパイシー・ジョイント）」は、私が激辛料理が食べたい時に行く、スパイシー好きにオススメの四川料理店です。
四川料理店「SPICY JOINT（スパイシー・ジョイント）」
シドニーのチャイナタウンはセントラル駅とタウンホール駅の間、HAY MARKET（ヘイ・マーケット）というエリアにあります。メインストリートのDIXON STREETには北側と南側には赤門があり、北門の手前にはインフォメーション・カウンターがあります。
SPICY JOINT（スパイシー・ジョイント）はチャイナ・タウンにあるスタイリッシュな四川料理レストラン。インフォメール・カウンターの裏にあるビルの2Fにあります。
上海で人気の四川料理チェーンのオーストラリア店としてオープンしたのがこのお店。ピリッと辛さの効いた本格四川料理がお好みの方にとてもオススメなレストランで、ランチやディナーになると外に列ができるほどの人気店です。
モダンで落ち着いたインテリアが印象的な広々とした店内は、全体的に照明も暗め。テーブルごとにピンスポットのダウンライトが灯っていて、中華料理店というよりはモダンなレストラン＆バーと言ってもいいほどです。西洋人がイメージするモダンなアジアのティーハウスという感じでしょうか。
スパイシーで美味しい激辛料理
まるで料理雑誌のような写真付きのメニューはとてもわかりやすくて、番号の書いた用紙の気になった料理にチェックを入れて店員さんに渡すオーダー方法です。
私のオススメ「よだれ鶏 / 鶏肉の四川唐辛子ソース」
CHICKEN IN CHILLI & SICHUAN PEPPER SAUCE（$19.80）
お店の看板メニューの1つ、鶏肉の四川唐辛子ソース和え、通称よだれ鶏は、私一番のおすすめメニュー。軟骨まで柔らかくなったジューシーな鶏肉が、コクのある味噌ダレと、真っ赤なパンチの効いた唐辛子スープに浸かっています。見た目より辛くなく、まさにご飯がどんどん進む美味しさです！
売り切れ必須の「激辛麻婆豆腐」
MA PO BEAN-CURD（$14.8）
こちらの四川風麻婆豆腐は以前ご紹介したSUPERBOWLの家庭的な味とは違って、山椒のピリッとした辛さが効いた本格四川風。かなり辛いのに美味しいのでどんどん箸が進み、その後一気に汗が噴き出してきて、更にご飯が進んでしまうという無限ループに突入します。タイミングが悪いと、よく売り切れになるのでご注意を。
ご飯が止まらない激辛料理の数々
FISH-FLAVORED SHREDDED PORK（$16.80）
あまり辛くなさそう‥‥と思ってオーダーしたこちらの筍とキクラゲの豚肉炒めですが、これもやっぱり激辛。ただ辛いだけでなく、味付けが本当に美味しいので箸が持つ手が止まりません。蒸篭に入ったご飯（$2.50）も竹の葉に包まれていてほんのり良い香りです。
辛いものが苦手な方も‥‥
STEWED PORK-BONE STOCK AND DAIKON RADISH（$14.80）
今回オーダーして唯一辛くなかったのが、こちらの豚骨と大根とスープ。ホロホロになった豚骨とその出汁で煮込まれた大根が体にやさしい味で、辛いものの後なだけに身体に沁み渡ります。他に辛くない料理もあります。
辛いけど美味しい。しかもリーズナブル
今回はスパイシーなものをメインにご紹介しましたが、もちろん最後のスープのようにマイルドなものもあります。辛いものが苦手の方は店員さんに相談してみてください。
週末や夜になると行列ができるほどの人気店ですが、平日のランチを狙って行くと比較的簡単に座れます。どの料理もハズレなく美味しくて、かなり辛いですがまた食べたくなって1週間に2回訪れたこともあるほど。辛くてパンチの効いた中華料理が食べたくなったら、SPICY JOINTがオススメですよ。
SPICY JOINT