【ポルト】2泊3日モデルコース|世界遺産とワインの街を巡る旅

【ポルト】2泊3日モデルコース|世界遺産とワインの街を巡る旅

世界遺産の街並みやポートワインで知られる、ポルトガル第二の都市・ポルトを巡る2泊3日モデルコース。絶景カフェや老舗ワイナリー、人気レストランや休憩のスイーツスポットまで、実際に私が歩いて見つけた、ポルトの魅力をぎゅっと詰め込みました。

CONTENTS

【1日目】石畳の洗礼と、リベイラ地区を川沿いから攻める

ポルトに着いた初日は、まずはこの街の空気感を感じることから。予定を詰め込むより、川沿いの風や石畳の感触、人々の喧騒など、「ポルトの日常」にじっくり身を委ねるのがおすすめ。

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絵本のように可愛いドウロ川沿いの街並み

ポルトへのアクセスは、飛行機か電車が定番。リスボンから飛行機で約1時間、ヨーロッパ各都市からもたくさんの便が出ています。さらにリスボンからなら電車もあり、所要時間は3時間ほど。

時間を優先するなら飛行機、費用を抑えたいなら電車と、旅のスタイルに合わせて好きな方を選びましょう。

ホテル「Oca Ribeira do Porto」にチェックイン

まずは、ドウロ川近くにあるホテル「Oca Ribeira do Porto」へ。

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18世紀の面影を残す建物と、窓の外に広がるドウロ川とオレンジ色の瓦屋根。そんな景色や空気感に包まれながら、ポルトの旅が始まります。

ひと息ついたら、早速街歩きに出発です。

リベイラ地区を散策しながら、坂道と石畳の洗礼を受ける

ホテルを出るとすぐ目の前は、人で賑わうリベイラ広場。まずはドウロ川周辺をのんびりお散歩しながら、世界遺産の旧市街散策がスタート。このドウロ川沿いは、歩いているだけでも本当に気持ちがいい!

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ポルトの代名詞「石畳と急な坂道」

とはいえ、ポルトの街歩きはなかなか手強いのも正直なところ。坂道は多いし、路地は迷路のように入り組んでいるし、何よりこの石畳がよく滑る。歩きやすく、滑りにくい靴は必須ですよ。

ポルトガル伝統スイーツ「パステル・デ・ナタ」で糖分補給

街歩きに疲れたら、ポルトガル伝統スイーツ「パステル・デ・ナタ(エッグタルト)」で糖分補給。

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ポルト発祥のナタ専門店「Castro(カストロ)」

リスボンでも人気の「Castro(カストロ)」は、ポルト発祥のエッグタルト専門店。濃いエスプレッソと程よい甘さのナタの組み合わせは間違いありません。歩き疲れた体に、ちょうどいいご褒美です。

サン・ベント駅のアズレージョの美しさに圧倒される

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「世界で最も美しい駅」と紹介されることも多い、「サン・ベント駅(São Bento)」へ。壁一面に広がる巨大壁画のようなポルトガルタイル「アズレージョ」は必見です。

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アズレージョタイルが敷き詰められた壁が美しすぎる「サン・ベント駅」

写真や映像で「知っているつもり」だった景色ですが、実物はやっぱり別格。視界を埋め尽くす真っ青なアズレージョは、想像以上にドラマティックで、言葉を失うほどのスケール感。ポルトに来たなら、ここは外せません。

フローレス通りで、可愛いポルトを満喫

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サン・ベント駅から南西へと伸びるフローレス通り(Rua das Flores)は、可愛いタイルの建物が並ぶショッピングストリート。歩行者中心の通りなので、車を気にせず、のんびりとウィンドウショッピングが楽しめます(時々車は通りますが)。

通り沿いにはレストランやカフェはもちろん、定番の土産物店から、感度の高いポルトガルブランドまで揃っています。ポルト発祥のブランド「CLAUS PORTO(クラウス・ポルト)」や「カステルベル(CASTELBEL)」のフレグランス小物は、お土産にも人気です。

フローレス通りのバー「Flôr」で夕暮れのカクテルタイム

フローレス通りでのショッピングや街歩きを楽しんだ後は、通り沿いにあるバー「Flôr」へ。人気のレストラン「Cozinha das Flores」に隣接するバーで、夕暮れ時に立ち寄るにはぴったりの一軒です。

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通りを行き交う人々、少しずつ色を変えていく石造りの街並み、どこからともなく聞こえるストリートミュージシャンの歌声をBGMに、旅先ならではの贅沢な一杯を。

サン・ジョアン通りの「Tapas 65 」でディナー

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初日の締めくくりは、ホテル近くのサン・ジョアン通り(Rua de São João)にある「Tapas 65」へ。スペインのイメージが強いタパスだけど、ポルトガルもお酒と一緒に料理を楽しむ文化がしっかりあるので、ワインに合う小皿料理が充実したお店が多いです。

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ポルトガル定番料理のアサリのワイン蒸し「ブリャオン・パト」

色々なものを少しずつ頼んで、美味しいワインに合わせる時間は楽しすぎる。ポルトガル産ワインの種類も豊富なので、この土地ならではのドウロ産ワインを楽しむのもありですね。

【2日目】ドン・ルイス1世橋を渡り、ポートワインの街・ガイア地区へ

2日目は、ポルトを象徴するドン・ルイス1世橋を渡って、ドウロ川対岸のガイア地区へ。ポートワインのロッジ(熟成庫や倉庫)が立ち並ぶこのエリアは、ポルトを語る上で欠かせない場所です。

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絶景を眺めながら橋を渡り、郷土料理を味わい、さらに「ポートワイン」の世界に触れる。この街の歴史と景色をじっくりと楽しむ1日です。

「ドン・ルイス1世橋」を渡ってガイア地区へ

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旧市街から、ドン・ルイス1世橋(Ponte Luís I)の上層を歩いてガイア地区へ。二層構造になっている鉄橋の、まずは眺望のいい上層から攻めましょう。路面電車(メトロ)と歩行者が通る、地上約45mの上層からの眺めは圧巻です。

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特に丘の斜面にびっしりと建物が並ぶ旧市街の風景は、まさに魔女の宅急便の世界観そのもの。高所恐怖症の人は足がすくむような高さですが、ポルトに来たんだという実感が高まります。

「モーロ庭園」で休憩しながら、ポルトの街を眺める

橋を渡ったら、高台にあるモーロ庭園(Jardim do Morro)へ。ドウロ川越しにポルト旧市街を一望できる、大人気のフォトスポットです。

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正面にドン・ルイ1世橋と世界遺産の旧市街、右側にセラ・ド・ピラール修道院が。

まだ人の少ない朝に訪れるのもいいし、「夕日の名所」として有名なので、ワイナリー見学の後の夕暮れに訪れるのも良さそう。近くの「セラ・ド・ピラール修道院」もポルト有数の人気撮影スポットなので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみて。

「Taberna do Manel」で郷土料理フランセジーニャに挑戦

ランチはドウロ川沿いのレストラン「タベニーニャ・ド・マネル(Taberninha do Manel)」へ。主要ワイナリーにも近く、観光の途中にも立ち寄りやすい一軒です。

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別名カロリー爆弾のローカルフード「フランセジーニャ」

ここでぜひ味わって欲しいのが、ポルト名物のB級グルメ「フランセジーニャ(Francesinha)」。ステーキやソーセージを挟んだパンにチーズをのせ、熱々のソースをかけた超豪快な料理です。

別名「カロリー爆弾」とも言われるくらいすごいボリュームですが、この豪快さを躊躇なく味わえるのも旅ならではなのかも。

ドウロ川沿いを歩きながら、ガイア地区を散策

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食後は、ロッジが並ぶプロムナード「マージナル・デ・ガイア(Marginal de Gaia)」をのんびり散策。この通りはマーケットやストリートミュージシャンの演奏が行われいて、いつも活気で溢れています。

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お腹いっぱいの午後の昼下がりは川岸に腰を下ろして、絵本のような街並みをぼんやり眺めるだけでも最高に贅沢です。

老舗ワイナリー「Cave Cálem」でポートワイン見学

ポートワインの製造者が集まるガイア地区に来たら、ワイナリー見学は外せません。今回は老舗ワイナリー「Cave Cálem」の見学ツアーに参加しました。

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左からWhite(ホワイト)、Ruby(ルビー)、Tawny(トーニー)

ポートワインの歴史や製造工程を学んだあとには、3種類のポートワインの試飲もあって、学びとご褒美のバランスがちょうどいいツアーでした。チケットはオンライン予約も可能なので、旅の予定に合わせて組み込みやすいのも嬉しいポイントです。

帰りは「ドン・ルイス1世橋」を下層から渡って旧市街へ

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見学の後は酔い覚ましに、旧市街へ戻りながらもうひと歩き。行きはドン・ルイス1世橋の上層を渡ったので、帰りは自動車と歩道が通る下層を渡ります。

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上層のダイナミックな景色とはまた違って、下層はより水辺に近く、鉄骨の工業的な美しさが感じられます。行きと帰りで全く違う景色が味わえるのも、この橋の面白さです。

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橋の上にあるバー「Ponte Pensil」

時間があれば1時間のドウロ川観光クルーズやテラスのあるバーで(橋の上にあるPonte Pencilがいい感じ)休憩するのも良さそう。もちろん、このままディナーに突入するのもOKです。

リベイラ広場の「Terra Nova」で夜景ディナー

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シーフードリゾットは鉄板の美味しさ

ディナーは、リベイラ広場周辺にあるシーフードレストラン「Terra Nova」へ。ドウロ川沿いにはレストランやバーが並び、開放感抜群のテラス席で食事できるのも、このエリアならでは。

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夜になるとさらに活気溢れるリベイラ地区

観光客の多いエリアではあるけれど、そのぶんポルトらしい夜景と活気が存分に味わえます。ライトアップされた川沿いの景色を眺めながら、美味しいシーフードを味わう時間は、2日目を締めくくりにぴったりです。

【3日目】高台の景色とお土産探しで、ポルトを締めくくる

いよいよポルト最終日。この日は、高台から街を眺めたり、気になるお店をのぞいたりしながら、坂の上にあるBaixa(バイシャ)地区を中心にのんびりと過ごします。

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慌ただしく名所を巡るというより、最後までこの街の空気感を味わいながら、お土産探しも楽しむ一日です。

絶景カフェ「My Coffee Porto」でブランチ

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右に見えるのがドン・ルイ1世橋

最終日のスタートは、絶景を眺めながら美味しいコーヒーでスタート。崖の上にある「マイ・コーヒー・ポルト(My Coffee Porto)」は、「ドン・ルイス1世橋」を真横から眺める絶景カフェです。

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店内はとても小さいけれど、外のテラス席からはドウロ川を見渡す圧巻の景色が広がっています。そんなポルトの風景をぼんやり眺めながら、こんな特等席でコーヒーを飲む。最終日らしい、贅沢な朝時間です。

バイシャ(Baixa)地区を歩きながら、定番スポットへ

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ブランチのあとは、バイシャ(Baixa)地区を散策。このあたりは、ポルトらしい歴史ある街並みと観光スポットがほどよく集まっていて、最終日の街歩きにもぴったりのエリアです。

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街のシンボルでもあるクレリゴス教会(Igreja e Torre dos Clérigos)を中心に、レロ書店やカルモ教会周辺へ向かいます。240段もあるクレリゴス教会の塔は、登るのはかなり大変だけれど、頂上ではポルトの街の全景が見渡せる絶景が待っています。体力に余裕があれば、ぜひ。

時間があれば立ち寄りたいスポット

定番スポットが林立するBaixa地区周辺。気になる場所をいくつかピックアップして巡るくらいがちょうどいいかもしれません。

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レロ書店(Livraria Lello)ー 世界で最も美しい書店のひとつともいわれる人気スポット。ハリーポッターの作者がインスピレーションを受けたと言われている、豪華な内装は見応えあり。入場料と整理券が必要です。

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カルモ教会(Igreja do Carmo)ー  東側の外壁を覆う大きなブルーのアズレージョが印象的な教会。内部に入らなくても、外観だけで十分楽しめます。

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対岸にあるガイア地区からの眺め。右奥に見えるのがポルト大聖堂

ポルト大聖堂(Sé do Porto) ー 城砦のような重厚な佇まいが印象的。My Coffee Porto出て、そのまま坂道を登っていくと、目の前に現れます。しっかり見学するのもいいけれど、外観と高台からの眺めだけでも十分かな。

Amorino(アモリーノ)でジェラート休憩

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坂道と石畳の道を長時間歩き続けてきたせいか、最終日には足も体もそろそろ限界。そんな時に嬉しいのが、冷たくて甘いジェラート。一口食べるだけで、歩き疲れた体にじんわりと染み渡ります。

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パリ生まれのジェラート専門店「Amorino(アモリーノ)」があるのは、レロ書店のすぐお隣。書店の長蛇の列を眺めながら味わうジェラートは、観光合間のちょっとしたご褒美。こういう時間ほど、意外と記憶に残るものです。

Fernandes, Mattos & Ca., Lda.でお土産探し

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お土産探しに立ち寄りたいのが、レロ書店近くにある「Fernandes, Mattos & Ca., Lda.」。創業1886年の老舗生地店で、現在はポルトガル製の雑貨を扱うライフスタイルショップとして営業しています。

建物の雰囲気も店内の世界観もとても素敵で、思わず吸い込まれるように入ってしまいました。A Vida Portuguesaがプロデュースしているだけあって、ポルトガルらしい雑貨や暮らしの品がセンスよく並び、お土産探しにもぴったりのお店です。

Cantinho do Avillezで最後の晩餐

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旅の締めくくりは、「Cantinho do Avillez」でディナー。リスボンでもお馴染みのシェフ、José Avillez(ジョゼ・アヴィレス)の店で、モダンにアレンジしたポルトガル料理が気軽に楽しめます。

【ポルト】2泊3日モデルコース|世界遺産とワインの街を巡る旅

ドウロ産のワインにバカリャウ(干し鱈)、タコやエビなどのシーフード料理を合わせれば、それだけで十分にポルトらしい最後の晩餐。旅の余韻に浸りながら、最後の夜を過ごすのにぴったりの一軒です。

ポルト2泊3日モデルコースの締めくくり

もう少し時間があれば、ドウロ川をさらに上ってワイナリーを巡ったり、郊外まで足を延ばしたりもしたかったけれど、今回の2泊3日はひとまずここまで。

【ポルト】2泊3日モデルコース|世界遺産とワインの街を巡る旅

短い滞在だったのに、ポルトで過ごした時間は、不思議なくらい鮮やかに心に残っています。

【ポルト】2泊3日モデルコース|世界遺産とワインの街を巡る旅

ドウロ川沿いに並ぶカラフルな建物、石畳の坂道、歴史ある街並み、そして豊かな食とワイン。気づけばまたすぐに戻りたいと思ってしまう、そんな街です。

ぜひこのモデルコースを参考に、自分だけのポルトの楽しみ方を見つけてみてください。

※各スポットの詳細レビューは、順次公開後にリンクを追加していきます。

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