美味しいカフェがたくさんあるシドニーのサリーヒルズの中で、行列ができるほど評判が高いカフェ「RUSTIC PEARL（ラスティック・パール）」。サリーヒルズ図書館に訪れた際、図書館のすぐ隣にあるここでランチしました。
サリーヒルズのカフェ「RUSTIC PEARL（ラスティック・パール）」
今回訪れた「RUSTIC PEARL（ラスティック・パール）」はサリーヒルズのCROWN ST沿い、SURRY HILLS LIBRARY（サリーヒルズ図書館）の緑地を挟んだ隣にあります。
本当は図書館の斜向かいのパブ「THE CLOCK HOTEL」にしようかとも思いましたが、午後も作業があるし、ランチついでにビールを飲んでしまいそうだったのでカフェにしました。
間口も狭くかなり小ぢんまりしたカフェですが、ランチを外した時間帯でもお客さんがどんどんお店に入って行きます。
ランチの時間帯は外に人が並ぶ人気店です。
最初にカラフェに入ったお水を持って来てくれましたが、蓋代りが丸ごとオレンジでその豪快さが笑えます。
トルコ＆地中海系料理の珍しいメニュー
トルコ/地中海料理がベースなので、見慣れない単語がメニューに並んでいます。初めて知ったのですがヨーグルトはトルコ発祥らしく（諸説あるようですが）、後にブルガリアやギリシャに伝わったそうです。なのでデザートだけでなく、ソースなど料理でヨーグルトがふんだんに使われていました。
BOSPHORUS BENEDICT（$25.00）
RUSTIC PEARLと言えばコレというくらい有名な「BOSPHORUS BENEDICT」というロブスターのベネディクト。
プリッとしたベイ・ロブスターとまろやかな濃厚な卵、アボカド、オランデーズ・ソース、スパイシーなチリとコリアンダーのコンビネーションがとても美味しかった。
見た目も美しくフォトジェニック。でも味は意外にもさっぱりしています。価格はあまり可愛くありませんが、高級食材のロブスターのランチと考えれば丁度良い価格設定なのかなと。
CHAR GRILLED MEDITERRANEAN LAMB WRAP（$17.00）
香ばしいラム肉をたっぷりの野菜で包んだラップサンドは、地中海料理らしくヨーグルトベースのソースと一緒に。
こちらはロブスター・ベネディクトとは違ってかなり濃厚で、すごく食べ応えがありました。私個人的にはこちらの味の方がスパイシーで好みです。
コーヒー占いで有名なトルコ・コーヒーもあるようです。水から煮出して作るコーヒーで、ちょっと粉っぽい不思議な味わいだそうです。今回はトライする勇気は無く、普通にSOYのFLAT WHITEとCAPPUCCINOにしてしまいました。
コーヒー豆はシドニーの有名ロースター、MECCAのものを使用しています。
ほっこり和み系のインテリア
スタイリッシュというよりは、いい意味で肩の力の抜けた和み系のインテリアです。レトロな小物が無造作に並んでいて、何故か「おばあちゃんの家」に来たような不思議なホッコリ感があります。
テーブルにはめ込まれたタイルも可愛いです。
外にもテラス席があって、かなり肌寒い日にもかかわらず席は埋まっていました。オージーって本当に寒さに強くて、窓が空いていて冷たい風がピューピュー入って来ても、Tシャツの人とか普通にいるんですよね。店内が寒過ぎて私はコートが脱げませんでした。
ココのロブスター・ベネディクトはシドニーのベネディクトBEST10などにもよくランクインしています。今回はお腹いっぱいで食べられませんでしたが、隣の人が食べていたデザートも美味しそうでした。カフェ激戦区のSURRY HILLSで行列のできるお店、是非訪れてみてください。