フィンガー・ワーフでモダン中華 CHINA DOLL(チャイナ・ドール)| WOOLLOOMOOLOO

woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ

シドニーのWOOLLOOMOOLOO(ウルムル)にある小さなマリーナ「FINGER WHARF(フィンガー・ワーフ)」は、貨物ドックだった建物にモダンなホテルやレストラン、バーが並ぶ人気グルメスポット。数あるレストランの中でもシドニー有数の人気チャイニーズレストラン「CHINA DOLL(チャイナ・ドール)」でディナーしてきました。

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ハーバーサイドのマリーナ「WOOLLOOMOOLOO(ウルムル)」

woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ

シドニー・シティの東側にあるWOOLLOOMOOLOO(ウルムル)は、ロイヤル・ボタニック・ガーデン南側の大きな公園「DOMAIN(ドメイン)」とPOTTS POINT(ポッツ・ポイント)の高台に挟まれたエリア。低層の住宅が立ち並ぶ間に、パブやカフェが点在しています。ミートパイで有名なHARRY’S CAFE DE WHEELS(ハリーズ)があるのもココです。

ウルムルのアイコン「FINGER WHARF(フィンガー・ワーフ)」

woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ

ウルムルのアシンボル的な存在と言えば、クルーザーが並ぶ小さなマリーナ「FINGER WHARF(フィンガー・ワーフ)」。昔貨物ドックだったという青い柱と白い壁が印象的なこの建物の長さは何と400m以上。世界で一番長い木造埠頭らしいです。

woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ

その建物が今では美しくリノベされ、おしゃれホテル「OVOLO WOOLOOMOOLOO(オヴォロ・ウルムル)」や、マリーナに沿って美味しいと評判のレストランやバーが並ぶグルメ・スポットに。因みに建物の先端はレジデンスがあり、そのペントハウスのオーナーはハリウッド・スターのラッセル・クロウだというのは地元では有名な話です。

ovolo woolloomooloo finger wharf / オヴォロ ウルムル フィンガーワーフ

モダン・チャイニーズ・レストラン「CHINA DOLL(チャイナ・ドール)」

FINGER WHARFには2021年2月現在、5軒のレストランやバーがあり(ホテル内にはさらに1軒)、レストランガイドで上位にランクインするお店ばかり。今回は私達夫婦のシドニー移住4年記念のお祝いということで、チャイニーズ・レストラン「CHINA DOLL(チャイナ・ドール)」をチョイスしました。

woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ

実はこのワーフ、私の定番ランニンングコースなので今まで何度も前を通り過ぎています。夕方になるとライトアップされて活気があり、テラス席でグラスを傾ける人達がとても気持ち良さそうなんですよね。それを横目で見ながら「いつかは訪れたいな」と思いつつチャンスを逃し続け、数年ぶりに悲願達成という感じです(少しオーバーだけど)。

china dool woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ チャイナドール

4年目のお祝いだというのにいつも通りのノープラン。結局当日のお昼に電話で予約しました。人気店ではありますが平日の夜、しかもコロナ禍(シドニーでは多分あまり関係ないけど)ということもあってか無事に予約完了。夜までミーティングがあったので、訪れたのは夕日が沈むギリギリ前の7:30pm。シドニーにはしては遅めのスタートです。

人気メニューを網羅したコースとアラカルト

私達が入店した時は、平日だというのにテラス席はすでにほぼ満席。夏真っ只中の2月だというのに少し肌寒かったので、風がしのげる少し奥まった席で正直助かりました。

china dool woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ チャイナドール

「初めての来店」ということを伝えると人気メニューが全て網羅されている「BANQUET(コースメニュー)1人$69.00」をオススメされましたが、「コースメニューはかなりボリュームがある」という情報をゲットしていたので今回はアラカルトに。一杯目はとりあえず泡で乾杯です。

飲茶でオーダーした豚とホタテのシュウマイの想像以上の大きさにまずびっくり。肉厚のホタテがのった肉汁たっぷりのシュウマイは、とてもジューシーで美味しい!ただかなり大きくて一口で食べられず、しかもカトラリーはお箸のみなので一口サイズに割るのも大変。ナイフとフォークがあったらもう少しキレイに美味しく食べられたのに、という感じです。

china dool woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ チャイナドール
Masterstock Pork Belly w Chilli Caramel & Nam Pla Phrik($38.00)

ふんわりと八角が香る甘辛ソースに絡んだカリカリの豚バラ肉は、このお店の定番人気メニューの1つだそう。カリカリと香ばしい食感はお酒のおつまみとしても完璧だし、甘辛ソースが白ご飯を欲する美味しさ。酸味のあるネギダレが付いていますが、個人的にはそのままで十分美味しかったです。

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Penang Curry of Slow Braised Wagyu Beef Shin($40.00)

お箸でスッと切れるほどトロトロに煮込まれた、こちらも人気の「和牛のペナンカレー」。ピリッとした辛さの中にも、コクとスパイスが織りなす複雑な深みが後引く美味しさです。以前バランガルーのBILLU’Sで食べたカレーに味が似ている気が。「何故にペナン?」と思ったらペナン島ってカレーで有名だそうです。知りませんでした。

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アラカルトはシェアプレート形式なので、一品ごとのポーションが多め。カレーは何とか完食しましたが、ボリュームがあり過ぎて残念ながら途中でギブアップ。ポークベリーはお持ち帰りし、次の日のランチに白ご飯に掛けて贅沢な豚バラ丼になりました。

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オーダーした料理はどれもとても美味しくて大満足!よくよく考えたら今回オーダーした飲茶以外の料理は2品共コースメニューに組み込まれたものなので、だったらコースメニューにすれば良かったんじゃね?という気がしなくもないかな。私的には次の日のランチもゲットできたのでラッキーでしたが、初めての訪問でお腹ペコペコだったら間違いなくコースがオススメです。

マリーナとシティの夜景を眺めながらディナー

woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ

最寄駅の「KINGS CROSS(キングス・クロス)」からは徒歩10分ですが、シティからも車で10分程度、311番のバスに乗れば近くにバス停があります。観光地のMRS.MACQUARIES POINTやボタニックガーデン、ABCプールからも歩いてすぐです。

小さなマリーナなので「ダイナミックな海の開放感を味わう」という感じではありませんが、独特の細長い形状と、ワーフの向こうに見えるボタニック・ガーデンの緑や、その向こうに広がるシティの夜景がとてもいい感じ。都会と自然のバランスがちょうどいいですね。

woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ

食後はマリーナに停泊している船を眺めながら埠頭をお散歩するのもいいし、近くのパブやバーを巡ったり、階段を登ってPOTTS POINTまで行けば更に素敵なお店がたくさんあります。今回のようにがっつりディナーもいいけれど、飲茶メニューも充実なので、お酒を飲みつつ飲茶をつまみシティに沈む夕日を眺める‥‥なんて使い方を今度しようと思ってます。

woolloomooloo finger wharf / ウルムル フィンガーワーフ

取り敢えず行きたいお店リストの1つが達成です。他にもオススメのレストランが林立しているので、違うお店のレポートはまた今度改めて。

CHINA DOLL

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