老舗オーガニック・ワイナリー MACQUARIEDALE(マッコーリーデール)| HUNTER VALLEY

シドニーから車で2時間というアクセスの抜群のワイナリーの街「HUNTER VALLEY(ハンター・バレー)」。大小150以上のワインが軒を連ねる中から「オーガニック」に特化したワイナリー巡りをしてみるのはいかがでしょうか?今回はハンター・バレー最古のオーガニック・ワイナリーであるMACQUARIEDALE(マッコーリーデール)をご紹介します。

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老舗オーガニック・ワイナリー「MACQUARIEDALE(マッコーリーデール)」

先日ご紹介したバイオダイナミックのワイナリー「KRINKLEWOOD(クリンクルウッド)」と同じ日に訪れたこちらのMACQUARIEDALE(マッコーリーデール)は、ハンター・バレーで初めてオーガニック・バイオダイナミック認定を受けたワイナリーです。

もともと科学技術者だったオーナーが化学物質の毒性や体に与える影響を懸念して、シドニーからハンター・バレーに移住。1998年に自然酵母を使ったオーガニック・ワイナリーを始めました。

現在では15haの広大な敷地でワイン用の6種類の葡萄だけではなくオリーブや野菜、果物などを育てていて、オリーブオイルやジャムなども購入できます。

丘の上にある最高のロケーション

ワイナリーに訪れてまず驚くのはこの景色。高台にあるセラー・ドアからは、ハンター・バレーの素晴らしいロケーションが見渡せます。

そして丘の上に建つこちらのセラー・ドア(試飲直売所)も、スタッコ調のピンクの壁が印象的な可愛らしい建物です。この日はちょっと寒かったのですが、まるで地中海に来たような爽やかなイメージが何ともフォトジェニックです。

大規模なワイナリーも良いですが、こういう小規模なブティック・ワイナリーは建物や庭園などその佇まいにワイナリー独自の個性が感じられるので、毎回訪れるのが楽しみです。

個性的な味わいのこだわりのワイン

伝統的な製法で作られたスパークリングのEMMA’S BUBBLES、赤のTHOMAS SHIRAZやMATHEW MERLOTには彼のお子さん達の名前が付けられています。全体的に軽めで赤でもすっきりしたワインが多いハンター・バレーの中でも、どれも個性的で美味しいかったです。今回はEMMA’S BUBBLESとTHOMAS SHIRAZをゲット。

またここではデザートワインが3種類も用意されていますが、どれも濃厚で個性的な味わいが甲乙付け難かったです。オーナーのROSSさんが仰る通り、寒い日に暖炉の前で飲みたいものばかりです(残念ながら家に暖炉はありませんが)。最終的にはCHARDONNAYブレンドの貴腐ワイン「SOLERO WHITE LIQUEUR」をゲットしました。デザートワインは飲みやすく美味しいのでついつい飲み過ぎてしまうのですが、アルコール度数はちょっと高めなので注意です。

オーナーから直接話を聞けるアットホームなワイナリー

ラッキーなことにこの時お客さんは私達だけだったので、ワインに対して幅広い知識を持つオーナーのROSSさんから色々ワインのお話が聞けました。こういう生のワイン情報をゲットできるのがワイナリーを訪問する醍醐味でもあります。

以前は日本にあるオーストラリア・レストランにワインを卸していたこともあるみたいで、ROSSさんも15年以上前に東京に訪れたこともあるそうです。残念ながら現在は地元のレストランとボトルショップに販売するだけで手いっぱいで輸出はしていませんが、また日本でここの美味しいワインがいただける機会があるといいですね。

化学肥料使わない畑で栽培されたオーガニックな葡萄、更に自然のサイクルやパワーを考慮して生産されるするバイオダイナミック・ワイン。直接生産者からワインへのこだわりを聞きながらワインを選べる貴重な場所がワイナリーです。

家族経営のアットホームな老舗ワイナリー「MACQUARIEDALE」、すごくオススメです。

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MACQUARIEDALE

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