グレートバリアリーフ南端でダイビング LADY MUSGRAVE ISLAND(レディ・マスグレイブ島)| 1770

ブリスベンから車で5時間の1770(SEVENTEEN SEVENTY / セブンティーン・セブンティ)。グレートバリアリーフの最南端と言われるその街から船で行ける「LADY MUSGRAVE ISLAND(レディ・マスグレイブ島)」でシュノーケリングを楽しみました。

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クイーンズランドにある小さな街「SEVENTEEN SEVENTY(セブンティーン・セブンティ)」

SEVENTEEN SEVENTY(セブンティーン・セブンティ)はブリスベンから車で5時間ほど北にある美しいサンゴ礁に囲まれた小さな海辺のリゾート。その不思議な地名は1770年5月にジェームズ・クック船長と乗組員がオーストラリアに2度目(クイーンズランドでは初めて)の上陸を果たしたことから付けられているそう(1度目はシドニーのBotany Bay)。

1770 / セブンティーン・セブンティ

街は元々ROUND HILLという普通の名前だったそうですが、1970年にクック訪問の200周年を記念して今の「1770 / SEVENTEEN SEVENTY(セブンティーン・セブンティ)」に変更されました。簡略化して街なの自体を「1770」と数字にしてしまうのが、いかにもオーストラリアらしくて笑えます。

グレートバリアリーフの最南端

世界自然遺産にも登録されている世界最大の珊瑚礁地帯であるグレートバリアリーフ。今回訪れたレディ・マスグレイブ島はグレートバリアリーフの最南端にある島だそう。以前ケアンズのグレートバリアリーフでダイビングをしましたが、まさかこんなところまで珊瑚礁が広がっているとは!その名の通りまさに大珊瑚礁地帯ですね。

1770 / セブンティーン・セブンティ

1770 REEF」というエコ・ツアーのボートに乗り7:30にマリーナを出発。2時間ほど経つと水平線の向こうに島が見えて来ました。それがレディ・マスグレイブ島です。レディ・マスグレイブ島は周りを約8kmの珊瑚礁に囲まれていて、この珊瑚のラグーン内に船が入れる唯一の島だそうです。

LADY MUSGRAVE ISLAND(レディ・マスグレイブ島)

ラグーン内で一先ず船は停泊。底がガラスになったグラスボトムボートに乗り換えレディ・マスグレーブ島に上陸しました。ベテランの操縦士さんが慣れた手つきで右に行ったり左に行ったり、エンジンを止めたりしながら珊瑚礁を避けて進んでいきます。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

グラスボートは船の底が透明なので、下の珊瑚礁や魚がよく見えます。ただあまりにもギリギリなので、船底を擦らないかとヒヤヒヤしてしまいます。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

レディ・マスグレイブ島に着くとガイドさんによるアイランド・ウォーク・ツアーがスタート。ガイドさんと島周辺を歩きながら島の歴史などを説明してもらいますが、とにかく鳥の多さには私はビックリです。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

ガイドさんの説明中も鳥達が人の間をすごいスピードで飛び抜けていきます。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

木という木にビッシリと鳥の巣があって、見ているだけでも鳥肌が。ガイドさんはじっくり説明してくれますが、心の中で「早くして〜」と祈っていました。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

森を抜けて島の反対側のビーチに出ると、海や空の美しさに言葉も出ません。全方向、どこを切り取っても美しすぎます。今回ボート移動だったのでiPhoneのみの撮影ですが、一眼レフで写真に納めたいところです。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

また11月〜1月のこの時期は亀が産卵のために上陸するそうで、所々に穴が掘られていました。ただ珊瑚礁でできた島なので、普通の砂よりかなり固く、掘るのは大変だそうです。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

美しいサンゴ礁を眺めながらシュノーケリング

アイランドツアーが終わってから船内でランチを食べ、いよいよマスクを付けてシュノーケリングがスタートです。私は少しダイブしたかったので水着のまま泳ぎましたが、ライフジャケットやヌードル(細長い浮き輪)も貸してくれます。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

船の上から海亀をたくさん確認できましたが、残念ながら水の中では遭遇できず。今回は流れが強いそうでいつもより水は濁っていたようですが、鮮やかな色の熱帯魚やテーブル珊瑚、大脳珊瑚などカラフルで様々な珊瑚礁が見れました。さらに水が綺麗な時に、今度はスキューバダイビングに訪れたいです。

一度は訪れたいグレートバリアリーフ

シドニーにもビーチが多いので東京に住んでいた時よりも頻繁に海に入る機会は多いですが、やっぱり水中に潜って珊瑚を見たり魚と戯れるという経験は格別です。

1770 / セブンティーン・セブンティ
Lady Musgrave Island / レディ・マスグレイブ島

現在、気候変動、公害や漁業による人為的災害によって珊瑚礁などの生態系が脅かされていますが、野生生物と自然の美しさが共存しているのはオーストラリアの魅力の1つ。いつまでもその美しさを保てるように私達も協力していきながら、この自然の美しさをエンジョイしていきたいですね。

1770 REEF / GREAT BARRIER REEF ECO TOURS

1770 Marina, 535 Captain Cook Dr, Seventeen Seventy QLD 4677

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コメント一覧 (2件)

  • はじめまして、レディマスグレーブ島の情報がない中、やっと見つけました。今年の3月にブリスベンから車で
    行く予定です。家族4人での8度目のオーストラリア旅行です。1770の町に3泊し、一日をレディマスグレーブ島の
    ツアーに参加しようと考えていますが、どのツアーがお勧めかわかれば教えてほしいです。ぜひ、よろしくお願いします。
    2月下旬にブリスベン入りして9日間と短い期間ですが今年はグレートバリアリーフ最南端をメインに旅行する予定です。

    • 初めまして。レディマスグレイブ島について私は全く前情報無しで訪れたんですが、想像以上の空と海の綺麗さに感動しました。ツアー会社は色々あるようですが、私達は記事にも記載している1770 Reefという会社の7:30〜18:30までの1日ツアーを申し込みました(ご飯やスナック、おやつも出ます)。
      http://www.1770reef.com.au/day-tours/
      船に乗るのでカメラを持って行くのは抵抗あるかもしれませんが、今思うともっと写真を撮っておきたかったと後悔しています。go proなど防水カメラを持って来ている人も多かったので、私は次回行くことがあれば防水ケースに入れて持って行きたいくらいです。私はできませんでしたが、亀と一緒に泳ぐことができるといいですね。楽しんで来てください!

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