NSW州立美術館で「ANDY WARHOL(アンディ・ウォーホル)展」 | CBD

シドニーにあるROYAL BOTANIC GARDEN(ロイヤル・ボタニック・ガーデン)の手前にあるART GALLERY OF NEW SOUTH WALES(ニューサウスウェールズ州立美術館)。そこで行われていたアンディ・ウォーホルの展覧会「ADMAN:: WARHOL BEFORE POP(アドマン:ウォーホル・ビフォー・ポップ」展を観に初めて訪れました。

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ポップ・アーティスト以前のANDY WARHOL

今回訪れた「ADMAN:: WARHOL BEFORE POP」は、20世紀で最も影響力のあるアーティストの1人と言われているANDY WARHOL(アンディ・ウォーホル)がポップアーティストとして名を馳せる前、早期の作品にフォーカスした展覧会でした。

1950年代に「GLAMOUR」や「VOGUE」など数々の雑誌でコマーシャルイラストレーター(タイトル通りADMAN=広告マン)として活躍していたウォーホルは、特に彼の靴の広告デザインは素晴らしく、当時、新聞広告部門でアート・ディレクターズ・クラブ・メダルを受賞しています。

こちらは当時のウィンドウディスプレイです。靴だけはなく香水、宝石、バッグなど女性だったらウキウキするようなデザインのものが溢れ、展示方法も薄いピンクやパープルなどを基調にしたソフトでシックな感じ。フレームの配置などは実際にインテリアでフォトフレームのレイアウトの参考にできそうです。

有名なあのMARILYN MONROEのシルクスクリーンを彷彿とさせるカラフルな作品の数々が並んでいます。彼の今後の作品に見られるアイコニックの片鱗がところどころに垣間見えます。

コマーシャルアーティストとして成功したウォーホルですが、その後はご存知の通りポップアートというジャンルでアーティストに転向します。ポップアート時代のウォーホルについては既知の通りなので触れずにおきますが、それ以前の彼の作品達を見ると細かい体のパーツや友人達のスケッチ、新聞や雑誌広告など印刷されたものの正確な描写、さらにその上に色を重ねたりなど試行錯誤しながら、パッションのおもむくままに描きまくっている様子が伺えます。

それにしてもこの屏風、可愛すぎますね。

写真がメインの広告業界の中で、独自のペンの質感で描かれた作品は重宝されたはずですし、温かみがあって可愛らしい独特のタッチが私は結構好きでした。

ミュージアム・ショップもウォーホル・グッズが満載

ミュージアムショップでは「WHERE’S WALLY?」ならぬ「WHERE’S WARHOL?」が売っていました。カワイイけど絶対に何度も見返さないよな…と思い、購入は断念しました。皆さんは見付けられますか?

ART GALLERY OF NEW SOUTH WALES(NSW州立美術館)

美術館はとても広く、ウォーホル展(大人/$18.00)以外にも無料で観られる常設展がたくさんあります。荘厳な建物だけでも一見の価値がある、私のオススメの美術館の一つです。

見晴らしの良いカフェ素敵なレストランも併設していて、どちらもかなりオススメです。

*NSW州立美術館についてはLINEトラベルに詳しく掲載しているので、是非チェックして見てください。

ART GALLERY OF NEW SOUTH WALES

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