シドニーに訪れたら必ず食べたい「Sydney Rock Oyster（シドニー・ロック・オイスター）」。オイスター大好きな私が通う「Morrison’s Oyster Bar & Grill（モリソンズ・オイスターバー＆グリル）」は、毎週水曜日にお手軽に（安く）新鮮な生牡蠣が食べられるオイスターバーです。
オーストラリアの定番フード「シドニー・ロック・オイスター」
海に囲まれたオーストラリアでは、種類豊富で新鮮なシーフードがマーケットやスーパーに並びます。その中でもメジャーな存在のオイスター（牡蠣）は、レストランやバーなど、お酒を出すお店ではいわば「定番のスターター」です。
実は好きなものベストテンに常に上位ランクインするほど、オイスターは私の大好物。日本で新鮮な生牡蠣が食べられる機会があまり無かったせいもあり、シドニーでフレッシュな魚介が食べられそうなお店に訪れると必ずオーダーしてしまいます。
シドニーCBDにあるオイスターバー「モリソンズ」
今回訪れたオイスター・バー「Morrison’s Oyster Bar & Grill（モリソンズ・オイスターバー＆グリル）」があるのは、シドニーCBDのGeroge Street沿い、Circular Quay（サーキュラー・キー）とWynyard（ウィンヤード）駅の間。
初めて旅行でシドニーに訪れた際、「美味しいお店」として教えてもらったのが実は最初の訪問。活気と賑わいのある中に少しムーディな雰囲気もあって、美味しいオイスターをつまみながら気軽に飲めるお気に入りのお店です。
水曜夜は手頃に安くオイスターが楽しめる「OYSTER HOUR」
THE MORRISON BARでは毎週水曜日の6:00～7:00pmの間に「OYSTER HOUR」を開催していて、何とシドニー・ロック・オイスターが1個$1.50で楽しめます。昔$1.00だったのを数年前に値上げしたそうですが‥‥それにしても安い！
更に毎日5:00～7:00pmはHappy Hourも開催中で、何と$6.00でビールやワイン（銘柄は選べず白、赤、ロゼ、泡）が楽しめてしまう‥‥ということで、ハッピー＆オイスター・アワーを狙い撃ちしての5:30pmから訪問です。
新鮮なシーフードはワインが進む美味しさ
オイスター・アワーは6:00pm～ということで、まずはスパークリングとビール、ホタテのカルパッチョをオーダー。爽やかなライムの酸味とピリ辛の薄切りハラペーニョに食欲をそそり、空腹を刺激されてオイスター・アワーまでの残り30分が待てない‥‥って普通にオーダーすればいいんだけど。
いよいよ6:00pmになったのでシドニー・ロック・オイスターdozen（12個）をすぐさまオーダー。店員さんに「本当に足りるの？24個にしておけば？」と言われた通り、しばらく経ってからやっぱりdozenをオーダーすることに。
シドニー・ロック・オイスターは小ぶりな身で、香りが強く濃厚な味が特徴です。オイスター・アワー用の牡蠣は通常と異なり産地の指定はできませんが、新鮮なオイスター特有のプルプルの身のつるんとした舌触りと、口いっぱいに広がる旨味でフォークを持つ手が止まりません。
適度な塩気もあるのでスパークリングや白にすごく合う。「オイスターだったらMuscadet」というワインの定説も習ったけど、ハッピーアワーなので選択肢は少なく今回はSauvignon Blancをチョイス。うん、普通に美味しい。
オイスターが美味しいからワインが進むのか、ワインが美味しいからオイスターが進むのか‥‥もはやどちらかわからないけれど、結局24個のオイスターを2人で完食。多分あと12個は行けただろうな。
ハッピーアワー狙いなのか、7時過ぎると早めに切り上げて行くお客さんが多いので、まだ7時過ぎなのにほぼ満席だった店内は比較的静か。コロナ前はビジネス街ということもあって会社帰りのビジネスマンなどで9時過ぎても満員の大繁盛でしたが、さすがに今はWFHが推奨されているのでお客さんは少なめなのかも。
オイスターなどのシーフードをはじめ、ポークチョップやサーロインステーキなどガッツリ系のメニューも充実しています。気軽に入れるカジュアルな中にも適度な高級感もあって、ちょっと飲みながらつまみたい時や、ディナー前の軽めの一杯、「美味しいオイスターをリーズナブルに楽しみたい時」にオススメのお店です。