フォトジェニックな庭園 PADDINGTON RESERVOIR GARDENS(パディントン・レザボア・ガーデンズ) | PADDINGTON

ロイヤル・ボタニック・ガーデンのような広大な公園があるシドニーで、特に異彩を放つのが「PADDINGTON RESERVOIR GARDENS(パディントン・レザボア・ガーデンズ)」。オシャレ・タウン「PADDINGTON(パディントン)」にあるインダストリアルな廃墟感漂うフォトジェニックな公園です。

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PADDINGTON RESERVOIR GARDENS(パディントン・レザボア・ガーデンズ)

アーティストやデザイナーが集うと言われているカルチャーの中心的な街「パディントン」。オシャレなカフェやレストラン、ショップなどが点在していて、オックスフォード・ストリート沿いのスウェデュッシュ・カフェでランチをした後、近くにあるPADDINGTON RESERVOIR GARDENS(パディントン・レザボア・ガーデンズ)を散策しました。

RESERVOIR GARDENSは1800年代、元々は貯水池だった場所で、水の供給が中止された後、ガレージやガソリンスタンドなどを経て今の形になりました。2009年にAUSTRALIAN AWARD FOR URBAN DESIGN(オーストラリア現代デザイン賞)を受賞し、今では州遺産に登録されている公園です。

シティからバスに乗って約10分。PADDINGTON TOWN HALLの停留所を降りると目の前にあります。サンクンガーデン(地下庭園)になっているので、OXFORD STREETからはそこまで庭園の全貌は見えませんが、中を覗くと想像以上の空間が広がっています。

新旧入り混じるタイムスリップしたような不思議な空間

地上部分は芝生のオープンスペースで、明るくとても気持ちがいい空間が広がっています。ベンチやチェアが置いてあるので、シートを敷いてランチを食べている赤ちゃん連れの人達や、本を読んでいる人達がいました。天気の良い日はのんびりピクニックにもいいですね。

元々貯水池ということもあり、地下部分はここでしか見られない独特な雰囲気が広がっています。

レンガ積みのアーチや鋳鉄の梁、木製の列柱やコンクリートや鉄などで造られた階段や回廊など、新しいものと古いもの、異素材が不思議に調和しています。

可能な限り復元してあるので、まるでタイムスリップしたかのようなノスタルジックな地下空間です。

地下にもベンチが所々に置いてあり、座って休憩する場所が沢山ありました。ちょうどお昼休みなので、座って読書をしている人や、お喋りしている学生さんもいます。

撮影も行われるフォトジェニックな空間

現代と古代が融合しているような不思議でフォトジェニックな空間なので、ファッションウィークの会場になったり、ファッションやウェディング撮影なども行われています。

廃墟感満載のイベントスペース「EAST CHAMBER(イースト・チャンバー)」

地上レベルの芝生エリアの下には、通常は閉鎖されている「EAST CHAMBER」という広い空間があります。

元々貯水槽があった場所なので薄暗く若干怖い感じもありますが、定期的に映画の上映やアートエキシビションなど様々なイベントが行われているイベントスペースです。

因みにこちらはPHOTO FESTIVAが行われていた際の写真。広大なインダストリアルな空間で、メッセージ性の強い作品が引き立ちます。

庭園内はもちろん入場無料で、フリーwi-fiもあります。OXFORD STREET沿いなのでシティからアクセスもしやすく、都会にありながら静かでリラックスするには最適な場所です。パディントン散策に疲れたら、ここで一休みもいいですね。

PADDINGTON RESERVOIR GARDEN

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